2010年F1第2戦 オーストラリアGP

 今年もいよいよF1のシーズンがやってきました!と言っても、開幕戦バーレーンGPが行われたのはもう2週間も前のこと。そのバーレーンのレースは出張中でじっくり見られなかったのですが、先週末に行われた第2戦オーストラリアGPは地上波TV観戦することができました。ということで、今シーズンもできる限り勝手な観戦記を書いていきたいと思います。

 さて、今回のレース。フェラーリのフェリペ・マッサがレース後のコメントとして「もう退屈なレースだなんて言わせない」と言ってましたが、確かに今回のレースは、トップドライバー同士による非常にレベルの高いバトルが終始楽しめたレースでした。それは単に天候のおかげだけではないような気がします。

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カテゴリー: F1

伍市

 週末の金曜日、いつもの飲み仲間からいつもの新小岩に招集がかかりました。最近は定番コースが決まっていて、あまり新規開拓をしていないのですが、この日は新しいお店を求めて新小岩駅の南口をさまよいました。本当は「良さげな餃子屋があった」という情報を元にして、そのお店を探していたのですが、結局見つからず。ルミエール商店街の端っこまで来てしまいました。さて困ったぞ・・・。
 と、途方に暮れる我々の目に飛び込んできた一軒のお店。どうもこれは怪しい、何か匂うぞ、ということで暖簾の奥を覗いてみたら、これはきっと我々好みな居酒屋に違いないと言うことで、即断即決。いや、本当は私は常連だらけの居心地の悪い店ではないか?と躊躇したのですが、班長さんはかまわず突撃していきます。

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 店頭は結構賑やか。いろいろなメニューが並んでいます。暖簾と提灯には”にこみ”と書いてあるとおり、煮込みがメイン料理のようですが、串や刺身などなど、お酒に合いそうな料理がいろいろ食べられそうです。

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 鰺、鰹、ホタテのお刺身を頼んでみました。新鮮でかなり美味いです。量はあまりありませんが、その代わり安いのです。多分これで1,000円もしなかったはず。かなりお得です。

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 そして私がこのお店を大好きになった理由がこれ。モツ刺し四点盛り。これがまた安い。これ一皿で500円しません。レバーも超美味い。いわゆるレバー臭さはなく、上品すぎて私にはちょっと物足りないほど。特製の酢醤油と、特性の塩入り胡麻油の二つのたれを出してくれて、二度楽しめます。

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 でも今回の一番のヒットはこのカツ煮。柳川用のお皿で熱々グツグツのまま出てきます。ご飯が欲しくなるくらい美味い。カツはいつどこでどうやって食べても美味しいです。もちろんお酒にも良く合います。

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 そのお酒は、生ビールに始まり、チューハイ、ハイボールときて日本酒へ。八海山のしぼりたて原酒「越後で候」というお酒を頂きました。芳醇でまろやかでしかしキレのある味わい。後味も良くて料理を食べつつ飲むのに適しています。美味い刺身と共にとても美味しく飲めました。

 お店はあまり広くなく、しかし一人でやってくる人も含めて常連さんらしき人々ですぐに一杯になりました。みんなテレビをじっと見入ったりしています。店主らしきおじさんも親切で雰囲気良好。久々にイイお店を見つけました。駅から遠いのがあれですが、これなら歩く価値はあります。

 ↓場所はこのあたりです。

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  伍市
  東京都葛飾区新小岩1丁目56−2
  03-3655-4451
  営業時間、定休日等不明

夏タイヤに交換

 桜も咲いてきたと言うことで、306のタイヤをスタッドレスから夏タイヤに交換しました。あまりスキーに行かなかったこともあって、今シーズンのスタッドレスでの走行距離は約1,500kmほど。現在使用中のBRIDGESTONE REVO2はこれで3シーズンが経過したことになります。しかし総走行距離は約6,000km程度。残り溝はとりあえず問題ありません。
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 夏タイヤの方はと言うと、5シーズン目に突入するMICHELIN ENERGY 3Aです。こちらも走行距離はたいしたことなくて2万キロも行っていません。なのでやはり溝は大丈夫なのですが、そろそろ気になってくるお歳頃。今のところ見た目にもひびなどは入ってないのでもう少し使えるでしょう。
 それにしても、今まではスタッドレスから夏タイヤに交換すると(その逆の場合でも)乗り心地やハンドリングが激変するのを感じたものですが、何故か今回はほとんど差を感じないのはどうしたことでしょう? REVO2世代になるとスタッドレスのドライ性能もとても進化しているのは確かですが、最初からこんなだったかな?というか、E3Aのほうがダメになってきたのか?あるいは乗り手の退化なのか?
 ちなみに306自体は大変快調です。車内の妖精が激増していますが(さすがに私でもうるさいと感じるほど…)、相変わらずよく走りますし燃費も悪くありません。今年はもうすぐいよいよ満十年を迎えますが、まだまだ乗り続けられそうです。

桜開花

 東京で桜が開花したと発表されたのは22日のことだそうですが、その後雨の日が続き気温も上がらなかったためか、私の生活圏内で見る桜はまだまだ蕾のままのものが多いようです。

 特に家から近い大横川の桜はまだほとんど咲いていません。暖かい日が数日続けば一気に開くのかも知れません。今日は良い天気でしたが気温は低め。明日は更に寒くなって雨も降るようです。見頃は次の週末あたりでしょうか。天気が良くなると良いのですが。

 でもせっかちなので、とりあえず蕾でもいいやということで、散歩がてら写真を撮ってきました。カメラはK-7。レンズはFA31mm F1.8AL Limited一本勝負です。RAW撮りしてPDCU4で現像しています。写真はFlickrにアップロードしてリンクを貼ってあります。

IMGP1264
K-7, FA31mm, 絞り優先, 1/400sec, F4.0, 分割測光, ISO100, +0.7EV, WB:太陽光

IMGP1267
K-7, FA31mm, 絞り優先, 1/800sec, F1.8, 分割測光, ISO100, WB:太陽光, カスタムイメージ:ほのか

IMGP1279
K-7, FA31mm, 絞り優先, 1/2000sec, F1.8, 分割測光, ISO100, +0.7EV, WB:太陽光

IMGP1281
K-7, FA31mm, 絞り優先, 1/1600sec, F1.8, 分割測光, ISO100, +0.7EV, WB:太陽光

 カスタムイメージの”ほのか”を使ってみましたが、もともと淡い色合いの桜の花には良く合いそうです。でもあまり多用するとしつこいのでほどほどにしておきました。明るいレンズを使うのが面白くて、やたらに解放で撮ってしまいましたが、ちょっと失敗。ちゃんとボケ具合はコントロールした方が良いようです。それに、枝とか線状のものが多いせいかボカしてもなんかイマイチ。レンズの特性のせいかもしれないけど。

 ちなみにこの大横川は桜の名所になりつつあり、最盛期には陸上と水上にたくさんの人で賑わいます。また、とある一角は夜間にも照明がされて夜桜も綺麗に見られます。ご近所の方はぜひお越しください(^^;

 場所は↓この辺です。

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ニセコ2010(3日目)

 最終日となる日曜日の朝は風の音とともに目覚めました。うすうす知ってはいたのですが、やはり嵐がやってきたようです。窓に打ち付けるみぞれと風の音が激しく、外を覗いてみれば大きな木がしなるほど揺れています。これはダメだ…

《誰もいないゲレンデ。写真ではわかりませんが猛烈な風が吹いています》

 とりあえず朝食を食べて作戦会議。リフト運行時間になっても見える範囲のリフトは動く気配がなく、そのうちファミリーペアだけが動いているとの情報が入ってきました。これはまるで3年前と同じ状況です。帰宅日だしなんとなく「もう今回はこれで終了かな」という雰囲気が漂い、温泉でも入ってゆっくりしていようと思ったのですが、色々協議した結果、やっぱりそれでも滑りに行くことになりました。

 あわてて着替えて荷造りしてチェックアウト。さすがに回数券でいいだろうということで、とりあえず5回券を買おうとしたら、「今日はリフトがものすごく混んでますよ。5回も買って大丈夫ですか?」というリフト券売り場のお姉さん言葉に怯み2回券を購入。

《ファミリーペアリフトへの長蛇の列。こんなの見たことありません》

 ファミリーコースはホテルから見てゲレンデの反対側。風が吹き荒れる中、スキーを担いで駐車場を横切り、ファミリーペアリフトの乗り場近くまでたどり着いてみると… 見たこともないような長蛇の列ができていました。その長さはゲレンデの1/5か1/4ほどに達しそうな勢い。

 リフト券売り場のお姉さんの言うことは正しかった! これでは5回券はなかなか使い切れません。が、待ち時間は思ったほどでもなく20分ほどでリフトに乗れました。と言ってもコースは激混み、リフト待ち行列のせいでコース長も短縮され、雪は水分を含んで滑りません。そもそもが超緩斜面。何も良いことがないはず。

 それでも今日は今年のニセコの〆、そして恐らく今シーズンの〆と思うと、名残惜しくて結局もう1回券買い足して、合計3本ほど滑って終了しました。友人たちは帰ろうとした頃にちょうど動き始めた他のリフトに乗って更にもう1本滑っていましたけど、私は気分的にしっかり締めてしまったのでぐっと我慢。今シーズンはこれで終わりです。

《今回の旅では数え切れないくらい乾杯しました》

《北海道に来たらやはりジンギスカンを食べずには帰れません》

 スキーを終了したあとは、着替える前にジンギスカンを食べに行きました。宿泊したホテルのすぐ横に、ゲレンデ直結の「ようてい」と言う名のジンギスカンレストランがありました。前日からこの日のお昼に行こうと決めていたお店。入ってみると想像以上に小さく、テーブルは5つだけ。我々が入ったらほぼ満席になりました。

 スキーも終了しあとは帰るだけとあって、大ジョッキで盛大に乾杯。いや、昨日も多めに飲みましたが、今回はもっと飲みました。そして美味しいジンギスカンもたっぷり頂きました。これで思い残すことはありません。


《かなりベタですが北海道と言えばこれも外せません》

 嵐が激しくなったニセコを後にして、バスで一路千歳空港へ。空港に着く頃にはニセコの吹雪がウソのように穏やかな天候。東京地方のほうがよほど荒れていたらしく、飛行機のダイヤはやや乱れていたようですが、千歳空港の発着自体には大きな問題はなさそう。
 今回は空港でゆっくりする時間がなかったので、慌ててウニいくら丼を食べて、お土産を買って急いでゲートへ。しかし乗るはずの飛行機は、最終点検中に翼に鳥が衝突しているのが見つかったため部品交換をするとのことで大幅に遅れ、結局羽田に到着したのは2時間遅れとなりました。翌日が休みで良かった。

 今シーズンは色々あって、スキーに出かけたのは3回だけ。滑走日数では7日間ほど。いつになく少ないシーズンとなりましたが、それでも泊まりを中心に結構充実していたと思います。これから歳取っても長く続けて行くには、あまり無理をせずに、こういうまったりしたシーズンもいいかも。量より質ってことで。
 そして、できればシーズンに1回くらいは海外にも行きたいものです。いや2年に1かいでもいいけど。また来シーズンも楽しみです (^^; よろしくお願いします>スキーヤーの皆さん。 

ニセコ2010(2日目)

 2日目は朝7時過ぎに起床。久しぶりの熟睡で体調は完全に復活した感じ。ホテルで朝食バイキングを食べた後、早速ゲレンデに繰り出します。天候は昨日よりも悪化しておりどんよりとした曇り空。羊蹄山もアンヌプリの山頂方面も麓からは見えません。が、風が吹くわけでもなく暑くもなく、寒くもなくコンディションはそこそこ。おまけに昨夜からの雪がうっすら積もっているようです。

《山頂まであと少し。かなりガスっています》

 とりあえずゴンドラに乗ってみましたが、中腹は深いガスが出ており視界がほとんどない状態。山頂方面は風も少しあります。少量とは言え雪が降ったし朝一番のコンディションは良いに違いないと、昨日断念した粉雪コースへ試しに向かってみたのですが、どっちに向かってコースが延びているのか手探りでゆっくり進むような状態では、厳しい不整地などもってのほか。入り口から下を覗いても全く斜面が見えないので、今日も諦めることにしました。

《中腹付近はこんな状態。どっちに滑っていけばいいのかわかりません》

 と言うことで目先を変えて、何となく花園方面へ行ってみようと言うことになりました。ゴンドラ終点から更にリフトを乗り継ぎ、連絡コースを経由して花園ゲレンデへ。視界の悪さは相変わらずですが、こちらは人が少なくて幅が広くてとっても滑りやすいコースです。巨大なキッカーを備えたパークもあったりして、何となくヒラフ方面とは違った雰囲気。

 途中、ボランティアのコースガイドさんに色々親切に説明やアドバイスを受けたりしたこともあって、今日はしばらく花園で遊んでみようと言うことに。と、その前にちょっとトイレに行きたくなったので、とりあえずは麓のレストハウスへ行って小休憩をとりました。いや、ただのトイレ休憩のはずだったのですが…

《4リットル入りのタワーサーバー。周囲から注目されまくり》

 何故か気がついたら生ビールのタワーサーバーが目の前に。「ついでなのでちょっと一杯飲もうか」と友人が買い出しに行ったら、なぜかこんなものを発注してしまったそうです。「だって注文しない理由がなかったから」というのが彼ら彼女らの弁。そりゃそうだ、と納得してしまう自分がいました。

《ということで、乾杯!》

 時間はまだお昼前。HANAZONO308と名付けられたレストハウスは、まるで外国のスキー場のような雰囲気。事実ヒラフよりも外国人が圧倒的に多いようです。まばらな周囲の外人客らの視線を集め、写真を撮られつつ、バカな我々は乾杯!もうこうなったら仕方ありません(何がだ?)

《ヘルメット増加中。写真は4つですが今回の参加者5人全員ヘルメット装着者に》

 結局ここで買い物もしたりして、思いがけず長居をすることになり、ついでに早めの昼ご飯も食べてしまいました。メニューも何となく海外風。値段が高いなぁと思ったのですが、出てきたお皿は一回り大きくてちょっとびっくり。まぁ、結局食べてしまいましたけど。しかし、ここで終了するするわけにはいきません。再び立ち上がってゲレンデへ戻ります。
 花園エリアを何本か滑ってるうちに気になるコースがありました。それは二重のブラック・ダイヤモンド・マークがついたコース。ゲレンデマップには記載されていませんが、コース上に案内の看板と入り口のゲートは立っています。

《林間の未整地コースへ突入…》

 そこはいわゆるスキー場管理区域外の林間不整地のこと。滑走禁止ではないけれど、滑るなら完全自己責任で行かなくてはならないコース。昨年行ったウィスラー&ブラッコムにも、この手のブラックダイヤモンドなコースはいっぱいありました。

 花園第一クワッド周辺には"ストロベリー"と"ブラックベリー"など、可愛い名前の付けられた二つの管理外コースがありましたが、先のガイドさんによれば「ブラックベリーは今日はコンディション悪くてダメだけど、ストロベリーはすごくイイ!」と言われたのもあって、普通はこういう不整地コースは避けて通るのですが、ニセコのパウダーってどんなんだ?という好奇心もあって、ストロベリーに行ってみることに。大丈夫、2年前に行ったテイネの"北かべ"のことを思い出せば、何とかなるはず…

《友人がレンタルしたSALOMONのSHOGUN。この手のコース向きな板です》

 と、悪戦苦闘を予測して入ってみたのですが、そこはとても面白い世界でした。結局一本では飽きたらず二本滑ってしまいました。最初は友人がレンタルしていたサロモンのSHOGUNというパウダー用のファットスキーを装着。正にこういうコースのためのスキー板とあって、フカフカの深雪の急斜面も難なく滑れます。いや、実際には体力と技術がないので「難なく」とは行かないのですが、上手く滑れそうな気がしてとても楽しめるのです。

 そして二本目は自分のスキー板で。整地専用の私の板はパウダーなんてもっての外。荒れた深雪の中にどんどんと沈んでいきます。しかし雪が軽いおかげで刺さったりはね飛ばされたりすることもなく、一生懸命ターンを切っていけばなんとか滑れてしまうのです。辛いけどやっぱり面白い!

《突如目の前に現れた秘密の広場。ここも深い雪に覆われています》

 ストロベリーコースは周囲を通常のコースに囲まれた飛び地のような森の中なので、どこをどう滑っても、必ずいつかは普通のコースに出られます。逆に言えば特に決まったラインはありません。なので二本滑っても全然違うところに出てしまいました。
 特に二本目は終盤に突如として視界が開け、うっかりすると膝まで埋まりそうな深い雪の原っぱに出ました。どこをどう来たのか、他のスキーヤーが全然違う方角から出てきたり。なんだか幻想的な景色でした。
 ゲレンデスキーとはちょっと違うスキーの入り口をほんの少しだけ覗き見てしまった気がします。

《白ワインとチーズフォンデュ!》

 その後花園からヒラフ方面へ戻り、リフト終了時刻まで滑りきりました。この日ももちろんナイター営業していましたが、丸一日滑ったことと、特にいつもと違うコースを滑ったこともあって、心地よい疲労感のまま終了し夕方は温泉でゆっくり疲れを取ることに。
 この日の夕食はチーズフォンデュです。レストランではなくグラン・パパというペンションの食堂にお邪魔しました。このペンションは特に外人だらけ。というか、殆ど日本人はおらず英語が飛び交ってます。内装もヨーロッパの山小屋風。何故か床が傾いていて変な感じでしたが、雰囲気があって美味しいチーズフォンデュと白ワインは最高でした。

《夜半前には激しい雪が降り始めました》
 夕方から降っていた雪は夕食を終えた頃には一層強くなっていました。この時点ではまだ風は殆ど吹いていませんでしたが、降ってくる雪は綿状のぼた雪。湿気が多く上空も気温が高いようです。天気予報は敢えて見ずに「明日はパウダー用の板を借りて、またストロベリーコースにでも行ってみよう」などと、楽しい計画を頭の中で思い描きながら眠りにつきました。

つづく

ニセコ2010(1日目)

 3年ぶり2回目のニセコへ行ってきました。日程は微妙に3連休を外して金曜日出発、日曜日帰りという2泊3日。しかし私は仕事の都合で木曜日までは中国は深に出張中。むむ、これは困ったぞ… と色々調査、調整した結果、深夜1時に香港を出発し、早朝6時前に羽田に到着するANA便を発見。この深夜便を使い、荷物は全て宅配便でやりくりすることで、無事に飛行機を乗り継いで北海道へと出発することができました。

 香港、深と日本の時差は1時間。しかし香港から乗った深夜便で午前3時頃に機内食を食べてしまったせいで微妙な時差ボケ状態。眠いはずなのに眠気を感じないし、疲れているはずなのに疲労感を感じるわけでもなく、何となく変な体調のまま、同行者に労られつつお昼過ぎにニセコ グラン・ヒラフに到着です。


《初日のお昼にはヒラフから羊蹄山が綺麗に見えました》

《ゲレンデの方を見上げても良い天気。雪もたっぷり残っています》

 今回の宿泊先はゲレンデ直結のニセコ高原ホテル。バスが発着する駐車場のすぐ横でとても便利なロケーション。チェックインを済ませ早速着替えてゲレンデへ。天気は穏やかで麓は晴れており羊蹄山もよく見えます。気温はそこそこ低く、春が近いわりに麓の雪もべちゃべちゃではありません。

 お昼ご飯を食べてからゴンドラで上の方へ上ってみました。視界は麓ほど良くありませんが、風もなく穏やかです。雪の状態もより一層良くなっています。滑っているとサラサラ… と足元から音が聞こえてくるような粉雪。最近雪が降ったらしく3月下旬にしては量もたっぷり質も上々です。

《ゴンドラに乗ってアンヌプリの中腹までやってきました。ここは晴れていません》

《ゴンドラ下の粉雪コースは覗いてみただけ。でもちょっと滑ってみたい》

 グラン・ヒラフには所々に未圧雪の上級者コースがあります。まだ体調もイマイチなのでそういう厳しいコースに入り込まないように注意しながら滑りました。雪が結構良いので、元気だったら不整地も楽しめるのかも知れませんが、とりあえず今日のところは我慢我慢。

 3年前の記憶を辿ってファミリーコース方面にも行ってみました。改めて滑ってみると、ここは本当に何と言うこともない幅の狭い緩斜面です。ここまで下ってくると雪質もかなり湿気を帯びてきて板が滑りません。嵐のナイターで滑りまくったことがウソのようです。

 山頂を目指そうとゴンドラからさらにリフトを乗り継いだのですが、夕方になるに従って視界が悪化し、風も出てきたので今日のところは断念。おとなしくホテル方面へ下ってきました。途中の国体コースから二壁とつづくコースはなかなか滑り応えがあります。

《夕方には視界が悪化し、雪が降り始めました》

 ナイター営業を残してほとんどのリフトの運転が終了したところで、私だけ脱落。他の同行者はみんなナイター営業しているゲレンデへ行ってしまいました。滑りたかったのですが、本能が今日はもうやめろと言っています。ということで、一人ゆっくり風呂に入って横になったら(当然のごとく)寝入ってしまいました。夜に向けて体を休めなくては。

《また来たぜ!元祖船長》

 ナイターを滑っていた友人たちも帰ってきて夕食宴会に繰り出します。会場は3年前にも行った居酒屋船長です。事前にぬかりなく予約済みだったのですが、金曜日なためか店内はガラガラでした。
 とりあえずの生ビールで乾杯し宴会スタートです。ここは美味しい海鮮が食べられます。ニセコは山ですが海もそんなに遠くありません。新鮮で本格的な食材がここでは食べられます。雪山と美味しい刺身と美味しいお酒の組み合わせは最高です。

《生ビールで乾杯!実はこの日2回目》

《お刺身盛り》

 海鮮類が美味しいのと同時に、ここには北海道らしい変な焼酎があります。一つは前回も飲んだ芋焼酎。芋は芋でも"じゃがいも"から作られています。これがすごく美味しいのです。5人であっという間に一本空けてしまいました。そしてもう一つは昆布焼酎。じゃがいもよりもずっと味わいがありますがやはりちょっと珍味系。しかしこちらもあっという間に空に。

《あっさりしたラベルのじゃがいも焼酎》

 たっぷり飲み食いして良い気分で雪の降るヒラフの街へ。ホテルは坂道の一番上。結構距離があります。普通に歩くとかなり疲れるはず。しかし酔っ払いにはあまり関係ありません。3年前と同様に途中でラーメンを食べつつ(実はここでも生ビール乾杯をした)ニセコの夜は更けていきます。

《ラーメンは別腹です》

 木曜日の朝に異国の地で目覚めて以来、約40時間ぶりの布団へ。旅先の慣れない枕では、夜中に時々目を覚ましがちなものですが、この日の夜はノンズトップで朝まで熟睡しました。

つづく

牡丹酒

牡丹酒 深川黄表紙掛取り帖(二) (講談社文庫)

牡丹酒 深川黄表紙掛取り帖(二) (講談社文庫)

 ということで「深川黄表紙掛取り帖」に続き、続編で第二巻となる「牡丹酒」を読んでみました。馴染み深い深川の地を舞台に、生き生きとした町人たちの生活風景を背景に、難問の数々を派手に解決する蔵秀たち四人組の冒険活劇… と思っていたのですが…。

 この第二巻は第一巻とはやや違った趣の物語となっていました。蔵秀たちが引き受けた仕事ごとに一応の結末を迎える短編集形式になっていた第一巻に対し、今作は一冊で一話完結となる完全な長編小説となっています。しかも舞台は江戸から飛び出しはるばる土佐へ。今回は酒をめぐる仕事です。

 正直なところ読後感はイマイチでした。思っていたのと違うからというわけではありません。長編なのも結構。深川を離れて土佐へ旅に出るのも悪くありません。でも、ストーリーが弱いというか、展開があまりにも簡単すぎるというか、背景が薄っぺらいというか…。

 出てくる人はみな善人、強大な後ろ盾を持ち、金の心配もない。腕は確かで、心意気もある。都合の良い偶然が重なり全ては順調。誰もから賞賛され、誰もが味方。一部の邪魔者は絵に描いたような醜い悪人。当然のように徹底的に打ちのめされ、虐げられる。

 かといって、佐伯泰英さんの小説のように、猛烈に格好いいヒーローが主人公というわけでもありません。テーマの重さとか、考証の正確さとか、言葉の美しさとか、そういう堅苦しいことを言うつもりはなく、娯楽小説は娯楽小説なりのメリハリが必要ではないかと、そう思うわけです。

 と、なんだかネガティブな感想を書いてしまいましたが、まぁ、普通に時間つぶしとしては十分に楽しめます。それでも、心に残る良い言葉が出てきました。

「なんたって、遠州灘の荒波を越えてくる酒だからよう。灘の下り酒と江戸の地酒とじゃあ、水も米も違ってんだ。たかくてもしゃあねえ。」
灘になど行ったこともない江戸っ子の多くは、灘酒は深山幽谷の酒蔵で醸造されるものと思い込んでいた。

 当時の酒飲みな江戸っ子の人たちの気持ちがわかるような気がします。見たこともない土地から海を越えてやってくる猛烈に美味い酒。江戸の水と米では絶対に作れない芳醇さ。酒についての言葉だけは、いちいち納得してしまいました。

 この小説でも取り上げられた「司牡丹」という酒は実際に実在しています。このお酒の歴史を知った上でこの小説を読んでみると、実はもっと楽しめるのかも知れません。折しも昨今は土佐ブーム。今度是非土佐のお酒を飲んでみたいと思います。

 【お気に入り度:★★☆☆☆】

深川黄表紙掛取り帖

深川黄表紙掛取り帖 (講談社文庫)

深川黄表紙掛取り帖 (講談社文庫)

 時代小説の中でも、私が特に好んで読んでいるのは江戸時代の町人の生活感が溢れる市井もの、特に江戸を舞台にした小説です。北原亞以子、宮部みゆき、佐伯泰英、藤沢周平、佐藤雅美などなど、好きな作家、好きな作品はたくさんあります。

 でも、身近な江戸、深川を舞台にした時代小説と言えば、欠かせない人気作家作品が私の読書歴の中には欠けています。そうです、山本一力を私はほとんど読んでないのです。

 それは昔読んだ作品から、「これは私には肌が合わないな」と感じたから。それ以来手に取らなくなっていました。でも最近になって「やっぱり山本一力を読まないのは損ではないか?」と思い始めました。「肌に合わない」というのは何かの思い過ごしかも知れない。ということで、再挑戦してみることにしました。

 前置きが長くなりましたが、そんなわけで読んでみた山本一力リベンジの一冊がこの本。表紙&タイトルの語感で決めました。が、読み始めて愕然… これ、絶対読んだことある…。しかし、そのままその後を最後まで読み切っても、落ちも含めてストーリー全体はほとんど覚えていませんでした。

 その記憶の薄さが「肌に合わない」に繋がったのかどうかは分かりません。しかし今回改めて読んでみて、これはこれで素直に楽しめる娯楽小説だと感じました。若い四人組で請け負う様々な難しい仕事とその顛末。奇抜なアイディアで世間をあっと言わせるストーリーは痛快で楽しいものです。

 そして、さすがは山本一力作品。富岡八幡宮を中心に冬木、佐賀、平野、仲町、木場、海辺… 馴染みのある地名がぽんぽん飛び出してきます。そして深川っ子の心意気も。

富岡八幡宮への思い入れは、地元で生まれ育った者には格別の深さがある。急ぎ足で名を成した文左衛門と、深川に根付いた御輿の粋の間には、深くて超えられない隔たりがある。

 ここに出てくる文左衛門とは、元禄時代の伝説人物、紀文こと紀伊国屋文左衛門です。紀州出身の彼は蜜柑船で江戸に出て材木商として大成功をした後、深川界隈に多くの足跡を残しています。そのひとつが富岡八幡宮に寄贈された三基の御神輿。残念ながら実物は関東大震災で焼失してしまったそうです。

 架空の四人の若者の活躍を中心にしつつも、紀文伝説と深川文化をテーマにした裏のストーリーもとても楽しめます。うん、これなら十分に読めるはず。ということで、遅ればせながら、これから少しずつ山本一力作品も手を付けていこうかと思います。

 【お気に入り度:★★★☆☆】

無線LANプリントアダプター

 我が家のプリンターはEPSONのPM-A900という複合機です。これ、購入したのは2004年の暮れあたり。と言うことはすでに5年が経過したことになります。進歩の早いPC関連機器としては、かなり長寿命。しかし、サイズがでかいことを除けば、現在でも十分な性能を持ったプリンター複合機です。
 で、つい先日、幸運なことにこのプリンターに使える無線LANアダプターなるものをタダで手に入れてしまいました。プリンターを買い換えて要らなくなったと言うことで、余ったインクカートリッジと共に会社の同僚がくれたのです。ありがとうございますm(__)m
 これ、実は欲しかったのです。1万円以上したので手が出せずにいましたが。まぁ、最近のプリンターなら当たり前のように内蔵している機能ですが、PM-A900の時代は外付けユニットになっていました。

《無線LANプリントアダプターPA-W11G2導入》

 この無線LANアダプタ、機種名はPA-W11G2というもの。LANとUSB、LEDとスイッチがついてるだけのシンプルで小さな箱です。このアダプタにプリンターのUSBケーブルを挿すだけで、家中どこのPCからも無線LAN(IEEE802.11b/g)越しにPM-A900が使えるようになります。(無線じゃなくて有線での接続ももちろん可能)

 プリンターをネットワーク接続して何が嬉しいかと言えば、何と言っても複数台のPCから使う場合です。今までは1台のPCに接続したプリンターをネットワーク共有するしかありませんでした。その場合、プリンターをつなげたPCを起動していないと他のPCからはプリンターが使えません。さらに、PM-A900に搭載されたスキャナー機能やメモリーカードスロットはネットワーク越しに他のPCからは使えません。

 しかし、この無線LANプリントアダプタを使うと、同一ネットワーク上にいるPCからなら、他のPCの状態にかかわらず、スキャナー含めて全てのPM-A900の機能を使うことができます。また、我が家は今現在そういう状態にはないのですが、Windows機とMacintoshが混在してもプリンターは同じように使えるはずです。さらに、必ずしもPCの近くにプリンタを置く必要はなく、設置場所の自由度も上がります。まさに良いことづくめ!

《PA-W11G2導入前。PC1号機がプリントサーバーに。スキャナーが使えるのも1号機だけ》

《PA-W11G2導入後。プリンターは無線LAN経由でどのPCからも自由に使えます》

 ということで、無線LANプリントアダプター導入前と導入後の、接続図を描いてみました。我が家のネットワーク環境は色々と行き当たりばったりに増築を繰り返しているので、ごちゃごちゃとしています。無線LANのアクセスポイントも、コスト優先で付け足したので、安い11b/gのみ対応のものとなっています。
 PA-W11G2自体の設定は特に問題なくできましたが、各PCのドライバ設定に思ったより手間取りました。結局既存のプリンタドライバの接続ポートを変更するのは諦めて、一度プリンターを削除してから新たに追加することで解決。
 プリンタードライバー自体は通常のもので良いのですが、ネットワーク接続用の追加ドライバ(EpsonNet PrintおよびEPSONプリンタウィンドウ!3 ネットワークモジュール)を必要とします。これで、インク残量等のステータスも読めますし、スキャナやカードスロットもネットワーク越しに使うことができるようになります。
 ちなみにPC1号機はWindows7 64bit、PC2号機および3号機はWindows XPです。特に使用感も変わらず問題なく使えています。
 最近PC本体は全くいじっていませんが、CPUやマザーボードをあれこれするよりも、こういう地味な機器導入の方が、実はよほどPC環境改善効果は大きいものです。ま、実際のところ、そんなにバシバシ印刷するわけでもないですし、PM-A900もいつまで使うか分かりませんが(A^^;;

カテゴリー: PC