酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

東京ゲートブリッジからのダイヤモンド富士山は今年も見られなかった

 このエントリーで言いたいことはもう全てタイトルに書いてしまいましたし、トップに貼ったアイキャッチ画像がその成果(と失敗)の全てです。

 若洲海浜公園は東京ゲートブリッジを眺める湾岸地区の絶景ポイントのひとつで、私もよく写真を撮りに出かけているお気に入りスポットです。さらにここからは天気が良ければ東京ゲートブリッジの向こうに富士山も見ることができます。となれば年に2回、日没方向が富士山と重なったときにダイヤモンド富士が出現するわけで、2018年の1回目のチャンスがちょうど先週の週末に訪れました。

 前日まで天気予報はあまり良くなかったので、今回も無理なのか?とやきもきしていたのですが、当日になってみれば昼過ぎまで雲ひとつない快晴。予報も急に変わって夜まで穏やかに晴れそうとのこと。こうなると見逃して後悔することの方が心配になってきて、結局出かけてみることにしました。

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 で、その結果は残念ながら↑こういうことになってしまいました。空を見渡しても雲が出ていたのは富士山のある場所だけ。富士山は本当に恥ずかしがり屋で、ここぞと言うときに隠れてしまうんですよね...。

昨年の振り返り

 実は昨年の2月にも同じことを考えて若洲まで出かけていき、やはり失敗したという経験があります。
 この記事に書いた通りなのですが、この時はほんの少しだけ富士山の先っちょが見えただけでした。しかも日にちの関係でわずかに位置がずれています。

 その後10月末にも同じシーンが見られる日があったのですが、事前に情報をつかんでおらず気がついたときには手遅れでした。


 昨年の10月23日はこんなに綺麗に見えたんですよね。江東区の公式Twitterにこの写真が流れてきて悔しい思いをしたことを思い出します。事前に知っていれば半休または早引きしたのに!

 でもこれは必ず年に2回訪れる自然現象ですから、まだまだいくらでもチャンスがあるということで、この2月を待っていました。今回はちゃんと事前に情報をゲットし、しかも最適日は週末という完璧な日取り。あとはお天気次第という状況でした。でも冬の東京は晴天率が高いですから何とかなるはず!

 と、期待していました。

残念な結果


 すでに結果は書いた通りですが、一応どんな感じだったのか失敗写真を貼っていこうと思います。いつもほど枚数は多くないです(A^^;

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 現地に着いたのは午後4時前ですが、既にベストポイント(東京ゲートブリッジの中心に富士山が見える場所)には三脚がずらっと並んでいました。予想したことではありますが、昨年より少し出足は早いかも? と思いつつ少し外れた場所に三脚を設置しました。富士山は少し右側にシフトしますが、そのおかげで沈んでいく太陽がちょうど橋の真ん中にかかりました。

 上空に少し湧いたS字の雲も良い感じです。が、既にこの写真で分かる通り東京ゲートブリッジの向こう、地平線上に雲が出ています。この時点で「あぁ、やっぱりか...」という感じでした。

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 もうちょっとアップにしてみるとこんな感じ。丹沢から箱根あたりの山は見えていますが、富士山は稜線がわずかに見えてるだけでほとんど隠れています。

 周囲の人達も「あー、富士山見えないね、今日はダメだね...」とガッカリしていました。

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 太陽が雲の影に沈んでいきました。この時点でダイヤモンド富士は拝めそうにないことが確定したので、もう帰ろうか?と一瞬思ったのですが... 周囲の面々は誰も動かないし、私ももう少し見届けて見ることにします。

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 雲の下、地上との間にある隙間がひときわ明るくオレンジ色に輝いてきました。それとともに今まであまりハッキリとは見えていなかった富士山の稜線が、両側ともにクッキリと表れてきます。あー、そこにいたんだ!

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 ズームリングを回して少し引いてみます。海面にはさすがにさざ波が立っていてリフレクションはありませんが、夕焼けを写してオレンジ色に染まっています。

 雲さえなければちょうどダイヤモンド富士になってる頃でしょうか。何とも残念な景色です。

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 さらに時間が経って、もっともクッキリと富士山の存在が見えた時間帯。恐らく太陽はもう沈んでいることでしょう。雲がなければ...

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 羽田空港を離陸した飛行機が東京ゲートブリッジの上を飛んでいきます。オレンジ色から濃いブルーへのグラデーションが綺麗です。雲さえなければ...

 ということで、同じような写真がずっと並びましたが以上です。この後間もなく東京ゲートブリッジのライトアップが始まって、美しい夜景が見られるはずですが、これまでに何度も撮ってきたので今回はパスすることにして、失意のうちに帰途につきました。

 ちなみに東京ゲートブリッジの西側には東京オリンピックに向けて競技会場の建設が続いています。すぐにここから富士山が見えなくなることはないと思いますが、10年後は分かりません。東京湾岸の風景はどんどん変わっていくことでしょう。

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 こんな感じで写真を取っていました。カメラはK-1、レンズはDFA★70-200mmF2.8のみ。波は穏やかで飛沫は飛んできてないとは言え、さすがにここでレンズを交換するのはちょっと躊躇われます。なので、標準域はGX7 Mark IIで代用しました。

 ちなみにこの写真でも分かるように、雲が出ていたのは本当に富士山のある方角一部だけ。それ以外の方角は地平線、水平線上まで綺麗に晴れていたんですけどね...。

 また次回の10月か、来年の2月に再挑戦したいと思います。


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