酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

森下の人気焼肉店「静龍苑」で最高のタン塩とミノ塩と炙りユッケを堪能する

 焼肉は基本的に仕来りも掟もマナーなんかはなくて食べ方は自由!と言いたいところですが、それでも美味しく食べるにはいくつかの守るべき基本があります。バーベキューのように網の上にとにかく肉を載せすぎるのはNGだし(例外アリ)、順序としては生ものから始まり、塩→タレあるいは味噌の順序で食べるのが定番コース(例外アリ)。しかもタンで始まり赤身、そしてホルモンと進んでいけば完璧です(例外アリ)。(※異論はあると思います。そんなの認めない!という方は聞き流してください ^^;)

 で、そのタン。焼肉を始める際にきれいな網の上で最初に焼いて食べるタンは、その焼肉店の看板ともいえる主力商品です。タンがおいしい店には間違いがありません。逆もまた真なり。焼肉店の印象は最初に口にするタンで決まってしまうようなものです。

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 今回訪れた静龍苑は、都内でも有数のタン塩の名店です。コテコテの下町、森下にあって、店構えはごく庶民的な普通の町の焼肉屋さんのようですが、日が暮れてくるといつも行列が出来る、大人気店です。

 この森下は私が幼少期を過ごした故郷とも言える地域です(現在の居住地から自転車圏内ですけど)。多分、何十年も前からあったお店だと思いますが、この歳になってはじめて訪れることとなりました。

予約可能なのは17:00のみ

 行列必至の大人気店なのですが、一応予約する事ができます。ただし一週間以上先の予約は受け付けておらず、しかも時間は17:00の開店直後のみ。それ以降は直接お店に行って並ぶしかありません。

 私が訪れたのは3月20日の祝日。幹事さんが抜かりなく予約しておいてくれました。なので開店と同時の17:00から焼肉開始です。ちょっと時間が早いけど気にしない!

 そして他にもいくつか決まり事があって、名物のタン塩をはじめとした塩ものと炙りユッケは、最初の1回だけ注文可能です。それ以外は後から自由に追加注文できるというシステム。通常でもタン塩をお代わりすることはあまりありませんが、量はじっくり見繕う必要があります。

いきなりメインのタン塩、ミノ塩登場

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 ということで、早速やってきた塩もの。タン塩2人前とミノ塩です。これを3人で頂きました。

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 タンもミノもネギがまぶしてあって、けっこうガッツリ味がついています。

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 タンは厚みはあまりないけれど1枚がかなり大きくて食べ応え抜群。これだけで有名になったとあって、ジューシーでとても美味しいです。ミノも美味しかったのですが、タンの前に霞んでしまいました。

炙りユッケはじっくり炙ると意外に美味しい

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 そしてもう一つの看板メニューが炙りユッケ。これも一人前。こういうユッケの姿は懐かしいですねぇ。

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 卵と絡ませてぐちゃっとすると... 神々しいまでの美しさ。あぁ、このまま食べてしまいたい(ダメです)。

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 アルミのお皿の上でこうして火を通します。さっと暖めるだけ... でも美味しいですが、以外にじっくり色が変わるまで炙ると、卵の濃厚さと肉汁の旨味が調和してますます味わいが出てきます。うん、これは炙って正解!

ホルモンミックス... からのロース・オン・ザ・ライス!

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 あとは普通の焼肉です。でも、これだけタンが美味いわけですから、当然他のお肉たちもレベルが高いです。ちょっと順序がアレですが、先にホルモンミックス行ってみましょう。ちなみにこれにもタンが入っています、タレでガッツリ味付けしてあります。タンのタレってあまり食べたことがありません。その他はホルモン、レバー、ミノ、小袋です。

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 ホルモンはザーッと焼いても良いですが、今回は一品ずつちまちま焼いていきました。いやいや、このベトベトした感じがいいですね。一切れが大粒で美味いです。

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 次にこんな美しいサシ入りの赤身。ロースとカルビです。こう見えて「並」。メニューには「上」もありますが、いったいどんな姿をしてるんでしょうか? サシが多すぎて脂の味しかしないよりは、このくらい赤身肉があったほうが美味いはず。

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 と、すかさずここでライスを発注します。これで普通盛りです。これ以外に大盛りがあります。ライスには卵スープがサービスでついてきますが、作り置きはしていないので、出てくるのに時差が発生する場合がありますので、気長に待ちましょう。

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 で、当然こうするわけです。ほどよく焼いた美しいロースをごはんに乗せて、焼肉オン・ザ・ライス!

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 細長くて柔らかいロースなら、こうして即席の肉巻きが出来てしまいます。すごい!美味い!贅沢!

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 カルビはもちろんごはんに良く合いますし、ホルモン系も行けますよ。これはレバー・オン・ザ・ライス。白米と焼肉の相性の良さは鉄壁です。

〆のデザートには手作りプリンもお勧め

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 最後にデザートとして手作りのプリンを頂きました。ですこれもある意味静龍苑名物らしいです。

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 プリンもカラメルも甘さ控えめ。デザートは焼肉とは完全に別腹ですね。

予約せずに並ぶのもアリ

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 ということで、17時からだいたい1時間半。19時前にはだいたい予約組が終了して2巡目に入ります。居酒屋的に長居する人は少なくて、タン塩目当ての焼肉好きな人が多いのかも。

 私たちがお店を出たらこのくらい並んでいました。意外に回転は良さそうで、17時が無理なら少し並ぶ覚悟で店へ直接行くのが良いと思います。