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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

新小岩の寿司屋「二代目 太郎」のおまかせコースは美味しい上に量もたっぷりで大満足!

 先週は肉ばかりでしたので、ちょっとさっぱりしなくてはと言うことでお寿司を食べに行ってきました。向かった先は昨年春に新小岩にオープンしたお寿司屋さんで「二代目 太郎」です。初めて行って以来とても気に入っていたのですが、その後タイミングが合わず、10ヶ月も経ってからの再訪です。

 寿司屋選びは非常に難しくて、地元で出前もやってるような昔ながらの寿司屋から、ファーストフード&ファミレスとしての回転寿司、さらには一人何万円もかかるようなお高くとまった高級店までいろいろ。立地をはじめ味や雰囲気や予算などなど、自分に合ったお店を見つけるのはなかなか大変です。焼肉屋さんより難しいかも?

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 そんな中でもこのお店は料理のレベルは非常に高いうえに、満腹になるまでたっぷりと堪能でき、しかも明朗会計。使い古された言葉を使うなら「コスパが良い」のです。そして清潔で広々としていて大将も愛想が良くて、とても良いお店です。

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 店先にはこんな看板が出ていました。お勧めの5,000円コースの他に、6,000円のコースもあります。この値差ならせっかくだから高いほうで行ってみましょう。このお店はちゃんとメニューに飲み物含め料金が明示されているので安心です。

 そしてこれが、本当に6,000円なの?と不思議になるくらいの質と量なのです。お昼ほとんど抜きで夕方食べに行ったのですが、途中で満腹になり食べ切るのが辛くなってきたほどです(^^;

 ちょっと写真が多くなりますが、一部コラージュにまとめながら全品紹介したいと思います。紹介の都合上、順番が前後している場合があります。

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 まずはさっぱりとモズク酢から。この辺は定番です。

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 二品目から季節ものが出てきました。一番下には茄子、そして緑色は菜の花、上には穴子が載っています。茄子は生で食べたらとても苦かったとのことですが、煮たらそんな苦味はどこえやら。とてもおいしかったです。

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 そしてお刺身が続きます。青柳、イカ、ホタテ、ツブ貝。

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 美しく、肉厚で食べ応えのあるシメサバ。さっぱりした味わいです。

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 そして"なめろう"です。お酢がかかっていて胡麻も利いてます。これもまたさっぱり。お刺身の生臭さとかしつこさは一切ありません。そして色んな味付けと風味で飽きもきません。

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 で、お刺身のトリは真っ赤でエッジが立ったマグロ。美しいですねぇ。見た目通りの美味しさです。

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 続いて焼き物煮物などなどが出てきます。銀ダラとかホタルイカとかなんだか分からないお団子みたいな揚げ物とか。そしてさっぱり系が多いコースの中で、珍しくこれは濃い!と感じたのが白子ポン酢です。量もたっぷりでけっこう来ますね、これ。こういうの大好きです。

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 でもって茶碗蒸しです。寒い冬にはぴったり。暑い夏に食べるのももちろんイイですけど。で、これ一番上のイクラが埋まってる層は白子で出来ているという二層構造。こんな茶碗蒸しははじめて食べました。美味い!

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 そして本日のメインと言ってもいいようなものが出てきました。すごい姿をしていますが、これはマグロの目玉煮です。円い筒と白いボールが目玉の部分ですが、これは食べられません。その周囲に付いているコラーゲンたっぷりな部分をホジホジしながら頂きます。あまり実がないようでいて、実はけっこう付いていました。築地に行くとマグロの目玉を売ってるとは聞いていましたが、初めて実物にお目にかかりました。もちろん食べるのも初めて。

 なかなかビジュアルがすごいことになっていますがとても美味しいです。

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 ここまでで相当に満腹ですが、ようやく握りが始まりました。しかもトップバッターはいきなりシマアジ。良い色してますねぇ。

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 その後、赤貝、車海老、白魚、イクラです。白魚はけっこう苦みがあって面白い味わいでした。

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 赤身へ移る前に一休み。ということでスープのようなものを一口頂きます。

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 そしてコレ。何だと思いますか? 肉寿司に見えるかも知れませんが、歴とした海産物。マグロの希少部位「目下」だそうです。その名の通り目の下にある肉で、取るのが面倒であまり出回らないとか。味わいも謎が多く、料理の仕方、握り方、味付けなども定番はないらしく、どうしますかねぇ... と悩みながら握ってくれたらこうなりました。見ての通り完全な生ではなく軽く炙ってあります。そして味付けはとりあえず醤油で。いや、これがどうしてなかなかおいしいです。見た目に騙されるせいか肉っぽさがありつつ、染み出てくるのはマグロの赤身。なかなか良い経験をしました。

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 そして最後は定番中の定番、お寿司の王様大トロです。この巨大な大トロの切り身。美しいですねぇ。握りの〆がこれで超幸せです。

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 最後のおつまみに先ほどのクルマエビのお頭がこんな姿で出てきました。しっかり茹でてあって味噌もたっぷり。このまま口に放り込んでパリパリと噛み砕きましょう。まさしくエビセン風味です。

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 これで本当に最後です。貝ヒモとシソの手巻き寿司。うん、これはデザートみたいなものでしょうか。さらに巻物はもう一本おまけに巻いてもらえるとのことだったのですが、私はもうここまでで限界。ギブアップしました。

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 なお、寿司には日本酒が良く合いますが、私は体調と翌日のことを考えてウーロン茶にしておきました。お酒は種類こそ多くはありませんが、なかなか良さそうな全国の地酒を仕入れているようです。もっきり一杯いくらで、これも明朗会計。飲み過ぎたらそれは自分のせいです。でも、一杯くらい飲んでみたかったなぁ。

 ということで、お刺身7品、小鉢焼き物煮物が8品、握り7貫、手巻き1本という贅沢コースでした。もちろん内容と品数は日によって変わります。運が良かったにせよこれで6,000円はかなりお得です。お酒を3杯飲んでも1万円にもなりません。この質と量のバランスはちょっと他の寿司屋では経験したことがありません。今後はもっと頻繁に訪れたいと思います。


鮨二代目 太郎 / 03-6873-7703 / 東京都江戸川区松島3-12-11 / 12:00〜14:00, 17:00〜23:00 / 不定休

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