酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

鈴鹿のWTCCウィークエンド

 WTCC観戦&撮影記の番外編です。今回、わざわざ鈴鹿サーキットまで日帰りした目的は三つあります。一つ目はWTCCを生で観戦すること。二つ目はEOS 7D Mark IIでレースを撮ってみること。そして三つ目は普段の鈴鹿サーキットの様子を楽しむこと、です。一つ目と二つ目は本編でレポートしたので、今回は三つ目の点について綴っておこうと思います。

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 と言っても、WTCCはFIAが統括する国際チャンピオンシップのレースですので、相当に特別な大イベントではあるのですが、F1に比べるとかなり「普段」に近いのでは無いかと思います。

アクセス

 今回も交通手段は鉄道を主使いました。東京から名古屋までの新幹線は良いとして、問題はその先。F1の場合はいつも近鉄を使って白子駅からシャトルバスに乗るのですが、今回調べたところ、特に白子駅からのシャトルバスは運行されておらず、タクシーか路線バスを使うことになるようです。が、その辺の様子が分からなかったので、今回は名古屋から鳥羽行きのJRの快速電車に乗りました。

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 この列車は関西本線から第3セクターの伊勢鉄道に入り、紀勢本線に抜けていきます。電化もされておらず、途中所々単線になるとてものどかな鉄道です。そんな伊勢鉄道の路線の途中に「鈴鹿サーキット稲生」という駅があり、この駅からは歩いて鈴鹿サーキットまで行くことが出来ます。

 始発の新幹線との乗り継ぎもちょうど良い「快速みえ51号」がこの日は鈴鹿サーキット稲生駅に臨時停車するとのことで、その列車を利用しました。名古屋からの所要時間は45分くらい。近鉄特急で白子まで行くのとそう変わりません。

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 駅前はこんな状態。何にもありません。地元の生活に根付いた... というよりは、この駅は鈴鹿サーキットの観戦客のためにあるような感じです。

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 鈴鹿サーキット稲生駅はサーキットのちょうど東、1〜2コーナー側のサーキット道路沿いにあります。てくてく歩いて20分ほどで、GPエントランスのすぐ横に設けられた入り口に到着。F1の時のように、わざわざ歩道橋を渡ってモートピア遊園地の入り口側に遠回りする必要はなく、最短距離でGPスクエアに入れました。

 ちなみに帰りは決めてなかったのですが、とりあえずいつものようにモートピア遊園地の入り口に出てみたら、誰も並んでいないタクシーの列が見えたので、そのまま乗ってしまいました。白子駅まで思ったより料金は高かったですが、圧倒的に早いし快適です。なお、その乗り合わせたタクシーの運転手さんは2輪のレースが好きらしく、昔話をずっと喋っていました。iPhoneから近鉄と新幹線の予約をするので忙しかったので、ほとんど聞き流してしまいましたけど(A^^;

GPスクエア

 メインスタンド裏のGPスクエアは、F1期間中はたくさんのテントが立ち並び、各チームのグッズが販売されたり、特設ステージが設けられてトークショーなどが行われたりしています。WTCCのこの週末は、広いそのスペースにたくさんの車が展示されていました。

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 例えばこんなシトロエンC4ラリーカーとか。

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 プジョー208のラリーカーもありました。

 と言ってもこれらはレプリカです。C4の方はもしかしたらFBMとかで何度か目にしている車両かも。

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 こっちのシビックのラリー仕様車は「レプリカ」と書かれていなかったので、本物でしょうか。

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 ラリーカーと言えばインプレッサももちろんたくさんありました。

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 そのほかにもデロリアンがいたり。

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 所謂「スーパーカー」と言われるカテゴリーの車両達。これらの車は展示車ではなく、お客さんを乗せてコースを実際に周回するというサービスで使われているもの。このときはちょうど準備中で、全車が一斉にエンジンをかけて爆音のコーラス状態。何とも言えない排気の匂いも立ちこめて、迫力ありました。

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 一方でこういう旧車も並んでいました。これらもレプリカでしょうか。

各スタンド巡り

 さて、本編の方でも少し書きましたが、今回はF1では人気がありすぎて入ったことのないスタンドを重点的に回ってみることにしました。

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 まずはなんと言ってもメインスタンドです。観戦の特等席。シートも一個ずつに分かれておりカップホルダー付き。そして上の方なら屋根もあるので、雨の心配もありません。ただ、思った以上に急角度で、高所恐怖症な人は足がすくむかも。または、滑落事故とかないんだろうか?と心配になるくらいでした。

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 コースに対してフェンスが高く、写真を撮るのには向きませんが、目の前はピットの様子も見えます。写真を撮り飽きた暁に、いつかはメインスタンド、と夢見るその現場に入ることが出来ました(いえ、入るだけなら実は初めてではないのですが)。

 この日も、それなりに人は入っていましたが、一杯になることはありませんでした。

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 1コーナーをぐるっと回ってBスタンドにやってきました。ここも人気があり、F1の場合、自由席となる金曜日でも入ることはなかなか出来ません。また、カメラマンチケットも、Bスタンドに入れるチケットは一気に値段が上がります。でも、この日は1,000円(当日券の場合1,500円)追加でOK。

 良いポイントは場所取りされていたりして、午前中からそれなりに人がいましたが、空席が見つからなくなるほどではありません。

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 1コーナー寄りのスタンドに上がってみましたが、眺めはこんな感じ。ドラマの起きる1コーナーは本当に目の前です。ただ、スタンドの端っこからは、メインストレートがまっすぐ見えるかと期待していたのですが、位置的にそれは無理でした。コントロールライン辺りまでは見えます。

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 途中Cスタンドに寄り道。ここは何度も来たことがあります。横に長いスタンドなので、ひとくくりにするのはアレですが、ここはとても良い観戦ポイントだと思います。広くて席数もあることから、写真の通りガラガラでした。

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 そしてDスタンド。ここも超人気スポット。特にカメラを持った人が多く集まります。この日もBスタンド並みに混んでいましたが、やはり十分に隙間はあって、F1の時とは比べものにならないくらい空いていました。位置取りの微調整もほぼ自由自在。

 F1での経験も含め、この撮影ポイントはヘアピンの立ち上がり並に気に入りました。うーん、やはりF1をここから撮ってみたい...。

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 なかなか眺めは良いのですが、見えるのは本当にS字の出口から、逆バンク、ダンロップの入り口まで。見通しはほとんど利かず、観戦のみを目的とするとあまり良い場所とは思えません。

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 そして最後はシケイン脇のQスタンド。ここもメインスタンドと同じく椅子がしっかりしていました。さらにものすごい急角度で目眩がしてくるのも同じ。本編に書いたように、フェンス等々、障害物が多くて意外に写真は撮りにくいです。

 と言っても、私が座った場所が悪かっただけなのかも。しかしQスタンドはこの日に巡った中では一番混んでいました。もちろん時間帯が影響したこともあるとは思いますが、それを差し引いても、かなり人気があるのは事実かと思います。

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 見通しという点では抜群です。距離はともかく東コースの半分くらいが見えますし、ダンロップからデグナーの1個目までも見通せます。ただし、ここもBスタンド同様にメインストレートがまっすぐ見えると勘違いしていましたが、見えるのは最終コーナーを立ち上がったところまで。

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 とはいえ、Rスタンドに行けば後からになりますが、こうしてメインストレートを見通すことが出来ます。ここはここで面白そうです。

 まだ他にも行ったことがないスタンドがいくつかありますが、それらはまたの機会にしたいと思います。

まとめ

 WTCCは国際チャンピオンシップですし、ホンダがワークス参戦していると言うこともあって、それなりに混んでるかと思っていたのですが、そんな事前予想よりもかなり観客数は少なく感じました。F1はやはり特別なんだと改めて気づかされます。

 混雑していない上に基本的に全席自由席と言うこともあって、観戦エリアはかなり自由でのんびりした雰囲気です。F1のときは各所に目隠しの壁が張り巡らされ、チケット確認のゲートが設けられていたりしますが、そういったものは全てなくて、サーキット全体がとても開放的でした。

 一方で食べ物や飲み物を売る屋台は結構あちこちに出ていて、そういった面では困りません。トイレも仮設はありませんが、常設のものだけで十分間に合います。

 ということで、とても快適な観戦環境でしたし、写真も周囲に気兼ねなく、位置の選び方も含めて自由に撮れるので、そういった面でも楽しめます。混んでいて活気のあるF1の雰囲気はもちろん一番好きなのですが、それだからこそこういうのも良いなぁ、と思いました。


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 おまけです。HD DA560mmを使ってる人を初めて見ました。ボディは恐らくK-3。あのレンズはAF駆動速いのかな? AFの性能も含めてどんな写真が撮れるのか見てみたい気がします。

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