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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

SIGMA 18-35mmF1.8で富岡八幡宮例祭各町神輿連合渡御を撮ってみる

 本編に引き続き富岡八幡宮例大祭についての特別編です。先日の本編で使った写真はすべてPENTAX純正のレンズを使って撮ったものばかりですが、同時にみんぽすさんからお借りしているSIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMも使ってこのお祭を撮ってみました。

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 撮影位置を制限される場合はやはりズームレンズが便利ですが、このレンズは標準域にわずか2倍のズームレンジしか持っていないので、こういう場合は使いこなしがなかなか難しそうです。



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 なお、撮影データはFlickrから引っ張ってきているのですが、レンズIDがまだ対応しておらず、レンズ名が表示されていません。今回のエントリーに貼った写真はすべてSIGMA 18-35mmF1.8 DC HSMで撮ったものです。

沿道の人びと


 このレンズで当たり前に御神輿を撮るのは難しかったので、沿道のボランティアや見物客の様子も撮ってみました。
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 御神輿がやってくる前の様子。沿道にはこうして給水所などが要所要所に設けられています。

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 御神輿が来て、消火栓からの派手な放水が始まりました。消防団もちゃんとチームで働いています。真上に吹き上げた大量の水は大雨のようになって降り注いできます。

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 担ぎ手もはしゃぐ人、逃げ惑う人、じっと耐える人、人それぞれです。

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 消火栓の水は普通の水道水なので飲めます。喉の渇いた子供達が水をもらいに来たり。

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 あるいは、水の足りなくなったバケツやプールに水を供給して回ったり、消防団は大活躍でした。

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 子供達はいつでも自由です。水遊びをかねて、人に水をかけても怒られない貴重な体験。至近距離からまともに水をかけられるのは、色々辛いはずですが、大人達はじっと耐えて怒ることも出来ません。

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 沿道には所々、こうして特設の敬老観覧席が設けられています。昔は自ら担いでいたお爺さん、お婆さん達かも。地面の濡れ具合から分かるように、水を被っても気にしません。

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 この動物病院は、5m以上はゆうにありそうな巨大な水槽を用意して、毎回気合いが入った水掛をしています。獣医さん、看護師さん達も仕事着のまま総出で御神輿を迎えます。

御神輿に迫る


 でも、やっぱりカメラを向けてしまうのは御神輿です。この画角を埋めるほど迫力ある写真を撮るには、御神輿に近寄るしかありません。

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 どの御神輿もそれぞれの総代とともに、提灯と錫杖をもった女性達が先導してきます。歩き方も独特の決まりがあって、長い距離を進んでいくのは大変そうです。水を浴びることも出来ないので暑いでしょうし。

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 女神輿がやってきました! と言っても、この町内は女性しか住んでいないというわけではありません。どこの御神輿でも担ぎ手は男性ばかりではなく女性もいます。男女混合は背丈が合いにくいので、こうして時々担ぎ手が全員女性に変わったりします。女神輿はステップが細かくてスピード感があるように感じます。

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 もちろん、男神輿も負けてはいません。

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 御神輿は担ぎ手だけで好きなようには進めないので、かならず進路調整役が前にいます。これは御神輿を止めているところ。前の御神輿に近づきすぎたのでしょう。

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 御神酒所、御仮屋の前で御神輿を揉んでいるところ。神輿を地面すれすれまで下げたり...

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 思い切り高く持ち上げたり。とにかく迫力があります。

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 沿道からの水が止むことはありません。御神輿に近寄れば、それだけ自分も水を被るリスクが高まります。このレンズは借り物ですし、念のためあらかじめタオルを掛けておくなど、特に気を遣いました。

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 ちなみに富岡八幡宮の境内は混んでいましたが、身動きがとれないほどではありません。恐らくお正月の方が混んでいるような気がします。それに対し、永代通りの混雑ぶりは本当に凄かったです。

まとめ


 神輿連合渡御を撮るのに18-35mmF1.8を使ってみた感想をまとめておきたいと思います。
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 さすがに標準域のレンズなので、万能で何でも自然に撮れることに変わりはないのですが、何かこの大口径を生かした写真を撮ってやろうと色気を出すと、とたんに窮してしまいました。画角は広いけどうっすらと背景はボケるみたいな、雰囲気ある写真を想像はしても、なかなか現実はそうはいきませんでした。いつも望遠の圧縮効果に頼ってる身には本当に難しいです。もちろんレンズのせいではありません。被写体の選択と私の腕の問題です。
 なので、結局後半はほとんどK-3にはFA77mmをつけっぱなしにしてしまいました。もっと普通に自然体で使えば良かったなぁ、と今更反省しています。

 描写性能は全く問題がありません。テレ端の開放はハイライトがにじむ感じがしますし、さすがに周辺減光がありますが、いずれにしてもいかにも大口径風味でちょうど良い感じで、こういうのは私はむしろ好きです。さらにF2.8〜5.6位まで絞ったときの解像感がSIGMAらしくて凄いです。

 ただし、K-3との組み合わせでどうも露出が明るめに出ることが多いように感じました。もちろんK-3側の傾向なのかも知れません。このあたりはもう少し使ってみないと何とも言えないかと思います。

 今回は今ひとつ上手く使いこなせなかったですが、その難しさ、新鮮さもあって、ますますこのレンズを使うのが面白くなってきました。

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