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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

安比高原で2013-2014シーズンの初滑り:後編

旅行 スキー

 前編からの続きです。2日目の土曜日、朝のうちはどんよりしてガスっていた天気も回復しつつあり、あたりは明るく、雲も切れ間が目立つようになってきました。風がないためか、寒気が入っているというわりには寒さは感じません。雪は昨夜まで新雪がどんどん降り積もっていた状態なので、圧雪してあるかどうかに関わりなく、どこもかしこもふんわりしているのですが、かといってサラサラと軽いわけでもなくなんとも不思議な感じです。

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 さすがにシーズンインしたばかりとあって、午後になっても雪が緩むようなことはありません。雪面が荒れてきても相変わらず滑りやすいのは、新しいスキー板NORWALKのおかげだけではなく、雪質のせいもあると思います。

2日目午後:超ロングコースへ挑む

 お昼ご飯を食べた後はこれまたこの日からオープンしたザイラーゲレンデとセカンドゲレンデ方面へ行ってみることにしました。
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 ゴンドラを下りて南の方へ回り込んでいきます。前森山の山頂付近はきれな樹氷が並んでいてとても綺麗です。

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 ザイラーロングコースをスタート地点から眺めてみました。全長4km以上にわたるこのコース、最初は斜度20度以上の急斜面が2kmほど続き、次第に緩やかな緩斜面に変わっていきます。1本滑るだけで相当に体力を消費します。

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 およそ3kmを過ぎたでしょうか。終点近くの緩斜面はつまらないかというと、そんなことはありません。コースの両側は背の高い針葉樹に囲まれていてとても気持ちの良い林間コースです。スキーは足下ばかり見がちですが、ここは上を見上げながら滑りたいところです。それにしても遠くの山並みまで真っ白。安比高原は決して標高が特別高いわけでも、周囲を背の高い険しい山に下もまれているわけでもないのに、12月のこの時期にこれだけ広範囲に天然雪が降り積もるのだから、さすがは北国です。

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 ザイラーゲレンデからさらに南に回り込んで、セカンドゲレンデにもやってきました。ここに昨年はびびって足を踏み入れなかった、すごい未圧雪コースがあるそうです。その名は「第3コース」です。が、入り口まで行ってみましたがコースクローズしていました。のぞき込んでみたところ、前森山のヤマガラコースと同じく、積雪はたっぷりあるものの、まだ完全にブッシュが埋まりきっていませんでした。残念。

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 スキー場はどこでもそうですが、あちこちに雪ウサギの足跡が残っています。ウサギは夜行性らしくその姿を見たことはありません。

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 途中休憩しつつセカンドゲレンデからセントラルゲレンデに戻ってきたら、なかなか良い時間になっていました。シーズン開幕2日目にしてはかなりたっぷり滑ったと思います。午後4時近くなって再び天気は下り坂。安比高原スキー場では今シーズン初のナイター営業時間帯となります。かといって夜まで滑っている体力はありません。ナイター照明を見ただけで満足して、本日のスキーは終了としました。

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 さて、この日の夜ご飯は安比グランドヴィラ1にあるロベリアというお店。廊下の隅っこにひっそりとある渋いお店です。名前に似合わずメニューはただの居酒屋。安比にはわりと「高級風」なレストランが多い中で、「ポテトフライ」や「鶏の唐揚げ」みたいな極風通の居酒屋メニューが並ぶこのお店はかえって異色です。それが気に入って昨年に続きやってきました。

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 山奥ですがお刺身はちゃんとあります。この写真はソイとタラのお刺身。どちらもあまり食べたことがありません。特にソイはとても美味しかったです。

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 メインはもつ鍋。何でもない鍋ですが、なぜかこれがとても美味しいのです。〆はうどんの定番コース。この他にも一通り、鶏の唐揚げやポテトフライ、ソーセージ盛りなどベタな居酒屋料理を楽しみました。

 ということで、この日も酔っ払って明日に備えて早めに就寝。

3日目:スキー専用コースで遊ぶ

 明けて日曜日。スキーシーズン初の連休とあって、いつの間にかホテル内はたくさんの人で溢れていました。さっさと朝ご飯を食べ、チェックアウトをしてからゲレンデに降り立った頃にはフワフワと軽い雪が舞ってきていました。

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 ホテルの裏側、ゲレンデへの連絡路です。もちろん全て天然雪。スキー場の麓でもこの状態ですからいかにたっぷりと雪があるかが分かります。しかしこれでもまだ未圧雪パウダーコースはオープンできません。もどかしいですね...。

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 朝一はゴンドラに乗って前森山の山頂へ。山の半分くらいを覆い尽くす巨大なスキー場です。前森山はそれほど高くはないのですが、単独峰なので風の影響を受けやすいスキー場です。が、今回は3日間とも風はなく、ただ深々と雪が降るだけの穏やかな天気。ある意味スキーには最高のコンディションでした。

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 ヤマバトコースの上部からの眺め。反対側の斜面が西森ゲレンデです。1本だけ試しに行ってみたのですが、昨日自分たちで荒らしまくった斜面はほぼそのまま残っていました。新たな積雪を待つしかないようです。

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 それよりもこの日は第3リフトC線両脇にあるスキー専用コースに行ってみることに。もちろんここは圧雪されているのですが、きっちりとパックされてると言うよりは、その上にふんわりと積雪があって雪がとても柔らかいのです。そして斜度も適当なのか、とにかく滑っていて気持ちの良いコースです。スキーの滑走痕しかないためか、ある程度荒れていても全く気になりません。

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 何度も滑ったことのあるコースですが、本当に素晴らしいです。ファットスキーでもその良さが分かります。ということで、この日はほぼここで半日を過ごしてしまいました。

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 お昼過ぎには雪が止んで青空も覗いてきました。上空の雲の流れは速く、めまぐるしく変わるわりには相変わらず穏やかなのが不思議です。

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 午後には帰途につかなくてはいけないので、お昼ご飯は遅めにずらして朝から半日たっぷりと滑りました。そのお昼は泊まっていた安比グランドヴィラ3内にあるレストランでやっていた「イタリアンバイキング」です。パスタとピザ、それになぜかカレーが食べ放題です。ゲレンデからやや遠いのが難点ですが、是非お勧めのランチバイキングです。

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 ということで、2013-2014シーズンの初滑りは終了。安比高原スキー場はコース、雪質、そしてホスピタリティ含め素晴らしいスキーリゾートです。ニセコに続いて好きなスキー場と言ってもいいかも。コンディションに裏切られたことがなく、相性が良いのも理由の一つかもしれません。例年、シーズン始めに来ることが多いですが、ハイシーズンにも訪れてみたい気がします。

 しかし安比はまた来シーズンということにして、今シーズンもあちこちに出かけてスキーを楽しみたいと思います!


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