酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

銀座松坂屋屋上ビアガーデン

 梅雨入り前のこの季節は実はビアガーデンのベストシーズンだと個人的には思っています。暑くもなく寒くもなく、雨も降らず穏やかな気候(とは必ずしも言えなくなってきましたが)。なので外でビールを飲むには最適な気候なのです。もちろん真夏の暑い日の夜に、汗をかきながらビアガーデンでぬるいビールを飲むというのも風情があって捨てがたいのですが。ともあれ真夏のことは真夏になったら考えるとして、今は今の季節を楽しみたいものです。

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 ということで、やって来ました銀座五丁目。日曜の昼下がり、中央通りは歩行者天国です。でも実は目的地は五丁目ではなくて六丁目にありました。数寄屋橋のニユートーキヨーと並ぶ、東京のビアガーデンの代表格、松坂屋屋上のビアガーデンです。

 勝手な俺様基準では、ここがビアガーデンの基本形だと思っています。運営は銀座ライオンがやっているわけで折り紙付き、ビールはもちろん食べ物の質も非常に高いのです。

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 時刻は午後三時。真っ昼間からビールを飲み、ジンギスカンを食べることにしました。太陽が眩しいです。この時間にビアガーデンを楽しめるのもまだ5月だから。真夏はいくら飲み物が豊富にあるとは言え、こんな時間にずっと外にいたら熱中症になりかねません。このビアガーデンも夏になると開店時間がもっと遅くなるそうです。

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 ジンギスカンの三種盛り。味付けがそれぞれ違うようです。もちろん食べ放題2時間制。別途料金を払えばジンギスカン以外にもメニューはありますし、食べ放題にしないで個別に注文するのもアリ。

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 あまりにも眩しかったせいかピンぼけになってしまいましたが、野菜もたっぷり。

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 ビールはサッポロ。もちろん飲み放題。最初の一杯だけは注いで持ってきてくれますが、それ以降はセルフサービスとなります。お店の人も分かっているのか、何も言わないのになみなみと注がれた中ジョッキを人数分と、ピッチャーを同時に持ってきてくれました。はい、助かります。私たち飲むの早いんで(A^^;

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 テーブルにはこんなものも置いてあります。サッポロビール園の味、ということでしょうか。数年前の札幌スキー旅行を思い出します。あの時も真っ昼間から飲んだんでしたっけ。もちろん屋根と壁があるところでしたけど。

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 青空を見上げればジンギスカンが高くそびえています(^^;

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 綺麗に焼けて美しいジンギスカン。お肉の塊はかなり大きくて食べ応えがあります。

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 セルフサービスコーナーには、生ビールサーバーに焼酎サワーサーバーの他に、こんなものまで並んでいました。これの他にもヒートもあったりして、適当なカクテルもお好みに応じて作れます。いやいや、良くないですね、ワイン樽とか日本酒の樽とか。ビールが一番美味しいの分かっていながら、他のものもちびちびと手を出して完全なるちゃんぽん状態。まだ日が高いのに。

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 目の前は銀座の目抜き通り。周囲は高い建物が増えて見下ろすと言うよりは見下ろされていたりします。特に向かいにはユニクロの旗艦店があったりして。向からの眺めはどんなものでしょう? きっと眩しいパラダイスが見えているに違いありません。

 しかし残念ながらこのビアガーデンはとりあえず今シーズン限りで営業を終了するそうです。というのもどうやら来年はこの松坂屋のビルが建て替えになる模様。では新しいビルが出来たら再開か!と期待したいところですが、普通に考えると最新の新しいビルで、こんなに自由な屋上スペースが作られることはまず無いでしょう。へたしたら高層ビルになるかも知れませんし。

 東京はビアガーデン天国ですが、実はここ数年どんどんと老舗がなくなって行っています。ここもその一つになってしまうのでしょうか。猛烈に残念ですが、せめて今シーズン、あと何回か行って名残を惜しみたいと思います。


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