酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

焼肉の日2012 (1日目)

 今年も焼肉の日を祝いに神戸まで出かけてきました。しかし今年の焼肉の日、8月29日は週のど真ん中の水曜日。さすがに本番の宴会には参加出来ず、週末の2次会と3次会に参加することが出来ました。友人に連れられてこの神戸焼肉の日宴会に出かけるようになって今年で5年目です。真夏の関西ツアーはもはや完全に年中行事となりました。なぜ神戸なのか?と言われれば、そこに美味しい焼肉があるから、そして楽しい焼肉仲間がいるからです。

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 ということで、まずは初日の9月1日土曜日の模様です。飲み食いしまくりの週末、この5年の間に学習して昼間は食べ過ぎてはいけない、という教訓を胸に今年の焼肉の日宴会に挑みます。

ごはんや 佳景

 東京から飛行機でひとっ飛び、お昼には神戸に到着。まずはお昼ご飯からはじめましょう。案内人について行ってまずは元町の佳景というお店へ。

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 元町駅東口からほど近いこのお店は、細い路地を入った先にあって、しかも入り口はこんな感じ。普通、一見では絶対に入れない雰囲気です。最初にこのお店を発見し、飛び込んでみた先人の勇気には恐れ入るばかり。門構えに反して、中は気取った高級店ではなく、女将さんが一人で切り盛りするご飯屋さんです。飲み屋さんではないので朝からお昼までしかやっていません。

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 メニューはなくて自動的にいろいろとその日の料理が出てきます。これらの料理は基本「お弁当」なのです。この日は秋の先取りとしてマツタケが出てきました。マツタケなんて香りだけ... では断じてありません。こんなに美味しいきのこはなかなかないです。ただ焼いて醤油を垂らしただけではなく手が込んでいるし、量もこれで一人前。

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 そしてもう一つの主メニューが秋刀魚。これまた美味い! 猛烈にご飯が欲しくなります。というか頂いてしまいました。本当はご飯はここで出てくる予定ではないのですが、これは我慢できません。その他いろいろと手の込んだ美しくて美味しい料理を頂きました。
 お酒はビール意外は基本的になくて、その代わり好きなお酒を持ち込み可。持ち込み料は別途かかります。ということで、我々は総勢6人で日本酒四合瓶に国産白ワインを2本持ち込んで飲み干しました。

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 で、感動的な〆がこれ。卵かけご飯ではなくて目玉焼きご飯です。これが食べたことないような美味しさです。卵からして普通のものではないそうですが、焼き加減も絶妙にコントロールされていて、先ほどの秋刀魚ごはんが霞んでしまいそうなほど。
 さすが「ごはんや」と言うだけのことはあります。1人前コースでお腹もいっぱい。最高の食材に手の込んだ料理となればかなりのお値段するかと思えば、そんなことありません。びっくりするほど安いのです。五千円あれば二人で食べられます。神戸恐るべし。

 日曜と月曜日はお休み。営業時間は午前9時から午後2時まで。夜はやっていません。席数が少ないので予約をした方が良いそうです。

酒商熊澤&原酒店

 さてお腹いっぱいでほろ酔い気分になったところで、腹ごなしに散歩しつつ角打の梯子へ。

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 まずは元町にある酒商熊澤。ここは昨年はまだ開業していなかったお店で初めて行ってみました。立ち飲みとは言え立派なバーカウンターのコーナーがあるので、雰囲気的には角打というのはちょっと違うかも。2階に上がればレストランもあります。

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 生ビールサーバーもあって、背後の冷蔵庫にはワインはじめお酒がずらり。でもラベルは向こうの小売りコーナーを向いています。もちろんどれでも飲ませてもらえるようです。

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 まずは生ビール、ではなくて大阪の地ビールというのを頂いてみました。蛙のラベルがかわいいです。これ、すごくフルーティで甘みのあるビール。以下にも地ビール的な個性的な味わいでした。

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 次に頂いたのは日本酒。兵庫のお酒で仙介の特別純米無濾過生原酒と言うのを頂きました。いやいや、少し辛口ですがバランスがちょうど良くて旨味も十分。なのにさっぱりしていて真夏にはピッタリかも。
 土曜日とは言えまだ日の高い午後。なのにお店は混雑してきていつの間にか満員に。サッと飲んでサッと帰るのが流儀でしょう、ということで次へ向かいます。

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 電車に乗ってやって来たのは兵庫駅から徒歩5分の原酒店。こちらは毎年訪れている酒屋さん。小売りコーナーの奥に狭いカウンターがあって、こちらは正真正銘角打と言えそうです。

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 これまたお馴染みの梅錦ビール。そして大黒正宗も飲みます。今回は9年古酒というのを頂いてみました。黄色い見かけによらずさっぱりした飲み口。これまた旨かったです。

くにきや

 ということで、時間は6時を過ぎ夕方になってきました。そろそろ本日のメインイベントのために再び元町へ戻ります。

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 今日の会場はくにきやです。もちろん貸し切りで満席御礼状態。

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 まずは生ものから。美しいセンマイ刺し。

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 さらに美しいハツ刺し。

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 そして今年も出ました、タンユッケ。その名の通りタンのユッケ。ここ意外でお目にかかったことがありません。トロトロの食感で甘くて美味しいのです。

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 ようやく焼き物へ。最初はタン盛り。手前から上タン、タンルート、タンかな? 贅沢の極みでバチが当たりそうです。

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 大粒の美しいお肉が続きます。カブリに特選ロース。ジューシーで口の中で溶けていきます。

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 薄切りの特選カルビ。こんなに美しいカルビもここでしかお目にかかったことがありません。

 この他にも猛烈に美味しいお肉が続いたのですが、早くもここでリタイア。食べたいのにどうしても体が受け付けません。昼にご飯を二杯も食べたのが効いているのでしょうか? それとも日本酒を飲み続けたのが悪かったのでしょうか? 多分両方だと思いますが、胃袋の容量的な問題と言うよりは胃腸と肝臓の処理能力の限界に達したようです。残念... 今年は例年にない大敗を喫してしまいました。

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 最後はビビンバにチシャに辛味噌、そしてカルビ盛り。これは...

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 こうして頂くと激ウマなのです。なのですが、一切れしか食べられませんでした。残念!

 完食まで遙かに及ばなかった敗北感にうちひしがれながら夜は更けていきます。明日は何としても体勢(体調)を立て直さなくては!

 と言うことで(2日目)に続く。


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