酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

腹黒屋

 いつもお昼ご飯を食べている品川港南口に数年前にできたお店。角地に建つビルに大きな看板を掲げ、イヤでも目に入ります。その店の名は「腹黒屋」。店自体が腹黒いのか、あるいは腹黒い人向けのお店なのか?その名前に惹かれていつかは行ってみようと思つつそのままになっていたのですが、先日ようやく行く機会に恵まれました。

《腹黒屋のコースター。"8096”はややムリ感が漂います》

 何でもない火曜日の夕方、19時前のわりと早い時間。それでも店内は混んでいて、空いてるテーブルは二つだけ。人気があるのでしょうか。いわゆる普通の居酒屋ですが、ジャンル的には九州郷土料理とのこと。となればお酒はもちろん焼酎です。お刺身もありますが焼き物がメイン。


《本格芋焼酎を久々にじっくりと頂きました。美味い!》
 色々訳あって、この日はすでにビールはたらふく飲んでおり、早い時間にもかかわらず、店に入ったときにはすでに二次会気分。とりあえずの生ビールは省略して、いきなり芋焼酎に逝ってみました。有名どころの銘柄はリストにずらっと並んでいます。
 最近、日本酒の方向に向いていて焼酎をじっくり飲むのは久しぶりでしたが、やっぱり美味いです。こってりした味付けの九州風な肉料理には良く合います。


《メイン料理のもつ鍋は食べませんでしたが、豚角煮が美味しかったです》
 で、腹黒屋はほんとうに腹黒かったのか?といえば、そんなわけはありません。少々よっている勢いで店員さんにしつこく「腹黒屋」の由来を聞いてみれば、「腹=もつ + 黒=炭」の意味だそうです。そうか、そういえば周囲のテーブルでは鍋をやっていたな。どうやらもつ鍋がメイン料理だったようです。お腹もそんなに空いていなかったのでわれわれは発注しませんでしたが。
 結構微妙なお店の多い品川の居酒屋街の中でも、ここは料理、お酒共になかなかレベルが高いと思います。かなり気に入りました。それは決してこのお店が腹黒い人向けであり、しかも私が腹黒いせいではないと分かって安心しました(A^^;;