酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

Ultimate Ears 700 Noise Isolating Earphones 音質インプレ

 先月みんぽすからお借りしたUltimate Ears 700 Noise Isolating Earphones (以下UE700と表記)ですが、約3週間jほど通勤時にiPod touchとともに使ってみてのインプレです。特に音質面について。ただし、私の耳、好み、音楽の種類などが偏ってますので、あくまでも個人的な意見と言うことで受け取っていただければと思います。ちなみに、私が普段使用しているのは同じくUltimate EarsのTriple.fi 10 Pro です。クラスがやや違うのですが、これをリファレンスとしました。

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左がTriple.fi 10 Pro、右が700 Noise Isolating Earphones。サイズがかなり違います。

このレビューは「みんぽす」の無償商品貸出しを利用して書かれています。(詳細は末尾で)みんぽす

 音楽のジャンルとしては、一般的な洋楽ポップスからJポップスまで。特に代表的なアーティストを挙げるとすればJohn Mayerあたりです。これをMP3またはAACの256kbps程度でエンコードしたファイルを、第一世代のiPod touchで聴くというのが、私の基本的な使い方となります。

 と言う条件でUE700を試用してみて真っ先に感じたのは、何よりもバランスが良いということです。どの音域、どんな楽器でも綺麗に丁寧に柔らかく鳴っていて、フラット感もあります。これはどんなジャンルの音楽でもオールマイティに使えるのではないかと思います。味付けがしてあると言うよりもむしろ、素材の音をそのまま鳴らしているという感じ。細かい音の一つ一つもしっかり解像もしていますし、とても聞きやすいと思いました。

 ただしTriple.fi 10 Proと比べてしまうと、やはりかなり分が悪くなります。Triple.fi 10 Proのほうが圧倒的に音域が広く、なによりも音場の広がりをより感じます。一つ一つの楽器の鳴っている位置や距離感までがしっかりと捉えられる感じ。UE700ではそこまでの奥行きは感じられません。これが3ドライバーと2ドライバーの差なのでしょうか。とはいえ、3ドライバーのTriple.fi 10 Proは2カ所のクロスオーバー部分の繋がりの不自然さが唯一の欠点として指摘されています。私は特に感じませんが、聴く音楽によっては気になるのかもしれません。その点、UE700ならより自然でフラットに聞こえることでしょう。

 ところで、UE700でどうしても納得のいかない点がありました。それはボーカルの撥音の鳴り方。シャリシャリ鳴る感じがどうにも気になるのです。例えばJhon Mayerの代表作であるNo such thingなんか聴いてるととても顕著です。ギターやドラムの音は普通に聞こえるので高音が強調されすぎているというわけではありません。あくまでもJohn Mayerの声の"サシスセソ"の発音がシャリシャリ気味で気になるのです。同じような感覚はJohn Mayer以外の曲でも感じられます。もちろんTriple.fi 10 Proではこういう事はありません。

 まぁ、この辺は味付けというか、好みの問題かもしれません。しかし個人的にはもうすこし上品で当たりの柔らかい音が好きです。もっと使い込んでエージングが進めばもしかしたら落ち着いてくるのかもしれませんが、残念ながら今回試用した期間では、そこまで確認できませんでした。

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