酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

スキー2009:安比高原(前編)

 昨年初めて行った安比高原。滑り堪えのある数々のコースと、ホテル含めた周辺施設のホスピタリティのレベルの高さにとても感動し、私的に大のお気に入りのスキーリゾートの一つになりました。今年もチャンスがあったら行きたいと思っていたのですが、いつの間にか桜開花の噂も聞こえ始め、スキーシーズンも終盤を迎えてしまいました。そんな折、いつもの飲み会の席でシーズン最終安比ツアーの話が飛び出しました。出発はすぐ翌週の平日の木曜日。色々考えて一度は断念したのですが、未練が残りどうしても行きたくなって急遽無理矢理参加することに。行かないで後悔したくないですからね。

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ということで、今年もやってきました安比高原スキー場

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センターの白樺ゲレンデからリゾートセンターを望む。安比高原スキー場の中心です。

---まずは腹ごしらえ
 旅程は昨年とほぼ同じ。早朝6時の東北新幹線で一路盛岡へ。盛岡駅からはバズに乗って安比高原まで約50分。午前中には到着です。宿泊はゲレンデ直結のホテル安比グランドの本館です。重い荷物は宅急便で送付済み、着替えや準備や休憩は部屋でできるし、スキーロッカーも使えるのでとても楽ちんです。準備が済んだら早速ゲレンデへ!
 と思ったのですが、まずは早めの昼ご飯を食べることにしました。ホテル宿泊者には使い切れないくらいの、割引券、優待券類がこれでもかと付いてきます。その中にホテル内のレストランでやっている昼食バイキングの割引券があったので、行ってみることにしました。平日とあってガラガラでした。私たちが最初の客だったのか、私たちが入ってからバイキングコーナーに料理が次々に運び込まれてきました。

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世界六カ国のカレー&パスタバイキングだそうです。

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こんな感じでカレーがずらっと並んでいます。

 バイキングは好きなものが好きなだけ食べられて良いのですが、うっかり食べ過ぎてしまいます。カレー6種類くらいなら全部食べてみたいのですが、現実にはたぶん無理。これからスキーしないといけないし。ということで、涙をのんで南欧風とインド風の2種類だけを頂きました。特にインドのカレーはやっぱり美味しかったです。そしてパスタも二種類食べてみたのですが、こちらは何とも言えない味。そこらのゲレ食と代わりありません。食べ放題なのは良いことですけど。

 ということで、少し食べ過ぎ気味になりつつ、ゲレンデに向かうことに。8時間のリフト券もツアーに込みですので、今日早速使ってしまううことに。12時に滑り始めればナイター終了の午後8時まで有効です。時間に追われることなく、これからゆっくりたっぷりと滑れます。

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セカンドゲレンデのベースにはリフト乗り場以外何もありません。開発計画はあったのでしょうが。

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平日中はコース整備が行われなかったのか、かなり雪が汚れていました。

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山頂付近からザイラーゲレンデ方面の眺め。全長4km以上の長いコースです。

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ザイラーゲレンデ麓のリゾートセンターもガラガラで貸し切り状態。

---悪天候でも楽しいスキー
 まずは安比ゴンドラで一気に山頂までのぼり、ザイラーゲレンデ方面へ。4km超の長いコースを滑り降りると、息が上がってしまいます。いきなり休憩したくなるのをこらえて、ザイラーゴンドラで再び山頂へ。今度はセカンドゲレンデ方面に下ってみました。こちらもコース長はかなりあるのですが、幅が広くて絶妙な斜度と変化を持つバーンにすっかり填ってしまいました。セカンド第一からセカンド第二に抜けるコースは非常に面白くて気持ちの良いバーンです。

 残念ながらこの日の天候はあまりよくありません。どんよりと雲が垂れ込めていました。気温も高めでしたが心配した雨と風はほとんどありません。コース整備もあまり行われていないのか、雪面は小枝や花粉(?)その他で汚れていました。でも、3月の強い日差しが差していないためか、意外にグズグズにはならず滑りやすい雪でした。

 ちなみに超暖冬と言われている今シーズン、安比としては意外なことに例年に比べて積雪は多い方だそうです。昨年比では確実に数十センチは多いとか。とはいえコース外周辺など、明らかに溶け始めて土が出てきているのですが、コース上で土が出ているところは見た限りではありませんでした。セントラル以外は今月末で終了してしまいますが、本格的春スキーまで十分楽しめそうです。

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セントラルの白樺コースに戻ってきました。名前の通り白樺の林間コースです。

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天気は相変わらず。薄暗くなってきました。

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照明がともり始めましたが、ナイターらしくなるまでしばし休憩です。

 さて、次は西森ゲレンデやスキー専用のコースへ行ってみようと、山頂を経由してセントラル方面へ戻ってみましたが、時間はいつの間にか4時になっており、中腹のリフトはほとんど全てが営業終了していました。残るはゴンドラとナイターコース周辺のリフトのみ。1月や2月のハイシーズンならこの時間にもなれば、暗くなってナイターっぽくなっているのでしょうが、今は3月、明日は春分の日ということで、日が長くなりまだナイターという雰囲気ではありません。ということで、一度リゾートセンターにもどって雰囲気出てくるまでゆっくりと休憩です。

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ナイターらしくなってきました。3つのリフトを乗り継いでハヤブサコースまで上っていきます。

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上の方はガスが出ていて一面真っ白。幻想的な光景です。

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白樺コースまで降りてくると視界が開けます。安比高原の夜景が綺麗です。

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とうとう真っ暗に。雪はいっそう締まってきて滑りやすくなりました。

---ナイター!
 ナイターではセントラル第1クワッド、第2リフト、第3リフトAの3本のリフトが動いており、全長2.5kmくらいのコースを滑ることができます。昨年は1月後半だったこともあり寒さに耐えきれず、第3リフトまで上らずセントラル第1クワッドだけで滑っていましたが、幸か不幸か今回は暖かい3月後半。寒さに震えることもなくナイターゲレンデをフルに滑りきりました。

 ナイターは雪面の見え方が昼間と全く異なるためか、自分自身の滑り方も変わってしまいます。普通なら腰が引けてしまうような斜度の荒れた斜面を、何の恐怖心も持たずにあっさりと滑りきってしまったり。ナイターになると上手くなったような気がしてくるから不思議です。

 ですが、やはり1日滑りきって疲れも出てきました。夕食の予約もあることだし本日のスキーもそろそろ終了です。リフト券の時間は残っていますが19時前に上がりました。ゲレンデからはスキーロッカーまで滑り込めるのでとても便利です。部屋に戻って着替えてすぐに夕食へ。わずか1泊の短い旅行ですので、時間は無駄にできません。かといって慌ただしくするのも疲れるだけ。ゆっくりゆったりとしつつ最大限に楽しむのです。

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ホテル内の焼肉屋さんへ。スリッパ禁止です。(ウィスラーでは裸足&バスローブOKだったのに A^^;)

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まずは安比高原地ビールで乾杯!

---夕食宴会
 さて夕食です。ホテル安比グランドだけでなく、安比高原スキー場周辺には色々なお店があるのですが、実は昼間にスキーに出る直前に、レストランリストを眺めながらあーでもない、こーでもないと悩みまくりました。その結果決定したのは昨年と同じ李朝苑。ホテル内にある焼肉屋さんです。予約必須、スリッパ厳禁のちょっと洒落た雰囲気のお店です。

 頼んだ料理も実は昨年と同じコース、"岩手山"です。地元岩手の前沢牛を使った豪勢な内容。このコース、たしかとても美味しくてお酒もガブガブ飲んだ記憶があります。

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岩手黒毛和牛壺漬け上カルビと霜降り上塩タン

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前沢牛サーロインカットステーキ。

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魚介類盛り合わせ(車海老、姫アワビ、スルメ烏賊)

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焼肉にはやっぱり二東マッコリがよく合います。

 お肉はどれもとても美味。量的にはちょっと上品でしたが、足りないと言うほどではありません。今日はかなりがっつりと滑ったせいか、ちょっと疲労がたまっていて食事量は控えめな感じ。でもお酒は地ビールに始まりマッコリ、そして眞露へという焼肉黄金コースへ。良い感じに満腹&酔っぱらったところで、二次会へ。バーでカクテルを何杯か飲んで本日の宴会は終了です。なぜか部屋でも飲むからと言って缶ビールを買い込みましたが、結局飲まずじまい。一日の疲れをお風呂でほぐしてベッドに倒れ込みました。

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ホテル安比グランドの大浴場は一応天然温泉だそうです。深夜でも入れます。


 さて、明日はちゃんと滑れるのでしょうか。 <後編へ続く>