酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

11年ぶりに鈴鹿のコースレコードが更新された瞬間に立ち会う:F1 2017 日本GP 観戦記(その3)

 フリー走行編からの続きです。土曜日になって予想よりも少し早く回復し始めた鈴鹿の天候は、フリー走行3回目の間はまだ曇り空でしたが、予選を目前にして青空も覗いてきて、暑さを感じるくらいに良くなってきました。路面もほぼ完全にドライコンディションとなり、いよいよコースレコードの更新が確実となる条件が整いました。

 予選の観戦&撮影ポイントをどこにしようかいろいろ考えた結果、やはりヘアピンは外せないだろうと言うことになりました。常設のIスタンドを除いて、ヘアピンの外周部土手は全てカメラマンエリアになっています。スペースも十分広く、進入側から立ち上がり側、低い位置から高い位置まで、アングルは自由に選べるのですが、今回は立ち上がり側の比較的上の方、クリップの正面あたりから撮ってみることにしました。

 なお大人気で場所取り合戦が壮絶なIスタンド下は、今年から別チケットが必要になり、一日50人に限定されることになりました。その告知を見逃してしまい、いつどこでそのチケットが買えたのか、いまだに分かっていないのですが来年への宿題としておくことにします。

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 と言うことで、わずか1時間あまりの短い予選セッションで撮った写真と、おまけとして半ば鈴鹿のF1日本GP名物となりつつある『レジェンドF1デモラン」の様子をまとめておきたいと思います。

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曇りのち雨のち曇り... 天気に翻弄された3回のフリー走行:F1 2017 日本GP 観戦記(その2)

 ピット&コースウォーク編からの続きです。日付が変わって10月7日の金曜日からいよいよ1年ぶりにF1マシンが鈴鹿のコースを走り始めます。これまでF1は安全性のために、タイムを落とす方向にレギュレーションが改変されてきて、コースによっては下位クラスのGP2などとタイム差がほとんどないという状態になっていました。それはさすがにまずいと言うことで今年から大幅にレギュレーションが変更されています。

 パワーユニットは基本的に変わりはないものの、マシン(シャシー)はリアウィングの幅が広く背が低くなり、タイヤも大幅に太くなりました。そのためグリップが大幅に増え、コーナリング速度が上がったことで、4輪トップカテゴリーとしての貫禄を取り戻し、各コースでコースレコードの更新が続いています。そしてこの鈴鹿でも久々にコースレコードの更新が期待されていました。

 そのためにはドライコンディションであることが必須なのですが、日本GP期間中の鈴鹿では、台風の心配こそないものの、雨雲を伴った前線が金曜日から土曜日に掛けて通過するために、かなりの雨量が予想されていました。予選と決勝に先立って行われる3回のフリー走行は、その雨をかいくぐって行われることとなりました。

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 実際にところ、金曜日午後のFP2は大雨に見舞われてほとんどの時間がコースクローズとなり、まともに走ったチームはありません。なので今回は実質フリー走行は2回だけとなりました。その2回分、FP1とFP3で撮った写真を貼っていきたいと思います。

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F1を最も身近に感じられるピット&コースウォークを楽しむ:F1 2017 日本GP 観戦記(その1)

 今年もこの季節がやってきました。そうです、F1日本GPの季節です。一時期は他のレースとの関係で9月下旬に開催されたこともありましたが、基本的には10月上旬の連休が恒例の日本GPウィークエンドとなっています。

 すでにシーズンは終盤戦に入っており、日本GPは第16戦目。今年は全20戦ですからチャンピオンシップの行方もなんとなく見えてきたところです。昔は日本GPがチャンピオン決定戦となることも珍しくなかったのですが、今年はまだそこまで大詰めとはなっていません。

 しかし、そんなチャンピオンシップの状況は私にとっては実はどうでも良くて、生でF1を体感することだけを目的に鈴鹿に通い始めて今年で12年目。何度行っても飽きると言うことがなく、今年もワクワクしながら出かけてきました。

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 マレーシアからそのまま日本に直行してきたF1は、木曜日からすでに活動を開始し、観客向けのイベントも鈴鹿サーキットで始まっています。マシンが走り始めるのは翌日からですが、ある意味F1を最も身近に感じることが出来るのが木曜日のピット&コースウォークです。

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今年で最後となる新興国グランプリの草分けレース:F1 2017 第15戦 マレーシアGP

 F1は終盤戦を迎え、9月中旬より秋のアジア連戦が始まりました。初戦はナイトレースで有名なシンガポールGP、そして先週末はマレーシアGPが行われました。

 マレーシアGPと言えば、以前は春先に開催されていましたが近年はフライアウェイ戦が整理されてシンガポール、マレーシア、そして日本のアジア連戦は秋にまとめられました。とはいえアジアの中でも中国はいまだ春開催のままなのですが。

 さてそのマレーシアGPも今年で19年目を迎えるそうです。バーニー・エクレストンが進めてきたF1の新興国進出の草分け的存在であり、舞台となるセパン・インターナショナル・サーキットは、F1のために建設されたと言っても過言でなく、その後、各国で量産されることとなったヘルマン・ティルケ設計の元祖みたいなサーキットです。

 それがなんと今年で開催終了となると言うではないですか! ペトロナスという巨大スポンサーもいる中でなぜ?と思って調べてみると、どうやらマレーシア政府がF1から手を引いてしまったそうです。その主な理由はやはり開催権料の問題とのこと。高騰してしまったF1開催権は、もはや開催地にとって経済的に正当化できる範囲を超えてしまった、と言う点ではオリンピックみたいな問題なのかも知れません。

Max Verstappen / Red Bull RB12 / 2016年 日本GPKONE1204.jpg
 残念ではありますが、最後のマレーシアのレースを楽しむこととしましょう。

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都心のオアシス 浜離宮恩賜庭園のコスモスはまだ咲いていなかった

 これまでだいたい季節の草花は写真を撮ってきたつもりでいたのですが、今年はふと気付けばいつの間にか真夏から秋の空気に入れ替わり、ひまわりの季節も彼岸花の季節もあっという間に過ぎ去ってしまいました。

 何となく夏の間は天気が不安定だったりして気が乗らないことが多く、写真を撮りに行くチャンスを見失っていたところですが、ここらでリハビリしなくてはと、センサークリーニングから戻ってきたばかりのPENTAX K-1を持って、近場に出かけてみました。

 向かった先は過去に何度も訪れたことのある浜離宮恩賜庭園です。秋になると入り口すぐそばの広大な花壇がコスモスで埋め尽くされてるはずです。東京でのコスモスの時期と言えば。もう少し遅くて11月ごろのような気もしますが、昨年は9月の中旬のまだ暑い時期に訪れたら結構咲いていた記憶があったし、先々週出かけた福島県内は道端のコスモスが綺麗に咲いてるのをあちこちで見たこともあって、そろそろ良い感じかも?と期待して出かけてみることにしました。

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 しかし結論から言いますと、キバナコスモスはほぼ終わりかけていたのに対し、普通のコスモスはまだ咲き始めで見頃にはほど遠いという、何とも中途半端な状況でした。

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肉の日は恒例の小岩ビリエットで北海道のエゾジカジビエ祭り!

 毎月29日は全国的に肉の日です。今年の9月29日は金曜日でプレミアムフライデーとも重なり、またとない「肉の日」日和でした。しかし8月末の焼肉の日からまだ一ヶ月しか経っていないとは。神戸で美味しい焼肉を食べまくったのは遙か昔のことのように思えてきます。

 それはともかく、最近の肉の日と言えば小岩のイタリアン・レストラン「ビリエット」に行くのが恒例となってきています。このお店ではイタリアンでありながら肉の日に合わせて毎月スペシャルな肉料理を用意してくれます。今月は一体どんなお肉が食べられるのか?と毎月楽しみにしていて、29日となればビリエットに行かなくては気が済まない、という状態になってきました。

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 9月の肉の日スペシャルとして用意されていたのは「ジビエ」でした。うん、最近静かにブームになってきていますよね。牧場で食用に育てられた牛でも豚でも鳥でもなく、馬でもない野生の動物のお肉です。

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【お知らせ】コメント欄を廃止しました

 10月1日より当ブログのコメント欄を廃止いたしました。

 これまでに1500近いコメントを皆様から頂いてきました。誠にありがとうございました。残念ながらコメント欄を削除するとともに、今まで頂いたコメントも非表示となってしまいます。ご了承いただきますようお願いいたします。

 廃止する主な理由は技術的なもので、具体的には今後主要なWEBブラウザがSSL非対応サイトへの文字入力に対し、セキュリティ警告を発していく流れが強まっている中で、本ブログのSSL対応が遅れており、その警告にしばらく対応できないことによるものです。

 記事内容へのご意見、ご感想、ご指摘等ありましたら、お問い合わせフォームからお送りいただくか、またはTwitterでメンションいただければと思います。

 以上ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

「ペンタ棒」ことO-ICK1によるセンサークリーニングに失敗した話

 レンズ交換式カメラにとって宿命とも言えるのがセンサーに付くゴミ対策です。今ではカメラ自体にセンサークリーニング機構が搭載されているのが当たり前になっていますが、それも万能ではありません。

 とはいえ、ほとんどの場合撮影結果に影響はないし、空に影が出来るくらいならレタッチで簡単に消せます。なのでデジタル一眼レフを使うようになってから、あまりセンサーのゴミを気にしたことはなく、数ヶ月に1回はブロアで吹いたりしていれば、特に問題はありませんでした。

 それはK-1でも同様で、使い始めて以来この1年4ヶ月ほどの間に、センサークリーニングのためにサービスセンターに持ち込んだのは1度だけ。それも今年の7月のことです。

 しかしそれから1ヶ月も経たない間に、またもやブロアでも取れないゴミがセンサーに付いてるのを見つけ、なんとかこの手のゴミを自力でクリーニングする手段を手に入れたいと思いつき、挑戦してみることにしました。

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 自力でセンサークリーニングすると言えばこれしかありません。俗に「ペンタ棒」と呼ばれているセンサークリーニングキットです。

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去りゆく夏を惜しんでハイテクマシンによる流しそうめん大会を開催する

 9月も中旬を過ぎて、空気はすっかり秋めいてきました。まだ時折蒸し暑い日はあるものの、うだるような灼熱の季節はもう遠くに過ぎ去り、今はもうっかり体を冷やして風邪を引いたり、そろそろ標高の高いところで見られる紅葉が気になってくる季節になりました。

 私は四季の中では、寒くて夜が長くて雪が降る冬が一番好きで、暑い夏は嫌いなのですが、そうは言っても夏があっての冬と言うことで、夏らしい遊びの一つもしておかなくては秋から冬に向けてメリハリが付きません。

 夏の遊びと言っても、もういい歳なので海に繰り出すみたいなことはなかなか出来ませんが、大人らしい夏の遊びと言えば... そうだ!流しそうめんをやろう!と仲間内で盛り上がり決行することになりました。とはいえ、流しそうめんをやるのは大変ですよね。竹を買う? どこに設置する? 水の供給と処理は?? と、本格的にやろうとするとなかなかハードルが高いです。

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 しかし困ったときのアマゾン。流しそうめんを手軽にやるソリューションはいくらでもネットで見つかりますし、その気になれば翌日には手に入ります。

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会津若松で七日町通りを散策し飯盛山で白虎隊の悲劇に思いを馳せる

 会津若松城編からの続きです。お城を後にするとちょうどお昼ごはんの時間帯だったので、食べるところを探しつつ市内を散歩することに。ネットで調べてみると会津若松市内にはレトロな建物が残る七日町通りというところに面白そうなお店が並んでいると言うことで、散歩がてら行ってみることにしました。

 そしてお昼ごはんを食べた後、会津若松城を見学していて俄然気になってきた飯盛山を訪ねてみることにします。飯盛山に何があるかと言えば、戊辰戦争最大の悲劇とも言える白虎隊二番隊が自刃した地です。

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 ということで、会津若松城→七日町→飯盛山というコースは、会津若松観光半日コースのモデルのようなベタなものですが、初めてであればやはりどうしても抑えておきたいところ。十分に楽しめます。と言うことでまずは七日町通りへ行ってみましょう。

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