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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

2017年最後の桜はリバーサルフィルムで撮ってみる

写真 フィルム ZEISS

 4月も下旬ですから関東地方ではもう桜の季節は過去のものとなりました。とは言え、今年は気象庁の発表とは裏腹に、都内の桜は比較的開花も遅めで、その分先週末あたりまでは散り際の桜がまだ見られました。花吹雪とか花筏とか、散った花びら一面の地面とか、散り際ならではの美しい景色もありますが、満開の桜を撮るほど簡単ではありません。

 何となく桜はもうお腹いっぱいかな?と思っていたのですが、散り際が見られるのは今だけ、と思うと撮っておかないと勿体ない気持ちになってきます。ただ、いつものK-1などデジタルカメラで撮るのは面白くないというか、もはや同じような写真しか撮れなさそうなので、今回は目先を変えてフィルムを久しぶりに使ってみることにしました。

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 しかも久々のリバーサルフィルムです。マウントせずにスリーブで仕上げてもらい、ライトボックスに載せてルーペで確認するという作業はワクワクします。それを久しぶりに楽しんでみることにしました。

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フィルムをもっと手軽に楽しむためにスキャナー EPSON GT-F740を買ってみた

カメラ フィルム ガジェット

 今年の初めに思いつきと勢いで買ってしまったPENTAX LXですが、36枚撮りのカラーネガを1本お試しで撮っただけで放置してあります。激安だったとは言え、せっかく勿体ないと思い出し再度フィルムを通してみることにしました。ついては今度はポジで撮ってみたいよね、とまたまた思いついたのは良いものの、今の時代ポジフィルムをどうやって楽しむか?が問題です。要はフィルムで撮った写真も、とりあえずはデジタル化したいと思うわけです。

 大手カメラ量販店で取り次いでもらえるフジカラーのDPEはで、現像と同時にデジタルデータ化してくれるサービスがありますが、対象はネガフィルムのみ。ポジのスキャンサービスもありますが、かなりコストがかかるのとお値段も張ります。また、フジカラーにこだわらなくても、フィルムスキャンをやってくれる業者は、ネットで探せばたくさん見つかります。

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 しかしもっと手軽に、しかし最低限の質を抑えた上でデジタル化したいとなると、やはりフィルムスキャナーがあると良いよなぁ、とまたもや思いついてしまいました。

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タイヤと運を制する者がレースを制す:F1 2017 第3戦 バーレーンGP

F1

 開幕直後の2連戦、先週の中国GPに続きバーレーンGPが行われました。中東のオイルマネーで潤う砂漠の中のサーキットで行われるトワイライトレース、と言うよりほとんどナイトレースと言っても良いのかも。時差を差し引きしても、通常ヨーロッパで昼間に行われるレースよりも遅い時間となり、日本では日付をまたいだころにスタートとなりました。

 以前地上波放送があったときは、ライブではなく数時間遅れの放送だったので、常にこのくらいの時間に見ていた記憶がありますが、CS放送とネット配信に移行してライブ観戦が当たり前となった今は、夜中に起きていられなくなってしまったので、見逃し配信を利用して翌日に観戦しました。

 最近はF1ニュースも露出が少なくなったので、翌日昼間もそれほど注意していなくても、安心して結果から遠ざかったまま見ていられます。

Valtteri Bottas / Williams FW38 / 2016年 日本GPKONE3361.jpg
 閑話休題。バーレーンはトラクションサーキットで、気温も高いため、燃費とリアタイヤに厳しいサーキットです。勝つにはこの二つを制する必要があります。

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「リコーが個人向けカメラ事業から撤退するかもしれない」というニュースのリアリティと雑感諸々

カメラ 日記

 いや、ビックリしましたね。今更その話するのか?と言われるかも知れませんが、先週水曜日12日に日経新聞(とその電子版)に掲載された記事は、ごく一部のカメラファンに衝撃を与えました。そのタイトルは「リコー、カメラ事業縮小 個人向け撤退含め検討」というもので、内容はと言えば「赤字続きのカメラ事業を再編し、自動車向けなどのBtoBに専念する一方で、コンシューマー向けのデジタルカメラ事業の撤退を検討している」というものでした。

 朝刊に掲載されたこの記事は、瞬く間にカメラクラスタ、特にペンタックスおよびリコーファンの間に広がり、私のタイムラインにも電子版に掲載された直後に流れてきました。これに対するリコーとリコーイメージングの反応は早く、その日のお昼には否定コメントが出され、夕方には「日経新聞お得意の飛ばし記事だったらしい」的な方向で収束しつつあります。

 確かに日経新聞は3月にも「パナソニックがカメラ事業部を解体」みたいなことを書いて、実際は映像機器全般の事業組織再編に過ぎなかったという前例もありますから、今回のリコーの件もその程度のことなのかも? と思いたくなります。

 でも「あいつはオオカミ少年だ」と言うことと「いつかオオカミは本当にやってくるかも知れない」と言うことは、別々に考えておく必要があります。逆に言えばみんな薄々そんな気がしていて、リアリティがあるからこそこんなに騒ぎになったのではないかと思います。

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 ということで、以下一人のPENTAXユーザーの感想と戯れ言に過ぎませんが、今回の件について思ったことを書き留めておこうと思います。今後何かあったとき「ほら、オレが言ってた通りだろ!」と自慢出来る日が来るかも知れないので(A^^;

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PENTAX Q-S1とNikon 1 J5にPeak DesignのリストストラップCUFFを付けてみる

カメラ PENTAX K-1 PENTAX Q-S1 Nikon 1

 昨年末にK-1用にPeak Design製のスリングストラップSLIDEを購入し使用していますが、もはや一眼レフ用のストラップはこれしかない!と言うくらいに気に入っています。Peak Design製のストラップはSLIDE以外にもいくつか種類があるのですが、いずれも共通のアンカーを前提とした構造で、まるでレンズを交換するように、時と場合に応じてストラップも交換できるというデタッチャブル・システムとなっているところが特徴です。

 なので、アンカーとプレートを別途用意すればSLIDEはK-3IIでも使用できます。一眼レフを2台(K-1とK-3II)とも持ち出すことは滅多にないので、SLIDEは今のところ1本だけで使い回しています。そのうち予備も兼ねてSLIDEをもう一本買おうかと思ってるところ。

 さて、それ以外のカメラはと言うと、私が持っていて常用しているのはPENTAX Q-S1またはNikon 1 J5と言った超小型機です。これにSLIDEはさすがに大げさすぎるし、せっかくの超小型カメラの使い勝手が悪くなってしまいます。

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 そこで調べてみたら、Peak Designにもリストストラップがラインナップされていました。K-1やK-3IIとの共用はともかく、Q-S1とJ5の間で共用できるなら便利かも?ということで、そのPeak Design製リストストラップを買ってみることにしました。

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沖縄旅行の余韻に浸りながら読んだ本と聴いた音楽

読書 音楽

 3月上旬に行ってきた沖縄旅行の余韻にいまだに浸っています。沖縄を訪れるのは初めてではなかったし、そもそも普通に観光地を回ってきただけなのに、なぜか今回の旅行は特に楽しくて、印象が強く残り、その「沖縄の思い出」を忘れまいとしているところです。

 そのために音楽はとても手頃で、iTunesを探せば沖縄民謡とそれをベースにした楽曲はたくさん見つかります。それらを片っ端からiPhoneにダウンロードして毎日聴きつつ、そう言えば、沖縄を舞台にした有名な小説もあったよな... とAmazonで探して買ってみました。

太陽の子:灰谷健次郎

太陽の子 (角川文庫)

太陽の子 (角川文庫)

ふうちゃんは、神戸生まれの女の子。おとうさんとおかあさんは沖縄出身で、神戸の下町で琉球料理の店「てだのふあ・おきなわ亭」を営んでいる。やさしい常連さんたちに囲まれて明るく育ったふうちゃんだが、六年生になった頃、おとうさんが心の病気で苦しむようになる。おとうさんの病気の原因は何なのか?ふうちゃんは、「沖縄と戦争」にその鍵があることに気づきはじめる…。戦争は本当に終わっているのだろうか。なぜおとうさんの心の中でだけ戦争は続くのか?今、日本人が本当に知らなくてはならないことがここにある。

太陽の子 (角川文庫) | 灰谷 健次郎 | 文庫 | Amazon
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満足の笑顔に溢れる表彰台を見るのは何年ぶりだろう?:F1 2017 第2戦 中国GP

F1

 2017年F1の第2戦中国GPが上海インターナショナル・サーキットで行われました。昨年からマレーシアGPも秋のアジア連戦に移動されたものの、日本から一番近い上海の中国GPだけは、開幕直後の春に残されたままとなっています。秋はアメリカ大陸連戦もあって、日程に隙間がないから仕方ないのでしょう。

 その代わり開幕後のフライアウェイ戦は、オーストラリアに始まり中国、バーレーンを経由してロシアへ... と次第にヨーロッパに近づいていくと言う意味で、分かりやすい並びになっています。

 さて、お花見のこの時期に日本でも天候が荒れたのと同じように、上海もこの週末は雨模様だったようです。金曜日は視界が悪くてドクターヘリの運行に支障があるため、フリー走行がキャンセルされると言う事態になりました。土曜日は何とか晴れたものの、決勝の日曜日は再び雨。ドクターヘリは諦めて地上輸送路を確保することで、安全性は確保したとのことです。

Max Verstappen / Red Bull RB12 / 2016年 日本GPKONE0420.jpg
 まだ開幕直後だしウェットレースは荒れると決まっていますが、最終的に表彰台に上がった3人は全員が全員、満足げな表情を浮かべお互いをたたえあっていました。どす黒い嫉妬と意地と、怨念が常に渦巻くF1界にあってはとても珍しいことです。

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今年のお花見は夜桜三昧! 都内の桜ライトアップポイント三カ所を巡る

写真 散歩 PENTAX K-1 DFA15-30mmF2.8ED SDM WR DFA24-70mmF2.8ED SDM WR DFA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR DFA★70-200mm F2.8ED DC AW

 4月に入って2回目の週末を迎えましたが、残念ながら東京の天気は最悪で雨に見舞われてしまいました。その前の平日の間も晴れた日もありましたが、全体的に今ひとつスッキリしない日が多くて、桜の季節ってこんなに天候不順だったかな?とちょっと残念なお花見シーズンになってしまいました。

 もちろん花曇りや雨の中でも桜は綺麗だし楽しみ方は色々あるかと思いますが... 綺麗な写真を撮ろうと思ったら空の影響をあまり受けない夜の方が良いかも? と思いつき、前回のエントリーで書いた六義園の大しだれ桜に続いて今年は結局夜桜巡りばかりをすることに。

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 都内にはライトアップされた夜桜ポイントが幾つもあります。千鳥ヶ淵とか目黒川とか有名なところはもちろん、それ以外にも地元の人達しか知らないような渋いポイントもあります。

 ちょうどソメイヨシノが見頃を迎えたこの一週間の間に巡った夜桜ポイントを3カ所紹介しておきたいと思います。

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ライトアップされた大しだれ桜は圧巻の姿! 六義園へ夜桜を撮りに行く

写真 散歩 PENTAX K-1 DFA15-30mmF2.8ED SDM WR DFA24-70mmF2.8ED SDM WR

 東京都心では先週末フライング気味にソメイヨシノの満開宣言が出されたものの、実態としては都内各地の桜も今週になってからようやく開花が進んできたところです。そこで、今年はどこに花見に行こうか悩んだのですが、この週末はどうやらお天気が良くなさそう。ならばと言うことで、よく晴れた平日のうちに夜桜を楽しむことにしました。

 千鳥ヶ淵もいいし、行ったことはない目黒川もいいかも? そう言えば上野公園はすでに満開らしいし... などなどと色々考えてみたのですが、昨年初めて見た見事な大しだれ桜の美しさが忘れられず、今年も六義園に行ってみることにしました。

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 六義園の夜間のライトアップイベントは3月16日に始まり、当初は4月2日までの予定でしたが、桜の開花が遅れたために4月6日まで延長されていました。私が見に行ったのは火曜日の4月4日。満開を迎える直前でちょうど見頃。お天気も穏やかで良く晴れた夜桜花見日よりでした。

 また、去年は見逃していたのですが、六義園には正門近くの大しだれ桜の他に、第二の大しだれ桜という木があるそうです。今年は順路を巡ってもう一本のしだれ桜もちゃんと見てきました。

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「孤独のグルメ」で一躍有名になった川崎の「つるや」で焼肉ジンギスカンを食べる

 3月29日は2月9日以来久しぶりのニクの日です。この日を祝うために、珍しく多摩川を渡り神奈川県は川崎市までやってきました。川崎市と言えば、その昔は通勤していたこともあるのですが、もう10年くらいすっかりご無沙汰しています。

 慣れない京浜急行を乗り継いで降り立ったのは八丁畷駅です。特に繁華街でもなく、どちらかと言うとひっそりとした住宅地。そんな中にキラキラと輝くネオンが見えました。

 かなりイイ感じにヤレた店構えは年季を感じさせます。確かにこれは「孤独のグルメ」にはぴったりなB級の雰囲気。いえ、見たことも読んだこともないので良くわかってませんが。

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 ちなみに上の写真はすでに新規の入店を締め切った後に撮ったので、中はまだ盛大に焼いてるのですが、看板の灯は落とされ「終了」の看板が出ています。

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