酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

年に一度のフランス車の祭典! 快晴の車山高原で行われた French Blue Meeting 32e へ行ってきた

 今年もこの季節がやってきました。10月後半といえばFrench Blue Meeting(以下"FBM"と略します)の季節です。フランス車に乗るようになってから早19年、いや、まだ19年と言うべきか? 年に一度長野県は車山高原でフランス車が全国から一堂に集まるフランス車乗りの祭典が行われます。ぶっちゃけて言えば非常に規模の大きなオフ会みたいなものです。

 この季節は東京周辺の山々でも次第に紅葉が見ごろを迎えてきて、暑くもなく寒すぎもせず、絶好の観光シーズンですが、なぜかFBMは伝統的に雨にたたられることが多いという印象があります(が実際に雨が降るのは3年に1回くらい)。フランス車乗りにはよほど雨男/雨女が多いのでしょう。

 しかし今年は事前の天気予報からしてガチの「晴れ」でした。晴れとなれば車山周辺のきれいな秋の風景も見られそうです。

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 FBMでフランス車浴するとともに、カジュアルに車窓から紅葉狩りも楽しんでしまおう!ということで久々の日帰り長距離ドライブをしてきました。

午前8時、快晴の車山に到着

 好天の週末とあって、午後早い時間から中央道の上りは混み始めるだろうとの予想のもと、早め早めに行動しようと言うことで、例年よりも早い時間に出発し、現地に到着したのは午前8時頃でした。

 白樺湖を過ぎて車山へ向かう道はすでにフランス車密度が異常に上がっています。空は予報通りスッキリ晴れて最高のドライブ日和でした。

 あまりに気持ちの良い状況だったので、ドライブレコーダーから一部切り出してみました。前を走るのはDS3で、最後渋滞に突き当たりますが、これはFBM会場に入るためのフランス車渋滞です(と言っても200mほど)。

 これは朝の様子ですが、この日は終日霧ヶ峰方面までずっとこんな調子でした。

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 会場は車山高原スキー場からビーナスラインを挟んで山裾に広がるペンション街一体です。今年で32回目。私は2000年の14回から参加し、一昨年来ていないだけなので今年で参加するのは18回目です。

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 入り口で参加費2,000円を払って誘導に従い駐車すると、こうしてカングーと307に挟まれたりしてしまうのがFBMならではの風景。

 さて、とりあえず坂道を下ってメイングランドに行き、フランス車見物をしましょう。FBMの楽しみのほとんどはそれです。

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 会場内はどこを見てもフランス車だらけ。ちょっとした渋滞もその隊列は前から後までプジョーとシトロエンとルノーで占められています。しかも世代も様々。こんな贅沢な風景はFBMでしか見られません。

原工房ブースに顔を出す

 メイングランドの一角には、色々なショップのテントが並んでいます。そんな中に私が常日頃車関係でずっとお世話になっている原工房さんも出展しています。篠崎の店は閉めて全員総出でFBM会場に来ているはず。

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 いつもの定位置にありました。他より広い角地を占有してるのですが、何しろ日が当たらなくてジメジメと寒い場所です。暖かいコーヒーを2杯(無料!)も頂いてしまいました。あ、あとお菓子も。

 テント前に置いてあったのは、アメリカ仕様の405(白い方)と、マイナーチェンジ後の308 Allure BlueHDi(青い方)です。さらに405の隣にはPEUGEOTブランドのベビーカー(風船付いてるヤツ)も置いてありました。

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 昔は無料で配っていたトートバックも、今は有料で販売しています。うん、これ無料で配るのおかしいですから!

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 さらに307WRCのミニカー(と言っても1/8でかなりデカい)も販売していました。100台しかこの世に存在しない非売品ということで、かなり強気の値付けがされています。国内の正規ディーラーでも持ってるところはほとんど無いのではないでしょうか?

珍しいフランス車を見て回る

 さて、原工房さんの無料コーヒーで暖まったら、メイングランドとその周辺に集まってきたフランス車の数々を見て回りましょう。

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 一般参加者の車両がほとんどですが、ごく普通のクルマからもはや都心でも通常はほとんど見かけないレアな旧車までいろいろあります。

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 FBMの主役はいつの時代になってもシトロエン2CVです。今年は2CV生誕から70周年になるそうです。綺麗に磨き上げられた新車のような個体から、(わざとだと思いますが)ボロボロの個体まで、色も仕様も様々です。

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 この2CVはフランスと日本の国旗を掲げていますが、その真ん中には「日仏交流160周年」と書かれていました。恐らく1868年のパリ万博に日本が初めて出展したことを指しているのだと思います。その後も明治維新を迎えるまで、フランスは徳川幕府との交流を深め、近代的な陸軍組織の基礎を日本にもたらしています。

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 2CVと並んでFBMのもう一つの顔と言えば、宇宙船ことシトロエンDS。オレンジのカブリオレは特に大人気で人だかりが出来ていました。

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 初代トゥインゴはどうやら生誕から25周年のようです。ハロウィン仕様がとても似合います。今見てもこのデザインはかわいいですね。

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 アルピーヌのA110とV6ターボの鮮やかなフレンチブルーも、この良いお天気に一層映えています。カッコイイ〜!

 そう言えばアルピーヌA110は新型が出たんでしたっけ。会場では実車も見かけましたが、なかなか良い感じにオリジナルの雰囲気は出していました。しかし如何せん大きさが全く違います。

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 旧車はプジョーもがんばっていました。なかでもこの504は超かっこいいです。フルレストアした車両なのかピカピカでした。

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 さらに80年代WRCのグループBホモロゲーションモデルの205ターボ16。205なのにミッドシップにターボエンジンを積んだ4WDモデルです。オリジナルの205とはまったく別物。こんなバケモノマシンを市販していたなんて!

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 かと思えば、同じWRCのホモロゲーションモデルとして市販されたルノー5ターボは、なんとジムカーナ大会に出場して走り回っていました。なにこれすごい!

 ちなみに毎年FBMのレポートには書いてると思いますが、私はこのFBMジムカーナ大会で優勝したことがあります。2005年に306で出走しました。しかも5人満載状態で走っての優勝でした。後にも先にもシャンパンファイトをリアルにしたのはあの時だけです。賞品はパリへの往復航空券2人分でしたっけ。そのパリ旅行も含めて良い思い出です。

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 他にも紹介しきれないくらいいろいろあって、本当に飽きません。あっという間に時間が経ってしまいます。

テント街をブラブラする

 さて、次は原工房さん以外にも色々なショップの出店が並ぶテント街を散策してみましょう。

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 色んなショップが出ているのですが、例えばこんな小物類とか

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 オイルとか、パーツ類とか、ミニカーは定番中の定番。もちろんほぼ全てフランス車です。

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 食べ物屋さんもたくさん出ています。シャンパンのミニボトル(試飲用サンプル)なんかもあったのですが、あまり車のイベント向きではないですね。ドライバーは試飲が出来ません! 後日配送と言うことで注文を集めているお店でした。

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 徳島から毎年やってくるルノーのディーラーでは、すだちつかみ取りが名物になってきています。毎年すぐに終了してしまうのですけど。

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 ということで、一通り回ったのですが、今年は収穫物なしでした。

306と308を見かけるとつい撮ってしまう

 見知らぬレアなフランス車も良いですが、馴染み深い見慣れた車両にも反応してしまいます。私にとっては306と308でしょうか。

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 この2台は私のとまったく同じT9前期型の308SW GT BlueHDiのホワイトです。昨年はほとんど見なかったディーゼル車は今年はたくさん来ていました。

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 フェイスリフトした後期型も結構たくさん見かけました。左の白はAllireで、右の黒はGT。どちらもディーゼルですね。

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 あと、GTiも何台か見かけました。マグネティック・ブルーが多いようです。

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 次は306。チャイナブルーはヤレにくいボディカラーなのではないかと思います。とても綺麗な個体がまだまだいます。これはXSiですから私が乗っていたのとはちょっと仕様が異なります。

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 こっちはまさにスタプレでしょうか。ホイール変えてエンブレム剥がしてありますが、内装とか車高の高さなんかからして間違いなさそう。左のミラーがガムテープで補修してあるのが痛々しいです。

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 なんと、N3だってまだ走ってます。205や405が走ってるのだから当然かな? でも今となっては相当なレア車です。右は306Rallyが2台並んでいました。スピードラインのホイール格好良い!

 で、306と308の間に乗っていた207はどうしたんだ?と言われるとアレなのですが、全然見かけなかったです。ハッチバックはちらほら。SWも走り去っていく姿は見たのですが、写真は撮れませんでした。ある意味207は、FBMにおいて206や306世代よりもレア車化してきてるかもしれません。

会場内の紅葉は今一歩だった

 ここまでの写真でもちらほら写っていたとおり、周囲の山々は黄色く色づいていて、綺麗な青空に映えてとても綺麗でしたが、紅葉の最盛期にはまだちょっと早かったようです。

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 昨年は日程が一週間遅く、雨ではなりましたが木々の色づきは見事なものでした。ということは、今週末が車山周辺の紅葉は最盛期かもしれません。

 さて、一通り会場を巡ってもまだ午前中ですが、フランス車見物はこのくらいにしてちょっと少し早めの紅葉と山の景色、そしてドライブなどを楽しむことにしましょう。

 ということでも、車山日帰りドライブはもうちょっと続きます。


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