酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

白子駅周辺で飲み食いしてきたもの:30回目の鈴鹿 2018F1日本GP観戦記(番外編)

 鈴鹿のF1日本GP観戦記番外編です。東京を出発して鈴鹿に向かったのは木曜日。それから現地に4泊して、東京に帰ってきたのは祝日の月曜日です、毎年この食事に関する番外編は書いていますが、今年も色々開拓してきたので、備忘録として記録しておこうと思います。

 鈴鹿サーキットへのアクセス方法は色々ありますが、公共交通機関を利用した場合の一番メジャーな方法は、近鉄の白子駅から三重交通のシャトルバスに乗るというルートです。以前は現地泊と言ってもなかなか鈴鹿周辺には空いてるホテルは見つけられず、名古屋から通ったこともありましたが、ここ数年は白子駅近くに定宿を見つけてそこに泊まっています。

 と言っても宿は夕食無しのほぼ素泊まりですから、毎晩サーキットから帰ってきてから一休みした後、夕飯を求めて日が暮れた白子駅周辺の街へ、美味しい食事やお酒を出してくれそうなお店を探して繰り出してきました。

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 地元の通い慣れたお店も良いですが、見知らぬ街をウロウロしながら自分の嗅覚で飛び込んでみるのも楽しいものです。当たりの店ならもちろんですが、外れだったとしても(A^^;

古き良き街角の寿司屋さん:魚萬

 木曜日の夜に訪れたのは、白子駅前徒歩1分にある「魚萬」というお店。ここは昨年に初めて入ってみて、あまりの雰囲気の良さと料理の美味しさに、今年も絶体にリピートすると決めていたお店です。

 基本的にお寿司屋さんなのですが、昔ながらの定食&飲み屋的な感じで、大将は寿司に限らず、揚げ物でも焼き物でもサラダでも鰻でも、なんならお肉でも、何でも作ってくれるようです。

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 とりあえずの生ビール!と言いたいところですが、この昭和な雰囲気には瓶ビールだろうと言うことで、敢えて小さなコップに瓶から注いで乾杯です。

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 最初に頼んでみたのはお造り。地場産の魚を使ったお任せ5点盛りです。マグロ以外の白身は全て白子の漁港で上がったものだそうです。キスとカンパチとカレイだったかな? 白身だらけでなんか関西風なのが面白いです。もちろん超美味しかったです。

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 そして天ぷら。昨年食べて一番印象に強く残っていた料理です。これもお任せにしたのですが、野菜から小エビから鱧まで入っているフルコース。揚げたてホクホクです。

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 クルマエビ塩焼きや、う巻きも頂きました。そうそう、このおみせ、寿司と鰻が二枚看板メニューになっています。鰻もしっかり食べてみたいです。

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 で、もちろん最後は寿司盛り。これもお任せで握ってもらいました。旅先で食べるお寿司は最高です。

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 木曜日の夜はF1の客もまだ少なく、地元の人もおらず、とても空いていました。でも多分F1ウィークエンドの夜は大賑わいになるはず。大将と女将の二人で切り盛りしているようですが「昔はレースやってるとここまで音が響いてきたもんだよ」と言ってました。そうか、そうですよね。

 ここは来年もまた必ずリピートしたいお店です。


白子にいることを忘れてしまう欧風料理とワインの店: Eden

 二日目の金曜日は、雨がシトシトと降り出した中、駅前の商店街に行ってみます。昨年と一昨年入った肉バルも良いですが、今年はもう一つ気になるお店があったのでそちらを試してみることに。店内がまったく見えない大きな扉が入り口で、飛び込みで入るのはちょっと気が引けたので、直前に電話して一応予約しておきました。

 「Eden」という名のこのお店、内装もとても凝っていて小洒落た良い雰囲気です。かなり人気店のようで、どうみても4人がけのテーブル席に6人みちみちに詰め込まれていたりしました。

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 乾杯はエーデルピルスを頂きました。あまり飲んだことないんですよね、これ。高いだけあって苦味が利いていてなかなか美味しいです。

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 お通し的なものが一応出てきました。クラッカーと、自家製のディップソースですが... これが猛烈に美味しかったです。何が入ってるかその場では説明してくれたのですが、忘れてしまいました。しかし、素材を聞いただけでは想像できない旨味の塊でした。お代わり欲しいくらいです。というか、これだけで相当飲めそうです。

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 と言うわけにも行かないので、前菜5種盛り合わせ。ブータン・ブランとかホタテ貝柱のマリネとか、パルミジャーノのクロッカンなどなどです。

 全体的にイタリアンな感じですがイタリア料理に限ってるわけではなく、色々混ざってるところが「欧風料理」と名乗ってる由縁でしょう。

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 なかなか魅力的なものがメニューに並んでいたので、色々発注してしまい、テーブルの上はかなり賑やかになりました。焼き立てチーズキッシュ、トリッパのトマト煮込み、火にかかってるのは何だったかな?

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 一応プリモと言うことで、パスタを2品。左のジャガイモ入りパスタというのも珍しい感じですが、オイルベースのさっぱり風味で美味しかったです。

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 写真は撮っていませんが、スパークリングに始まって白、赤と一通り頂きました。やはりこの手の料理にはワインが合います。

 ということで、店員さんもしっかりとトレーニングされている感じで、鈴鹿へF1を見に来たことを忘れてしまうかのような、ちょっとイイ感じのお店でした。完全禁煙なのもポイント高いです。


心落ち着くB級グルメと言えば鉄板焼き:まさかつ食堂

 三日目の土曜日にやってきたのは、やはり白子駅前の商店街にある鉄板焼きのお店、まさかつ食堂です。このお店は前日に「Eden」からコンビニへ向かう途中にたまたま見つけたもの。お洒落な洋食屋で飲み食いした後に見た、猥雑な鉄板焼きの店先はなぜかとても魅力的に感じられました。

 そのまま二次会に... というのをグッと堪えて、翌日にお腹を空かせて再びやってきました。ほぼ開店直後で予約もなにもせずに飛び込みで入りました。

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 やはりここはジョッキビールですよね。しかも(中)ではなくて(大)。比較対象がないので分かりづらいですが、これが尋常じゃなく大きいです。久々に大ジョッキ飲みました。

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 こういう感じだと塩キャベツ食べたくなりますよね。

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 肉部員としてはもちろん鉄板でも肉を焼いてしまいます。見ての通りかなりB級ですが美味しいです。お肉ですから!

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 モダン焼きも頂きました。これは自分で焼くのではなく、焼いて持ってきてくれます。

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 お好み焼きは自分達でやきました。他にも鉄板焼きメニューとしては「もんじゃ」もあったのですが、やはり東京下町育ちとしては、こういうアウェイの地で食べる気にはなりません。お好み焼きも大阪(あるいは広島?)の人から見たら同じなのでしょうかね?

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 そして最後の〆は豪華に2種類。普通のソース焼きそばと、ホルモンうどんです。ホルモンうどんと言えば、昨年に亀山の「亀八食堂」で食べたホルモンうどんが忘れられません。いや、これも美味しかったです。

 ということで、かなりジャンクな感じ前回でしたが、こういうのは心が落ち着きます。なかなか良いお店で気に入りました。また来年も来るかも?


本格イタリアンが食べられるトラットリア:シェーナ

 さて決勝が終わって白子の最後の夜は、フェラーリとトロロッソの(勝手に)残念会&反省会ということで、イタリアンのお店「シェーナ」へ行くことにしました。商店街に入らず、駅を出たら北へ徒歩5分ほど行ったところに、忽然とあらわれる本格トラットリアです。

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 前菜はお任せの盛り合わせ。生ハム、鰯のマリネ、水牛のチーズなど、基本を抑えたメニューです。もちろん見た目通りに美味しかったです。

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 プリモには牡蠣のパスタを頂いて...

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 メインは牛肉2品に、鶏と魚を1品ずつ。グランドメニューではなく、黒板に書いてあったその日のお勧めの中から選びましたが、メモしてこなかったので詳細は覚えていません。しかし、どれもとても手が込んでいて、色々工夫がされていて素晴らしく美味しかったです。

 また、写真はありませんがお酒はスパークリングから白と赤も順番に頂きました。

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 最後にグラッパを頂いたのですが、あまり飲む人はいないのか、私たちが頼んだ銘柄はどれも口開けでした。イタリアンの〆はグラッパでなくっちゃ〜。

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 グラッパとともにもちろんドルチェも頂きました。こう見えてもチーズケーキです。イチジクがのっかっていて季節感があります。


 接客も丁寧ですし料理は抜群に美味しかったし、お勧めワインも厳選されてるようで、料理に良く合っていました。ですが、私たちが訪れた時はF1帰りのお客さんが増えるラッシュ時だったのか(と言っても満席という感じではありません)、特に厨房がキャパオーバーで料理の提供がまったく追い付いてないようでした。

番外編の番外編:松阪城で百名城スタンプをゲットし、松阪牛を食べる

 F1日本GPが終わった翌日は体育の日で休日です。なので日曜夜まで白子に宿泊し、翌日ゆっくりと東京へ帰ることになっています。が、真っ直ぐ帰るのもつまらないので、ちょっと寄り道をしましょう。

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 一昨年は名古屋城、昨年は伊賀上野城へ立ち寄り、東海エリアの百名城スタンプを徐々に集めていますが、今年は白子からも近い松阪城へ行ってみました。

 松阪駅から徒歩で約20分。松阪の街並みを見ながら散歩です。

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 松阪城跡は石垣だけが残り、建物は復元含めて何もありません。ですがなかなか立派な石垣と堀の遺構が比較的綺麗に残ってるようです。

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 ですが多くは明治から昭和にかけて組み直したり、修復されたものだそうです。そんな中で本丸跡に残るあまり高さのない天守台跡の石垣だけは、手つかずのまま残っているもので、約400年前の織田、豊臣の時代のものだそうです。低い石垣なので見逃しそうになりますが、かなり良い感じに年季の入った野面積みの石垣でした。

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 ということで、目的のスタンプを無事にゲットしました。これで24個目。あと一つで1/4達成となります。何とか今年中に25個以上行きたいと思います。

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 その後、ちょうどお昼ごはんの時間と言うことで当然松阪牛食べるでしょ!となったのですが、いくつか焼肉やステーキ、定食から牛カツやしゃぶしゃぶまで、いろいろな有名店の店頭まで行ってメニュー見たりして検討したのですが、なかなか決め手に欠く感じで、気がついたら松阪牛難民になりかけてしまいました。

 暑いし疲れてきたし時間もなくなってきたので、リーズナブルなお値段でたっぷり食べられそうなお店に適当に飛び込んでしまいました。

 やっとありつけた生ビールはキンキンに冷えていて美味い!

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 で、松阪牛のロース&カルビ定食です。うん、良いんじゃないでしょうか。お値段もかなりリーズナブルでした。

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 レバーは別発注。もちろん焼きですよ、これ。かなり大粒で美味しかったです。レバーらしさがほんのり上品に残りつつ、ボソボソ感は皆無で滑らかな舌触りでした。


また来年!

 ということで、また来年も白子周辺で飲み歩きしたいと思います。鈴鹿サーキットへの通過点としてしか見ていなかったときは、何もない寂れた田舎町だな、などと失礼なことを思っていましたが、泊まってみて夜の街に繰り出してみると、結構色々あって奥が深そうです。そもその線路の海側がまだ未開拓で気になっています。

 F1だろうとスキーだろうと百名城だろうと、はやり旅の最大の楽しみは「食」だな、と思います(^^;

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 F1観戦の旅における「食」と言えば、鈴鹿サーキット内の食事情についてもいろいろとあるのですが、今回もまた記事書けるほどの写真を撮ってないので、また来年以降の宿題にしたいと思います。

 上の写真は決勝日の日差しの強さに打ち勝つために食べたかき氷(イチゴミルク&フロート)です。超美味しくて強く印象に残っています。

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 あとグランドスタンド裏にあったジョニーウォーカーのバースタンド。ピットウォーク編にも書きましたが、ここで作ってもらったハイボールが異常に美味しくて忘れられません。もしかして角とかじゃなくて、ジョニーウォーカーが美味いってことなのか?

 タバコに続きアルコール類の広告も厳しくなってきていますが、ジョニーウォーカーには来シーズンも是非F1のスポンサーでいて欲しいです。

昨年の食レポ


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