それは特定の場所ではなく、どこでも良いので一面黄色に埋め尽くされた「ひまわりが畑」を見て(撮って)見たかったのです。関東近辺にはいくつか有名スポットがありますが、開花が早く7月中旬から見頃を迎えるという、成田ゆめ牧場へ行ってみることにしました。
成田ゆめ牧場についての情報は公式WEBサイトが詳しいです(このサイト、モバイルからだと見づらいかも…)
東関東自動車道の成田ICから千葉らしい田舎道を20kmくらい進んだ先にありました。私のナビには載っていなかったのですが、今年の6月に圏央道の大栄−神崎間が開通しており、その途中にある下総ICからだと降りて5分というロケーションです。帰りはその圏央道を使ってみました。
夏休みが始まり、連休で良く晴れた日とあって、混雑を避けるため開園狙いで朝早くに出かけたのですが、京葉道は既にかなり混雑していました。千葉県には海水浴場がたくさんありますからね。しかし東関東自動車道に出てからは順調。成田ゆめ牧場もそんなに混んでいませんでした。
ひまわり畑
さて、7万本以上のひまわりが植えられているというひまわり畑は、家族連れで賑わう牧場内のどこかにあるのかと思っていましたが、実際は牧場エリアとは別に駐車場とキャンプ場の横にありました。ということでひまわりを見るだけなら牧場への入場料がかかりません。また、ひまわり畑の中は迷路というか通路が作られており、そこへ入るには300円かかります。いずれにしてもとても良心的。
カメラはK-3 IIにレンズはHD DA16-85mmとDA★55mmを中心に念のためDA★60-250mmも持って行きました。以下、写真を何枚か貼っておきます。
全貌はこんな感じです。群生するひまわりを初めてですが圧巻でした。
青空に向かって咲く姿が綺麗です。でもこうやって一輪だけ撮ってたのでは群生してる意味がないですね(^^;
望遠レンズで距離感を圧縮すると一面真っ黄色。ホワイトバランスもどうしたものやら。
花びらアップ。”Sunflower”とは良く名付けたものです。以前、ひまわりを撮ろうとするとすぐに黄色が飽和してしまった記憶があるのですが、K-3 IIのおかげなのか、偶然なのか、私の腕が上がったのか(そんなわけない)、今回は何も考えなくても綺麗に撮れました。
無理矢理な感じで前ボケ〜とか。
300円払って中にも入ってみました。背の高いひまわりに囲まれた細い通路がずっと奥の方まで続いています。
全体的に満開を少し過ぎていて既に種をつけ始めている花も多かったです。でもこの成田ゆめ牧場では、開花時期をずらして複数のひまわり畑を育てているそうで、現在の花が終わったら、次に場所を変えて同じように群生する様子が見られるそうです。なので8月中まで見頃はずっと続くとか。
花と言えばミツバチがつきもの。そんなにたくさんは飛んでいませんでしたが、カメラを構えているとちょくちょくフレームの中に動く物体を見つけます。花粉まみれになってせっせと蜜を集めていました。
ということで、たっぷりシャッターを切って午前中で引き上げてきました。猛暑でしたが、土の上で草花に囲まれていると、東京のコンクリートの上で感じるような暑さとはちょっと違うような気がします。もちろん、熱中症対策は必要ですけど。
牧場の方は完全にスルーしましたが、ソフトクリームだけは食べてきました。ミルク風味が濃厚でいかにも牧場産という感じ。超美味しかったです。