実は友人が大怪我をして約2ヶ月間入院していたのですが、めでたく前日に退院し、何はともあれ焼肉が食べたいという本人の意向により開かれたお祝い宴会というのが、本来の趣旨だったりします。
訪れたのは地元新小岩の「焼肉 慶州苑」です。カメラはX-Pro2を持っていきました。XF35mmF2は飲み屋テーブルフォトでどのくらい使えるでしょうか?(と、無理やり機材レビューにつなげてみる ^^;)
まずはキムチ盛り。このお店は照明は電球色で比較的明るくて光が良く回るのですが、何しろテーブルがこの色です。ホワイトバランスを取るのは結構難しいのですが、X-Pro2はAUTOのままでまったく問題ありません。
さて、お肉です。まずはタン塩から。どこにピント合わせるべきか迷います。一応、ピントが薄すぎると何撮ってるか分からなくなるので、F2.8までは絞ってみました。中途半端すぎたかも。
赤身の5種盛り! 美しいですねぇ。
このレンズ、最短撮影距離は35cm、撮影倍率は0.135倍ですので、どちらかと言うと近接撮影には弱い方ですが、お皿の上の料理を撮るには十分。パースペクティブも出過ぎずにちょうど良い感じになると思います。また、背面LCDによるライブビューのみだと、やや仰け反る必要がありますが、EVFがあると楽に構えられます。まぁ、焼き肉屋さんで比較的大柄なカメラのファインダーを覗き込んでる姿は妙ではありますが。
網の上で焼いてるお肉も撮りました。脂がしたたって美味しそうです。ここで友人に言われて気付いたのですが、最近のデジタルカメラは炭火の色が見た目通りに赤く写ります。一昔前だと炭火は青紫になったものです。センサーと画像エンジンの進化でしょうか。
これはおつまみで頂いた韓国風のイカ刺し。辛そうな色していますが、それほどでもありません。
冒頭に書いた通り、お祝い宴会なので少し良いお肉も頂いてしまいましょう。見ての通り、シャトーブリアンです。ヒレの中のヒレ!美しいですねぇ、惚れ惚れします。見た目通り美味しかったです。このお肉だけ、ホワイトバランスがちょっと転んでいるかも。
ホルモン系も食べなくてはと言うことで、マルチョウです。最近流行の味噌味で。役のがとても難しい(食べ頃が分かりにくい)お肉ですが、今回は結構上手く焼けたと思います。
最後は白米をカルビで! これこそ焼肉の醍醐味です。
カルビだけではご飯が余ってしまうので、お肉屋さんの麻婆豆腐を追加しました。これで〆は完璧です。
ということで、久しぶりの焼肉はとても美味しかったです。
そしてXF35mmF2はこういった場面でも思ったよりも快適に使えました。APS-Cで35mmという焦点距離が、お皿の上の料理を撮るにはちょうど絶妙な画角です。周辺の余計なものを切り、背景の余計なもをぼかしてしまえば、美味しそうな料理だけが浮き立ちます。と言っても、絞りを開けすぎるとその肝心の主役もボケボケになってしまいますが。
今回は食べながら、飲みながらだったので、撮影データに気が回らず、ISOはAUTOのまま比較的低速シャッターを切ってしまいました。XF35mmF2には手ぶれ補正が入ってないので、注意が必要です。X-Pro2の高感度性能があれば、ISO1600くらいまでは許容してもう少し早いシャッターを切れば良るか、さもなければF4まで絞っても良かったかもしれません。
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