門前仲町の「トラットリア・ブカ・マッシモ」で本格的な肉系イタリアンを堪能する

投稿者: | 2016年6月4日

 久々の肉部活動です。もう6月になってしまいましたが、5月の肉の日のお祝いと言うことにしておきましょう。今回は焼肉屋さんではなくイタリアンのお店へ。意外にイタリアンと肉の組みあわせって多いですよね。中でも、飲み屋がひしめく門前仲町の裏通りにひっそりと建つ「トラットリア・ブカ・マッシモ」では、キロ単位のLボーンが食べられるうえ、牛肉だけではなく色んな種類の肉料理があるとのこと。
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 期待に胸を膨らませ、空腹で腹をへこませて出かけてきました。

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 もともとガレージだったというお店はとっても良い雰囲気。間口は狭いですが中は広々としています。入り口のすぐ横にワインセラーがあってなかなか壮観。

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 とりあえずの一杯目は生ビールではなくてスパークリングワインから。ここでメニューを見ながら前菜を選ぶのですが、まったく意見がまとまりません。見かねた店員さんが、適当に見繕って盛り合わせにしましょうか?という提案という名の助け船を出してくれました。

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 その前菜盛り合わせはこんな感じ。パルマ産生ハムを中心に水牛のモッツァレラチーズやら鰯やら色々盛りだくさん! どれもこれも美味しいです!

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 ってことで、ここは白ワインへスイッチ。フルーティではないやつと言うことでお店にチョイスしてもらいました。さっぱりした飲み口で料理の邪魔をまったくしません。

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 そしてプリモへ。これもメニューを見ながら喧々諤々決まらなかったのですが、2種類をそれぞれ盛り合わせてくれると。ピントが来てる方はラグーソースのパッパルデッレ。ちなみに使ってるお肉は牛と豚と羊が混ざっています。

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 こちらはトマトソースの何か。詳細覚えていません(A^^; うどんみたいなパスタはモチモチした食感で面白い! そしてもちろん美味しい!

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 さて本日の一番の目当てのお肉です。ラックアンガス牛のLボーンステーキ。今回は1.5kgでお願いしました。ちなみに6人で頂きます。

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 で、我々が肉写真マニアだと言うことで、わざわざ焼く前のお肉を盛り付けて持ってきてくれました。何という美しさ! ホワイトバランスが上手く取れなくてちょっと残念。RAWで撮れば良かった!(ちなみにカメラはNikon 1 J5です)

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 ここでワインは赤へ。まずはそんなに重くないやつと言うことでお任せした1本。これは飲みやすくてしかし赤ワインの良いところを凝縮したような美味しさでした。

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 そうこうしているうちに焼き上がりました! すごい、カッコイイ! シェフもこのサイズのお肉は久々に焼いた、と満足げです。

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 切り分けられてようやくありつけます。とっても良い感じに焼けています。塩と胡椒をお好みで味付けして頂きますが、もうほとんど肉の旨味だけで食べられてしまいます。

 ただし頼んでおいたお肉はこれだけではありません。我々が1.5kg/6人で満足するわけがありません。

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 もう一つのお肉プレート。こちらは会津産の馬肉、蝦夷鹿、そして子羊のお肉の盛り合わせ。鹿と羊は言われないとそれと気付かないくらい普通ですが、馬はさすがに馬っぽさがあります。しかしどれも美味しいです。

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 めくるめく肉責めに赤ワインも2本目へ。今度はわりとしっかり目のやつでお願いしてみました。このくらいの赤ワインになると肉の脂も綺麗に流し込んでくれます。

 ここでさすがにお腹いっぱい… ということで別腹のドルチェへ。これまたやいのやいのやってると、全部持ってきましょうということで、メニューにあるドルチェを一つずつ全員でシェアすることになりました。
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 プリンとセミフレッド。生クリームみたいなやつは実は砂糖菓子です。

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 手前がピスタチオのタルトで奥がティラミス。このピスタチオのタルトが猛烈に美味いです。

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 で、ジェラート盛り合わせ。ベージュのやつがこれまたピスタチオ味。これまた美味い!

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 でもイタリアンですからジェラートでは終わりません。最後にちゃんとグラッパを頂きました。

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 私は正統派のAcquavite Rutaで。もちろん40°以上のアルコール。美味いですねぇ…(A^^;

 いや〜、お肉は良いですね、やっぱり。大衆酒場だけでなくこんなお店があるなんて、門仲はやっぱり奥が深いです。