以前のブログのエントリー(PENTAX K-7 :5ヶ月インプレッション)で、K-7の不満点の一つとして「コンティニュアスAFモード時にAFロックができないこと」と書きましたが、これが間違いであることが判明しました。手に入れてからもうすぐ半年というところで、今更発見してしまいました。AFボタンがAFロックボタンに使用できることを。
AFボタンはK-7の背面、親指がちょうど当たる付近にあります(写真参照)。本来の機能はその名の通り、AFを作動させるボタン。と言ってもデフォルトではシャッターボタンの半押しでAFは動作しますので、わざわざこのボタンを使う必要はありません。
そこでカスタムメニュー13の設定により、このAFボタンをAFキャンセルに割り当てることができます。この設定をすればコンティニュアスAF時にも自由自在にAFロックをかけることができます。ボタンの位置も絶妙で操作性も良好。これでK-7の不満点を一つつぶすことができました。めでたしめでたし。
ちなみにAFボタンの本来の使用目的は「親指AF」にあります。デフォルトのままでも良いですが、カスタムメニュー14でシャッターボタン半押しのAF動作をオフすれば、AFとシャッターの動作を完全に分離することができます。AFモードはコンティニュアスのままで、AF動作もAFロックも自由自在です。
当初は親指AFの何が良いのか分かっていませんでしたが、これって実はすごい便利かも?と思い始めました。とりあえずはAFボタンはAFロックに設定してみましたが、そのうち親指AFも試してみたいと思います。