フォトキナ向けのカメラ新製品ラッシュは続いています。ニコンからはいよいよ中級機D90の後継となる新しいデジタル一眼レフカメラ、D7000が発表されました。これがなかなかスゴイのです。
ニコンのDXフォーマット(APS-Cサイズ)にはD300Sという上位機種があるのですが、これをスペック的にほぼ上回りつつ、D90とほとんど同じボディサイズをキープしています。お値段は14万円弱と、それなりに高くなりましたが、内容を考えれば納得するしかありません。
機能性能面での見所は、視野率100%、倍率0.94倍の光学ファインダー、39ポイントAFセンサー、マグネシウム合金の外装、SDXCデュアルスロット、防塵防滴構造、ISO100から最高ISO25600まで対応、AFが効くようになったフルHD動画、ストロボ同調1/250secで15万回耐久のシャッターユニット、秒間6コマ連写といったあたりです。
これがペンタックスK-7よりもわずかに大きくて、わずかに重たいだけのボディに収まっているのです。ファインダーや金属外装、防塵防滴といったK-7と共通する点も多く、これぞまさに「プレミアム・スモール」と言えるのかも知れません。
先に発表になった各社のデジタル一眼レフカメラの中では、ペンタックスK-rはクラス違いですが、キヤノンEOS 60DやオリンパスE-5はほぼ同クラス。スペックというかコストパフォーマンス的には完全に負けてしまっています。ソニーはα55/33で別の方面へ行ってしまったので競合はしないかも(これはこれでアリな製品だと思いますけど)。
また、まもなく発表されるはずのペンタックスK-5もこれと比較されると厳しそうです。撮像センサーは同等かも知れませんが、その他の部分、特にAFまわりではニコンには絶対に敵いませんので。もちろんカメラはスペックだけではなくて、手触りと相性が一番重要ですけどね。あとはデザインとか、レンズ資産とか。
それにしても、各社とも製品名に”7″のつくカメラは本気で作った当たり製品が多いような気がします。特にニコンは過去においてもD70、D700などヒット製品となっていますし。
このD7000、私がまだニコンを使っていたなら必ずや買っていたに違いないと思います。幸か不幸か、今は全くそういう面での心配はありませんが。いや、でも・・・(以下略。
Nikon デジタル一眼レフカメラ D7000 18-105VR キット D7000LK18-105
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2010/10/29
- メディア: Camera
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スゴく良さそうですねぇ。
ただ、この独特のデザインは好き嫌いが別れるところでしょうか。
数値は小さいのですが、それ以上に大きく見えてしまいます。
K-7と比べると幅が1.5mm、高さが8.5mm、奥行きが4.5mm大きいんですよね。数字はたいしたことないけど、実際手にするとこの差は大きいような気がします。そうでなくてもニコンの一眼レフは肩が高いですし。
やっぱりK-7はかっこいいですね(^^;
なんだかFBMがデビュー戦な気がしますが…(笑)。
個人的に現状買い換え候補なら1番でしょうが、あまり使うこと無いんですよね。
黄金な人さん、期待しております。カメラは発売日に買え!ですよね。
買うと思われるのは、“Hi”さんですから…はい。
K-7との2台体制でも良いんじゃないですか?
> 買うと思われるのは、“Hi”さんですから…はい。
あー、そういうことでしたか。2マウント体制も良いですよね。
K-7とD7000クラスだと、どっちか気に入った方しか使わなくなると思いますが。