先の週末に東京地方は梅雨入りしました。この季節は蒸し暑くてどんよりした天候の日が多く、カメラを担いで出かける気にもなかなかなりませんが、道端に咲いている紫陽花を見ると写真を撮ってみたくなります。鎌倉や白山や高幡不動など、東京近辺には紫陽花の名所というのもたくさんありますが、日常の生活圏内にも立派な花を咲かせている小規模な一群がぽつぽつとあります。
PENTAX K-5, FA31mmF1.8AL, F2.2 AUTO (1/1000sec, ISO160, AWB)
そんなゲリラ的に街角に咲いている紫陽花を求めて、カメラ片手に(本当は背に)特に当てもなく散歩(本当は自転車)をしてみました。天候はどんよりとした曇り。でも問題ありません。豪雨は困りますが少し雨が降っても雰囲気が出てイイくらい。
以下、紫陽花の写真ばかり続きます、カメラはK-5。レンズは単焦点ばかり使いました。それとQももちろん持って行きました。
PENTAX K-5, FA50mmF1.4, F1.8 AUTO (1/800sec, ISO160, +0.7EV, AWB)
PENTAX K-5, FA31mmF1.8AL, F2.0 AUTO (1/2000sec, ISO160, +0.3EV, AWB)
例年、紫陽花の見頃というのはいつ頃なのでしょうか?梅雨入り早々ではありますが、すでに満開に近づきつつある花が多いようです。このくらい開いていると、遠くからでもすぐに分かります。赤紫の花と青紫の花では、単なる色違いのようでいて、花びらの形が微妙に違っています。赤紫の方はギザギザです。種類からして違うのでしょうか。
PENTAX K-5, DA70mmF2.4, F3.2 AUTO (1/250sec, ISO160, AWB)
こういう薄い色も上品で良いですね。花びらは青系のスッキリタイプです。でも紫陽花は微妙な色が多くてデジタルカメラで見た目通りの色を出すのは難しいです。後ろは富岡八幡宮脇の参道の鳥居。
PENTAX Q, 01 STANDARD PRIME, F1.9 AUTO (1/1250sec, ISO125, AWB)
PENTAX K-5, FA50mmF1.4, F2.5 AUTO (1/400sec, ISO160, +0.7EV, AWB)
まだまだ開きかけの花というか、蕾だらけの株もたくさんあります。最盛期はこれからのようです。しかし咲き始めは花の色は薄いんですね。 額紫陽花も咲いています。
PENTAX K-5, FA31mmF1.8AL, F1.8 AUTO (1/400sec, ISO160, AWB)
PENTAX K-5, FA31mmF1.8AL, F2.2 AUTO (1/1250sec, ISO160, AWB)
もっと若い花もたくさんあります。あじさいは小さな花の塊であることがよく分かります。外側の花から開いていきます。 これも額紫陽花ですな。
PENTAX Q, 01 STANDARD PRIME, F1.9 AUTO (1/1000sec, ISO125, ハードモノクローム)
色鮮やかな花なのにわざとモノクロにしてみたり。妙に生々しい質感が強調されたりしてなんか妙な感じです。
PENTAX Q, 01 STANDARD PRIME, F1.9 AUTO (1/800sec, ISO125, AWB)
これもまだ開きかけ。 多分、これも額紫陽花だと思うのですが、八重になっていたりして花の様子が他のとちょっと違います。色も真っ白。全開するとどんな風になるのでしょうか。自宅のすぐそばにあるので時々観察してみたいと思います。
PENTAX K-5, DA70mmF2.4, F2.4 AUTO (1/800sec, ISO160, -1.0EV, AWB)
PENTAX K-5, DA70mmF2.4, F2.4 AUTO (1/640sec, ISO160, +0.7EV, AWB)
でもやっぱり開ききった丸い房が一番きれい。個人的には青系の方が好きです。上の二枚は明暗をかなり違う雰囲気に撮ってしまいましたけど、どちらでも似合うあじさいは懐の深い花です。どんな風に撮っても綺麗に撮れますから。
まだまだこれからがあじさいの最盛期のようなので、また撮りに出かけるかも知れません。防塵防滴なカメラなら多少の雨でも大丈夫ですし、梅雨の間も撮影日よりです!