毎月恒例「小岩ビリエット」5月の肉の日スペシャルは「仔羊骨付きモモのスパイシーロースト」で祝う

投稿者: | 2018年5月30日

 昨日29日は毎月恒例の肉の日です! 昨年来肉の日は小岩にあるイタリアンレストラン「ビリエット」でお祝いすることに決めています。毎月シェフが手の込んだ肉料理を考え出してくれているのですが、今月は昨年の真夏7月以来約10ヶ月ぶり2回目となる「仔羊の骨付きモモを使ったスパイシーなジゴロティ」でした。いや昨年よりもパワーアップ(何が?)しているはず。

 しかし実は今回は昨日29日の夜に食べてきたわけではありません。これは本来は肉の日限定で提供される一夜限りのメニューだったのですが、肉の日を毎月祝ってる友人の都合で、わがままを言って週末土曜日に前倒しで肉の日スペシャルメニューを出していただくことができました。

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 ということで、今月の肉の日の思い出として、朝からたっぷりと絶品ラム肉料理の写真をお届けします!

ジゴロティでジゴロディ

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 まずは肉の日スペシャルメニューです。タイトルの”ジゴロデイ”は今回の料理”ジゴロティ”とかけてるのでしょうか? それとも単に表記と発音はどちらもアリなのかも。

 ちなみにお肉への付け合わせは夏野菜のクスクスです。楽しみですね。

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 と思ったら、いきなり実物がテーブルにお目見えしました! なにこれすごい塊肉! 飛び出てる丸い物体は骨の関節部分です。目玉が飛び出てるのかと一瞬怯んでしまいました。

 これは事前に見せてくれただけで、のちほどメインとしていただきましょう。その前に片付けておくものが色々あります…

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 まずは乾杯のビール。ビリエットには生ビールサーバーはありません、ビールと言えばハイネケンの瓶が出てきます。このさっぱり風味はイタリアンの前菜にも良く合います。

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 そしてその前菜盛りです。今回は5人だったのでいつもよりプレートが大きいです。いやー、これだけでも満足できてしまうくらい素晴らしい料理が何げなく載っているんですよ、このプレート。

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 一人分取り分けてみました。美しいですね。鰯のマリネは最近の定番で一番のお気に入りです。一切れと言わずバクバクと食べたいです。ちなみにこの鰯は千葉産だそうです。

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 しかし前菜のメインはなんと言っても生ハムです。いつもはいろいろな種類(部位)の生ハムが少しずつ盛られているのですが、今回はがっつりとプロシュートのみ。しかも今回出てきたこのプロシュートには曰く付きのエピソードが付いている味わい深い逸品です。

 生ハムはすべてビリエット自家製で、今回出てきたプロシュートは昨年からこのお店で仕込みを始めたものです。途中気候的に涼しくて乾燥している長野県のとある場所に運んで熟成させているそうですが、このプロシュートはシェフ自らバイクで運搬中に、中央道で落っことしてしまい、NEXCO中日本に回収されていた、という事件があったそうです。


 もちろん後続車に当たったり、踏んだり避けたりしたときに事故になってた可能性もあるわけで、誰にも被害を及ぼさず生ハム自身もほぼ無傷で戻ってきたのは、いろいろ運が良かったと思います。

 そんな生ハムが完成したと言うことで、今回美味しく頂くことができました。

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 いつもより一名多いのでプリモの量に迷いましたが、いつも食べ過ぎてメインのお肉が一杯一杯な感じになるので、少し足りないくらいでちょうど良いのではないか、という冷静なアドバイスの元、メニューを決めます。いつもはあれも良い、これも良いとなかなか決まらないのですが、今回はスパッと決まりました。

 その一品目がこれ。愛媛産アユのコンフィとナスのリゾットです。似たような川魚をこんがり焼いてリゾットに乗っけた料理と言えば、少し前までは春が旬のイワナでした。季節は移り初夏に入ったと言うことでこれからは鮎の旬です。この豪快な見た目のリゾットはもはやビリエットの看板料理ではないかと思います。

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 いや、看板料理と言えばこっちかも?と、すぐに思い直してしまうくらい、次々に優劣付けがたい美味しいものが出てきます。プリモもう一品は「サマートリュフと目玉焼きのスパゲティ」です。シンプルにしてこれが奥深いのです。で、トリュフはどこかと言えば…

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 そういえばテーブルに置いてありました。断面が美しいですね。でも勝手に自分たちで好きなようにかけて良いというわけではありません。これはあくまでも「見せ」トリュフです。

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 ざくざくとシェフが綺麗にスライスして振りかけてくれました。お皿の外に飛び散った小さなかけらも漏らさずすくい取っていただかなくては!

 これが素晴らしい香りを放ち、とても美味しいです。目玉焼きのスパゲティだけでも十分に美味しいのに、トリュフが乗るとまったくレベルの違う絶品となります。

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 ビールの後はやはりワインです。前菜からパスタ、リゾットにかけては白ワイン(アルジオラス セレガス)をいただきました。そして間もなくやってくる肉に向けて赤ワイン(セッラ・モスカ カンノナウ リゼルバ)を発注し、準備万端整えました。

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 ということで、先ほどの肉塊が大きなまな板に載って再びテーブル脇にやってきました。シェフが一人前ずつ切り分けてくれます。切り分けながらシェフは「もはや何屋だか分からなくなってきた…」とつぶやいていました。大丈夫です、がっつり肉塊とはいえ素晴らしいスパイシーな味付けと絶妙な焼き加減はイタリアンならでは、ビリエットならではだと思います。

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 はい、そしてこれが一人前のプレートです。ラムは赤身が多く脂身が少なく、さっぱりして柔らかいです。それに付け合わせのクスクスがとても良く合います。いや〜美味い。本当に美味い!

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 土曜日の夜と言うこともあって、食後酒のグラッパまでいただいてしまいました。いつも透明なやつばかりいただいてますが、今回は珍しく琥珀色の色付き。確かロッカニーヴォだったと思います。ペロッと飲んでしまいました。アルコール度数は高いですが、まったく悪酔いはありません。これなら平日夜でも飲んで大丈夫かな?と思わせるくらいです。

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 もちろんドルチェもいただきました。今回はシンプルにチーズケーキをいただきました。

 今回も大変美味しい肉の日を過ごせました。Gratzie!

おまけ:今さら4月の肉の日報告

 そう言えば、ゴールデンウィークやらK-1 Mark IIで慌ただしくしてる間に先月の4月29日の分を記事にするのを忘れていたので、ここで報告しておきます。メインのお肉の写真だけ貼っておきます。

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 4月の肉の日メニューは、四万十ポークの「アリスタ」でした。ゴツゴツの骨付きロースをハーブとニンニクでこんがりとローストしてあります。この日のために焼かれた塊はこんなサイズ。これをこの日のお客さん達で分けていただきます。

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 我々一行のテーブルの分はこのくらい。いやいや、これでもすごいですよね。

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 一人分切り分けるとこんな感じ。どうですかこの美しいピンク色。まさに豚肉の美しさがあふれ出ています。脂もたっぷりです。付け合わせはインゲン豆の煮込みとすんきのザワークラウトです。これまた豚にはこれしかないと言うくらいぴったりですね。

 ということで、2ヶ月分の肉の日報告エントリーでした。来月も多分ビリエットでお祝いすることになると思います。今から楽しみです!

さらにおまけ

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 最近「肉の日」イベントはどこでもやっていますが、とうとうハンバーガーチェーン店でもこんなことやるようになったんですね…。