酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

PEUGEOT 308SWの冬装備:スタッドレス・タイヤ&ホイール選び

 東京にはまだ雪が降ったりしていませんが、全国的には12月にしては珍しいぐらいに大雪が降っているというニュースを目にします。関東甲信越、東北南部のスキー場では12月中はまだ雪が足りず、なかなかオープンできないのが常でしたが、今年は早いところでは11月中からオープンし、長野南部などでもすでに先週末辺りから続々とオープンのニュースが流れてきています。

 ということで、今シーズンも車でスキーに行くことがあるかどうか分かりませんが、思い立ったときでは遅いので、少し早めですがスタッドレスタイヤに履き替えることにしました。

 今年は7月に308SWに乗り換えたので、スタッドレスタイヤも新調することになりました。しかしその308SWを買う段階ではパワフルなBlueHDiエンジンに魅了されて、大径ホイールしか履けないGTグレードを選んでしまったため、分かっていたことなのですが、新しいホイールとスタッドレスタイヤはかなり高く付きました。

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 でも仕方ありません。安全にも関わることなので、足下はちゃんとしておかなくては。

308SW GT BlueHDiは17インチが限界

 さてもう少し詳しく見ていきましょう。SWでもハッチバックでも同じなのですが、2LのBlueHDiを搭載した308のGTグレードは、車重の増加に対応するためにフロントブレーキが通常の308よりも強化されています。

 標準では18インチのホイールに225/40R18という、なかなか立派なロープロファイルタイヤを履いています。タイヤは厚いほど良いと思っていた自分がこんなタイヤの車に乗るなんて...

 と言うのはさておき、この18インチホイールとペラペラのタイヤがただの飾りなら、スタッドレスは実用的なサイズにインチダウンすれば良いのですが、上記の理由でそれはできません。

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左:リア 右:フロント
 まずは標準のホイールと夏タイヤはこんな感じ。右がフロントで左がリアです。特別ブランドもののブレーキではないのですが、フロントは18インチホイールの内径に対してキャリパーとのクリアランスはそれほど余裕がありません。

 リアのブレーキはフロントほど立派なものではありませんが、FFのCセグメント車にしてはわりとちゃんとしたディスクブレーキが付いていて、スカスカという感じでもありません。

 ということで、ネット上を色々調べたり、原工房さんにも調べてもらったところ、インチダウン可能な幅は1インチのみ。17インチが限界とのことでした。

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 ちなみにPureTECHにしろBlueHDiにしろ、Allureなどでは標準で履いてる16インチがそもそも限界で、15インチに下げる余地はないそうです。それでも1インチの違いは色々と大きいので、せめて16インチにできれば... というところですが、ブレーキは車の中で一番重要な部分ですから、仕方ありません。

ホイールはMAK Antibes、タイヤはBS BLIZZAK VRX2

 さて、大まかなサイズが分かればあとはホイールとタイヤ選び。ホイールは純正に始まり、サードパーティでもいくつか選択肢があるようですが、国産車やメジャーな外国ブランドと比べると、プジョーに適合する製品は限られます。

 ということで、原工房さんのお勧めや入手性やお値段、そしてデザイン等々もろもろ考えた結果、MAKというイタリアブランドのAntibesというホイールにしました。

 15インチから18インチまで各種サイズが揃っていますが、いずれもプジョー/シトロエン専用にデザインされています。私の308SWに適合するのは、17x7.5というサイズのもので、インセットは45mm、PCDは108mmで5穴という仕様です。

 このホイールがプジョー/シトロエン専用たる所以は、サイズの適合性だけでなく、純正ボルトがそのまま使えるようになってる上、センターキャップも純正のものが使えるという点にあります。こことても重要。

 そして肝心のタイヤですが、306の初期こそミシュランにしましたが、その後は一貫して国産のブリヂストンを使ってきました。ということで、今回も何も考えずそのままブリヂストンにしました。

 今の時期は綾瀬はるかさんを使ったコマーシャルもしきりにやっていますが、今年はVRX2というシリーズにモデルチェンジしています。タイヤサイズは225/45R17で、夏タイヤと比べて幅は変わらず、プロファイルが少し高くなりました。外周径の誤差は0.5%ほどで、ほぼ同じと言えます。

気になるお値段は...

 なお冒頭でに「高い!」と書きましたが、タイヤおよびホイール、組み付け等々作業料込みで概ねiPhone X(256GB)が2台分ほどとなりました。これはまぁ夏に車を買った時点で予算に入っていたものなのですが、さすがに過去タイヤとホイールにこんなに費用をかけたのは初めてで、なんか大人になったなぁ、とよく分からない感慨を持っていますす(A^^;

 あまりAmazonでタイヤを買う人は多くはないと思いますが、このお値段を見てみると格別安いわけではなさそう。送料やこのあと必要になる工賃などを考えると、もしかしたら少し高くつくのではないかと思います。

早速取り付けてみる

 ということで、すでに11月中旬にこの組み合わせを決めて原工房さんに発注済みだったのですが、完全に冬が到来し、東京にもみぞれがちらついた翌日にいよいよ履き替えることにしました。

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 装着後の姿はこんな感じ。いかにもスタッドレス履いてます風ではなく、純正ホイールだと言い張っても通用しそうで、なかなか似合ってますよね?

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左:リア 右:フロント
 ブレーキキャリパーとの干渉はギリギリありません。というかホイール自身のサイズは余裕があるのですが、バランスウェイトの厚みを考えるとギリギリと言うことになります。リアは全く問題なし。

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 タイヤは上に書いた通り、ブリヂストンのブリザックVRX2で、サイズは225/45R17です。

 さて、雪道での威力はどんなものでしょうか? そして東京に住むサンデードライバー&スキーやとしては、ドライおよびウェットの性能も重要なところですが、最近のスタッドレスは昔に比べると著しく進歩してるので、まぁ大丈夫でしょう。

要プチモディファイ

 さて、実はこのMAKのAntibesを履くに当たって、細かいモディファイを施してあります。

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 まずはセンターキャップ。ホイールに付属してくる標準品は左の写真のようなMAKロゴのものですが、このホイールはこのセンターキャップを純正品に取り替えられることが売りのひとつとなっています。となればライオンマークを付けるに限ります。ということで、プジョーマークのセンターキャップを別途部品発注し、取り替えました。コレのおかげで純正感が出ています。

 ちなみに純正のホイールセンターキャップはシルバーメタリック(部品番号:542106)とシルバー(542172)の2種類がありますが、シルバーを発注しました。ちなみに1個あたり約1500円です。

 これで完璧と思っていたのですが、実際装着してみたらもう一つ換えておくべき部品が見つかりました。

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 左右の写真の違いが分かるでしょうか? そのまま取り付けると左の状態になります。純正ホイールのボルトを流用するのは良いとして、そのままボルトキャップも純正ホイールのまま取り付けると、ボルト部が黒くなってしまいます。

 でもこのホイールは全体がシルバーだし、センターキャップもシルバーにしたわけで、やはりボルトキャップもシルバーにするべきじゃないか? ということで、原工房さんで試してみたのが右の写真。うん、やっぱりこっちの方がよさそう。

 ということで、追加でシルバーのボルトキャップを20個(5個×4輪)発注しておきました。入荷次第早々に取り替える予定です。

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 ということで、5000kmほど走った夏タイヤとはしばしのお別れです。この大径ホイールでガリッと引っかけたのは1カ所で済みました。
 この通り、純正ホイールはツートンになっていて、ボルト部は黒(と言うかグレー)なんですよね。だからボルトキャップも黒だったわけです。今ごろ気がつきました。

走行インプレッション

 装着後、さっそく約50kmほど高速含めて走ってみたのですが「軽い!」というのが第一印象です。207に乗っていたときは、自分が鈍感なこともあってスタッドレスに換えても、あまり乗り味の違いを感じず、スタッドレスも進化したな、と思っていたのですが、今回は明確な違いを感じます。

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 夏タイヤはどちらかと言うと全体的に重厚な乗り味だったのですが、1インチ小さいスタッドレスにすると、フワッと軽快になったような錯覚がします。その分ステアリングの反応などは曖昧でちょっと頼りない感じがしますけど。

 慣れてしまえばそんなことは忘れそうです。でもタイヤを傷めないためにも、あまりディーゼル特有の大トルクをかけ過ぎないように、大人しく走ろうと思います。

 そしてもしもの時のために↑コレも買っておかなくては。207時代は新雪が降ったばかりの上り坂などでスタックし、何度かこのオートソックに助けられました。308とVRX2の組みあわせがどの程度のスノー路面で走破性を見せるかまだ分かりませんが、スタックしてしまった場合には強い味方となってくれる可能性があります。

おまけ

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 そう言えば、原工房さんで来年版の卓上カレンダーもらってきました。これで今年も冬を安心して迎えられそうです。