酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

肉の日は恒例の小岩ビリエットで北海道のエゾジカジビエ祭り!

 毎月29日は全国的に肉の日です。今年の9月29日は金曜日でプレミアムフライデーとも重なり、またとない「肉の日」日和でした。しかし8月末の焼肉の日からまだ一ヶ月しか経っていないとは。神戸で美味しい焼肉を食べまくったのは遙か昔のことのように思えてきます。

 それはともかく、最近の肉の日と言えば小岩のイタリアン・レストラン「ビリエット」に行くのが恒例となってきています。このお店ではイタリアンでありながら肉の日に合わせて毎月スペシャルな肉料理を用意してくれます。今月は一体どんなお肉が食べられるのか?と毎月楽しみにしていて、29日となればビリエットに行かなくては気が済まない、という状態になってきました。

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 9月の肉の日スペシャルとして用意されていたのは「ジビエ」でした。うん、最近静かにブームになってきていますよね。牧場で食用に育てられた牛でも豚でも鳥でもなく、馬でもない野生の動物のお肉です。

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 プレミアムフライデーだからと言って、午後3時に上がることは出来ませんでしたが、ほぼ定時で会社を抜け出し小岩絵と急ぎます。駅前の昭和通り商店街を少し行って脇にそれた路地にビリエットはあります。店の前に巨大な生ハムのオブジェが飾ってあるのが目印です。なんだか分からないとギョッとしてしまうくらい迫力があります。

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 肉の日スペシャルメニューが用意されていました。こういうのもいちいち手が込んでいます。

 ジビエと言っても色々あるわけですが、用意されているのはなんと「北海道エゾシカ」だそうです。今年冬に知床へ行ったときは残念ながら出会えませんでしたが、道東では良く見かけるはずなんですよね。そんな北海道でノンビリ暮らすエゾシカさんも、美味しく食べられてしまうのか〜、とちょっと感慨深いものがあります。

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 と、その前に、テーブルに持ってきて見せてくれたのがこれ。おぉ!もうそんな季節ですね。これはボルチーニ茸ではないですか。こんなに大きくてフレッシュで良い香り。これは絶対に頂かなくては!

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 最近お酒を控えていたところですが、今回は金曜日なので飲んでしまいます。乾杯はビールではなくいきなり泡に行ってしまいました。在庫の関係でちょうど良いのがなく、かといってすっかりスパークリングを飲む気持ちになっていたので撤回も出来ず、勢いでベルルッキ61を頼んでしまいました。我々も大人になったものです。

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 まずは前菜の盛り合わせ。こう見えても生ハム始めとして9品も盛り合わせてあります。手前の緑色の四角いやつは「広島産牡蠣のムース」です。これは本当に舌の上でとろけるようで、超美味しいです。その向こうで渦を巻いてるのは穴子の何か(詳細失念)。その他にも小玉葱のバルサミコ煮とか定番のラタトゥーユとか盛りだくさんです。

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 そして店頭の巨大オブジェにもある通り、ある意味このお店の名物にして看板商品とも言えるのが生ハム。全て自家製です。コッパ、パンチェッタ、プレザオラなどなど。どれもジューシーでもっともっと食べていたいところです。

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 自分のお皿に一人前を取り分けてもこんなに豪華!美しいプレートです。

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 さて、すごいヤツが出てきました。これ当初は発注していなかったのですが、シェフが是非お勧めします!ということなのでそう言われたら頂かないわけにいきません。で、これが何かというと北海道エゾシカのレバーとハツです。ほとんど生です。というか規制されてないから生なのかな? しかし「カルパッチョ仕立て」ということで見事にイタリアンになっています。

 ハツはいわゆる今まで食べたことのある牛のハツとそう大きく違わない感じなのですが、レバーは全く違っていてサクサクした歯ごたえと何とも言えない後味。しかしレバーの旨味はしっかりしています。これは良いものを食べることができました。

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 この辺は白ワインで頂きました。これもシェフお勧めのケットマイヤー。今回のエゾジカに合わせて赤のケットマイヤーが良く合うとのことですが、それの白もあるとのことなので頂いてみました。わりとキリッとした感じのしっかりした味わいの白です。

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 そしてプリモです。一品目は「ジャガイモのニョッキ 清水牧場のチーズソース」です。ニョッキ良いですよね。見た目もかわいいです。そして見た目通りのかなりのチーズ味です。

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 2品目はこれです。「フレッシュボルチーニ茸のリゾット」。最初に料理前の姿を見せてもらった香りのとても良いキノコがたっぷり使われています。パスタかリゾットか、もしくはソテーが選べるのですが、悩みに悩んだ末にリゾットにしてもらいました。うん、これはリゾットが一番合うと思います。

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 自家製の柔らかいパンと一緒に贅沢に頂きます。お皿に残ったソーズも勿体ないからしっかり浚ってしまわなくては。いやいや、これは本当に美味しいです。

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 さて、ワインはちょっと休んでレモンサワーを頂きました。これ、凍らせたレモンがたっぷり入っています。料理のジャンルは全く違えど、同じ小岩の昭和通り商店街にある「素揚げや」と同じ最強系レモンサワーです。中だけお代わりも出来ますし、水を最後に注いでもらうこともできます。

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 そして本日のメインです「北海道エゾジカの盛り合わせ!」 こちらのプレートに載っているのはエゾジカのモモとロースのビステッカです。そして器に入っているのは「エゾシカスペアリブと黒キャベツの赤ワイン煮込み」

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 さらにもう一皿。「エゾジカのサルシッチャ」と「エゾジカのミートソースのラザニア」です。それにマッシュポテトにサツマイモとカボチャのグリルが添えられています。

 これまでの肉の日スペシャルは巨大な肉塊で押してきた感じでしたが、今回は技で勝負に出た感じ。いろいろな部位の特長を生かしていろいろ丁寧に料理されてるところがすごい贅沢です。

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 一人前を取り分けるとこれまたこんな豪華なプレートに! もう見た目通りの美味しさでした。そしてやはり牛でも豚でもない独特のコクがあって、イタリアンにとてもよく嵌まってるような気がします。

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 素晴らしい料理をたっぷり味わった後はドルチェを頂きましょう。今回はチョコレートのテリーヌです。ちゃんと季節の果物としてイチジクが載っていました。

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 最後はエスプレッソ... ではなくて食後酒のグラッパを頂きましょう。ボッテガの3リットルボトルもかなり減ってきています。

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 ですが今回はちょっと違うヤツを飲んでみたいと言うことで、カウンター上にある棚の中からリゼルヴァを頂いてみましょう。

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 透明ではなくて琥珀色の液体。見た目ほど甘くはなくて結構ドライですね。最後にとどめを刺してすっかり出来上がってしまいました。

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 ほろ酔いで夜の路上を撮影して散歩するのが結構好きです。身体が柔らかくなるとかえって手ぶれしない気がします。それはK-1のおかげなのかも知れませんが。

 ということで、10月の肉の日が今から楽しみです!