酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

PENTAX K-1 Limited Silverの興奮はNikon D850にかき消される

 今年の2月にKPが発売されて以降、噂の一つもなかった中で久しぶりにPENTAXブランドの新製品が発表されました。その新製品とはPENTAX K-1 Limited Silver です。全世界で2000台のみの限定品です。

 「またLimited Silverかよ!」というわりと醒めた感想を持ったのは比較的後になってからで、最初は「キタ~!」と一瞬興奮してしてしまいました。買うのか?買わないといけないのか?とわなわなしていました。

PENTAX デジタル一眼レフ K-1 Limited Silver  5軸5段手ぶれ補正 ローパスセレクター フルサイズフォーマット 19959
 その姿はこんな感じ。上面や背面からの写真などは別途公式サイトなどで確認して欲しいのですが、思ってたより悪くありません。というか、やっぱりPENTAXのシルバー版はかっこいい! と思います。

24日 10:00にPENTAX K-1 Limited Silverが正式発表

 2日ほど前に急にリークされたPENTAX K-1 Limited Silverですが、前日には早くもサービスセンターに展示されていたり、時差的に後になるはずの海外サイトに先に製品ページが出たりして、なかなかグズグズな状況で昨日の朝10時に国内で正式発表されました。


 さて、このK-1 Limited Silverはトップカバーとボトムカバーがシルバー塗装されたK-1ボディに、やはりSilver塗装されたバッテリーグリップが付属して、そのため電池パックも2個入り。さらにおまけとしてメタルホットシューカバーが付いてくるそうです。このキット構成はほぼK-3 Premium Silverの時と同じではないかと思います。

 お値段は公式オンラインストアで298,000円とされています。大手量販店などを見ていると、概ね26万円台が実勢価格となりそう。レギュラーモデルの黒いK-1は、発売から1年以上経っても概ね20万円台を保っているので、このプレミアはまぁ納得できるところかと思います。

 ちなみに、K-1のボディ外装は基本的にマグネシウム合金なのですが、特徴的な形状のペンタ部を含むトップカバーは、GPSやWi-Fiの電波を通すためにプラスチックで出来ています(K-3IIまではペンタ部のみでトップカバー自体はマグネシウム合金でした)。もちろん強度的な問題はありませんが、これをシルバー塗装するとなると質感とかどうなの? とそこがちょっと心配です。ブラック仕上げでもちょっと質感が気になる部分だったりするので。

 いずれにしてもPENTAX KPではシルバーボディをレギュラーモデルとしたわけですし、K-1も本当はそうして欲しかったなぁと思います。限定であればせめてK-3の時のように発売時点でアナウンスするとか。発売から1年以上経ってからの投入はいかにも遅すぎる、と思います。既にK-1を欲しい客層には一巡してしまってるところでしょうから。

 ちなみに1年以上前に発売されたPENTAX K-3 II Limited Silverは500台限定ですが、今でもオンラインストアで買うことが出来る状態です。K-3 II自体の発売から1年近くが経過し、需要は一巡、値段も下がりきった頃で、しかもK-1の発売を控えていた最低なタイミングでの発売でした。それで控えめな500台という数字だったと思いますが、それもいまだに完売していないとなると、なかなか厳しいものがあります。


 K-1 Limited Silverは2000台も作るそうですが、大丈夫なのでしょうか? とか何とか要らぬ心配をしつつ、せっかくだからK-1を2台体勢も悪くないな、と思っていたところでした。大三元のズームレンズはどれも使い道があって、最近レンズ交換を頻繁にするようになって、面倒だなと思い始めていました。2台体勢は便利だぞ、と。

 と思ってたその矢先...

その4時間後にNikon D850が発表される

 そしてさらにこれもまた事前に少しずつリーク情報が出ていて、恐らく8月24日に発表されるだろうというところまで判明していたのですが、ニコンからフルサイズ一眼レフの新型機D850が発表されました。こちらは午後1時に一斉に情報解禁となったようです。


 8Kタイムラプスが撮れる程度に高画素で、しかし秒間7コマ以上で、しかもファインダー倍率が高く、AFはD5相当になるらしい、というほぼ確定情報が出回っていたわけですが、連写バッファとか電池の持ちとか、大きさ重さなどなど細かい部分までよく練られている上に、実際に発表されるとそのインパクトはかなり大きなものがありました。だってこれって超高画素な上に動体にも対応可能で、現時点でほぼ理想的なフルサイズ一眼レフじゃない?と思ってしまったのです。

 さらにそのインパクトを増幅したのはお値段です。ニコンダイレクトでは399,600円という値付けがされていますが、これには3年保証と20,000円分のクーポンが付いてるとのこと。その他量販店等の実勢価格は概ね36万円前後のようです。まぁ、歴代D8x0シリーズはキヤノンのEOS 5Dシリーズよりも常に一回り安値をつけてきたので、戦略価格と言うよりも当然のことなのかもしれません。

 でも、PENTAX製品以外にこんなに心動かされたのも久しぶりでした。以下のツイートのように、思わず見積もりをとってしまったほどです。


 レンズとか適当にカートに投げ込んだだけなので、熟考の余地がまだありますが(あるんかい!)まぁ概ねそういうことです。マウント乗り換えというのは大変なことなんだな、ということがよく分かりました。

 ということで、D850に乗り換えるとどうなるか?という妄想は、あくまでも冗談半分でしかないのですが、結果として、今のこの時期に2台目のK-1を買うのは馬鹿らしいな、という結論に達してしまいました。1年以上前にリコーイメージングが出したK-1と、ニコンの最新鋭機D850 では勝負にならないことは、当たり前のこととしてあらかじめ分かっていたはずなのに。


 なので、D850発表直前まではニコンちゃんの煽りに対して、冗談でこんなツイートしてたのですが、まさに自分自身がその通りになってしまった感じです。

買うの?

 さて、過去のSilverボディにはほとんど手を出してきたような錯覚をしていますが、買ったことがあるのは実はK-5 Limited SilverとK-3 Premium Silverだけです(Q Liited Silverもありました)。
 その時代の名残でFA31mmとFA77mmはSilver版を持っていたりするのですが、黒ボディに銀レンズの組み合わせは悪くないですし、最近あまりSilverボディへの憧れが強くありません。むしろ台のお気に入りであるFA77mmF1.8 Limitedはブラック仕様に買い換えようかと思ってるくらい。うん、そっちの方がコストもかからないし良いかも!

 ということで、K-1 Limited Silverは写真を見るとかっこいいなぁと思うし、もし昨年のK-1発売時点で選べたならSilver版を選択したかも知れませんが、すでに1年 / 3万カット以上使ってきた、愛着ある傷だらけの黒いK-1が手元にある状態では、買い換える気にはならないし、買い足しもちょっと無理だなぁ、と冷静に考えてるところです。

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 何卒ご了承いただきたきますよう、よろしくお願い申し上げます(誰に言ってるのやら?)

 ただ明日のことは誰にも分かりません。ましてや1週間後どうなってるかなんて、全く想像も付きません(A^^;

 なお、PENTAX K-1 Limited Silverの外観詳細については↓このページが公式よりもどこよりも一番詳しいと思います。

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