酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

錦糸町丸井の屋上にオープンしたキンビアで今年のビアガーデン初め! ...は色々微妙だった

 東京は連日の猛暑に見舞われています。九州や東北などでは大雨の被害も出ていますが、都心では雹を伴う激しいゲリラ豪雨があった以外に、目立った雨も降らずに空梅雨気味のまま梅雨が明けてしまいました。でも明けてしまったものはしたがありません。私個人的には夏は嫌いな季節なのですが、避けようがないものなら出来るだけ楽しむしかありません。

 夏の楽しみと言えば冷たいビール。ビアガーデンです。都心部の老舗ビアガーデンが次々に閉鎖され、一時期はどうなるかと思いましたが、そんな古いビアガーデンが消えるとともに新しいビアガーデンがオープンし、それなりに盛り上がっているようで安心しています。

 ということで、今シーズン初のビアガーデンに行ってきました。今回の目的地は地元錦糸町にある「キンビア」です。丸井の屋上で行われているこのビアガーデンは、意外に歴史は浅くて今年でまだ3シーズン目(もしかしたら4シーズン目かも?)です。

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 「百貨店のビルの屋上」というロケーションは、ある意味東京に昔からある古き良きビアガーデンのスタイルです。ずっと行きたいと思っていたところだったのですが、近すぎるが故に逆になぜかなかなかチャンスが無かったのですが、ようやく訪れることが出来ました。

予約しても入場まで30分待ち

 タイトルにも書いた「微妙」という、このブログの食レポでは珍しいネガティブな感想からスタートするのは、入場の時点からカンパイに至るまで、イラッとくることの連続だったせいです。まずは入場の顛末をざっとまとめてなるべく簡潔に書いておきます。

 私たちはいつもの通り事前に予約を入れておきました。時刻は6時とやや早め。良く晴れて暑い土曜日の夕方ですから、それなりに混雑していることは事前予想済です。分かりにくいエレベーターを乗り継いで何とか錦糸町丸井の屋上にたどり着いてみると、ビアガーデンの入り口には長蛇の列。いや、30人くらいが並んでいる状態でした。

 思ったより大人気だなぁで済めば良かったのですが、なんとその列は予約した人達を含む入場待ちの列とのこと。このビアガーデンは飲み放題+食べ放題のみの定額制。多くのビアガーデンと同様に前払いとなっており、どうやらその精算で詰まっているようです。それにしてもこんなに並ぶか?と思って観察していたのですが、要するに精算の手際が異常に悪いのです。窓口も一つだけ。レジ係は精算しながらどこかからの電話を受けてる状態。

 そして精算済んで席に案内されるのを待たされている人がいたりで、なかなか見たことのない非効率かつ手際の悪い客さばきで、入り口は大混雑していました。結局我々が席に通されたのは予約した時間から30分以上経ってから。こんなに待たされたのは初めてです。

 たまたまかもしれないし、特に予約客が集中する時間帯だったのだろうとは思いますが、予想できるピークに対する対策がなされておらず、予約時間に訪れた客を30分待たせても仕方ない、と思っているこのオペレーションを経験しただけで、もうここには二度と来ないだろうな、と確信しました。

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 これが空いてる時間帯に撮った入り口の様子。お客さん来てるのに窓口に誰も常駐していない状態で、このカップルは困っていました。人手不足が全ての問題なんでしょうかね。

 ちなみに飲み放題の開始時刻はもちろん予約時間ではなく、着席時間からとなっているので、その点は問題ありません。

食べ物も飲み物も完全セルフサービス

 やっとの事で案内された席は、隣とほとんどくっついて、どう見ても4人座れるスペースがありません。しかも隣はヘビースモーカー客。屋上ですし喫煙可能なのは構いませんが、分煙の努力ぐらいして欲しいところです。それ以前にガスコンロが壊れていたので結局席を変えてもらいました。

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 さてさて、30分待たされてなんとかやっと最初のビールにありつきました。この写真、どう見ても飲み始めてしまって途中で撮ったようにしか見えませんが、これが正真正銘誰も口をつけていない最初の一杯です。こんな生ビール出されたらげんなりしますね...。

 ビールは自動サーバーが設置してあって全てセルフサービスです。冷蔵庫から全く冷えていないジョッキ(回転が速いのでしょう。仕方ありません)を取りだして、自動サーバーにセット。あとはボタンを押すだけ... で、注がれるビールが上の写真の状態なのです。下手くそが注いだみたいな泡だらけになったり、半分ちょっとしか注いでくれなかったり。どう考えてもなにかが間違ってるとしか思えない状態です。しかもこうなると美味しくも何ともありません。

 サーバーの管理もかなりいい加減なようですが、文句言っても仕方ないのでとりあえずカンパイ!

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 食べ物もセルフサービス。で、品数はいろいろ揃っていますし、量の面で物足りないと言うことはないでしょう。でも見た目はこんな感じの絵に描いたようなジャンクフード。まぁ素人が給食のように適当に盛り付けてるせいもありますけど。味は見た目通りに普通でした。ビールで流し込む分にはおつまみとして食べられます。

メインディッシュはバーベキュー

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 メインディッシュはバーベキューです。一応、牛バラ、ホルモン、豚スライス、鶏もも、鶏軟骨、ソーセージなどが揃っています。が、真夏の屋外に生肉を無造作に置いておいて大丈夫なんだろうか?と思ってしまいます。

 同じセルフサービスでも、今はなき数寄屋橋ニユートーキヨーなどは、お皿に取り分けた状態で冷蔵庫に入れてありましたけどね。

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 お肉に罪はありません。焼いてしまえばこの通りどんなお肉も美しくなります。もちろんお腹も痛くなりませんでした!

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 野菜とか謎肉ハンバーグもあります。綺麗に並べる努力をしたものの、まったく写真映えしません。美味しいものは無造作に撮っても美しく映るものなんですけどね。そうじゃないと言うことはそういうことだと察して頂ければと思います。

やっとまともな生ビールが登場!

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 で、さすがにお店の人も自動サーバーの不調は何とかしなくては、と思ったのか、途中から手動サーバーがどこからともなく出てきました。そうです、慣れてる人なら手動サーバーで注いだ方がよほどちゃんと注げるのです。

 ということで、やっぱり生ビールはこうでしょ!という美しいジョッキが手に入ったので、改めて乾杯しなおしました。

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 キンビアの良いところは東京スカイツリーが見えるところです。浅草のエキビアには敵いませんが、暗くなってライトアップが点灯する頃にはまぁそこそこ綺麗に見えます。

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 一応、丸井の看板とも乾杯しておきましょう。

 しかし、結局のところ制限時間が来る前に約1時間ちょっとで、店を変えようか... と言う話になって、すぐに出てきてしまいました。ビアガーデンおよびお肉食べ放題で時間を使い切らなかったのは初めての経験です

点数つけるとしたら...

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 会場はこんな感じ。一見悪くないんですけどね。やはり入場時のゴタゴタに加え、ビールサーバの不調具合のせいで、かなり印象悪くなってしまいました。食べ物へのネガティブなコメントは半分くらい言いがかりと思って頂ければと思いますが、肝心のビールは本当にダメすぎました。アサヒビールから指導を入れるべきかと思います。

 それを補ってあまりある何かがあるわけでもないので、あまりお勧めしません。東京には他に良いビアガーデンはいくらでもありますので。

 グルメ情報サイト式に5点満点で点数つけるとしたら... 1点です。ビアガーデン激戦区の東京で、わずか数年前に新しく出来たとは思えない(悪い意味で)ホスピタリティおよびビールと食事の質です。なおお値段は一人4,200円と、特別高くも安くもありません。食べ物は良いのでビールだけはまともなものを出して欲しいです。あとは、入場のシステムも要改善です。席待ちではないのに30分かかるのは普通ではありません。

 普段はダメだなと思ったお店については一切書かないのですが、ちょっとこのビアガーデンは見過ごせませんでした。どうぞご理解ください。