酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

成田空港に近い「ひこうきの丘」で夕日に照らされた飛行機を撮る

 快晴の青空に誘われて成田空港へ出かけてきました。と言っても昼過ぎまでグズグズしていたので、車をのんびり走らせて成田に着いたのは午後3時ごろ。でも良いのです。今回の狙いは一昨年に挑戦して今ひとつだった「日没前後に夕日に照らされた飛行機を撮る」なのです。12月と比べると日の入りは30分ほど延びて午後5時前後になりました。とすれば午後4時過ぎには良い感じに黄色く輝く機体と、色が濃くなった青空を撮ることができそう! と頭の中でイメージだけが膨らみます。

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 でもそうはうまくいかないのが世間というもに。いや、世間とはちょっと違うかな? いずれにしても今回も思った通りにはなりませんでした(^^; 写真は難しいですねぇ。

ひこうきの丘

 向かった撮影ポイントは成田空港のA滑走路南側にある「ひこうきの丘」です。その名の通り、成田空港を離発着する飛行機を見物するために昨年新しく整備された広場です。天気の良い週末なので混んでるかな?と予想はしていたのですが、駐車場は満車の状態。停めるのに少し苦労しました。なので人出もすごいですが、スペースはいくらでもあります。新しい広場なのでピンポイントでベストポジションがあるわけでもなく、人はばらけています。

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 こんな感じで成田空港が一望できます。冬は南側から着陸アプローチすることが多いので、その場合は目の前を到着機が掠めて行きますので、機体全体を撮ろうと思えば望遠レンズがなくてもそれなりに撮れてしまうくらいには近いです。


 場所はこの辺。近隣には「さくらの丘」とか「空の駅」とか「航空博物館」などもあります。が、車がないと不便な場所です。

 昨夏に一度行ったことがあります。この時は南に向かって離陸運用されていました。
 そして今回狙うのは、昨冬に同じこと考えて「さくらの山」に行った時のリベンジです。

午後3時頃


 到着後はまだ日没まで2時間ほどあるので、イメージしていたよりは日が高いですが、冬の光はどこか柔らかいです。無駄にシャッター切らないようにしようと思ってたのですが、そうはいかないですよね、やはり。

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 ユナイテッドのB747-400はまだ現役です。が、引退間近という噂もちらほら。

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 そうなるとB777の天下になってしまうんですかね。こう言っては何ですが、見慣れてしまってなんかつまらないんですよね、B777。でも引退する頃にはまた懐かしんで騒ぎになるんでしょうか。10年後か20年後か分かりませんが。

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 いやいや、B787がいました。気がつけばもう当たり前に飛んでいます。これもそのうち飽きてくるでしょうか。

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 日本貨物航空のB747-8F。旅客型の-400は消えていなくなっても、結局のところ747は不滅です。

午後4時ごろ


 さて、だいぶ日が傾いてきました。良い感じでイメージに近づきつつあります。

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 ほら、こんな感じで。JALの真っ白な機体は夕日の低い色温度が表現しやすくて良いですね。B777以上にB767は見飽きていますが、ウィングレットのついた767は羽田ではなかなか見られないので、ちょっと嬉しいです。

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 フライトレーダーでずっと追っていたのですが、大物がやってきました。以前は午後2時台に到着していた気がするのですが、スケジュールが少し変わっているようです。もしくは遅れたのかな? 午後4時少し前に到着したタイ国際航空のA380。いやぁ、これは良いですね。迫力あって大好きです。

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 2年ほど前にエールフランスのA380に乗るチャンスがあったのですが、そのときはもうすぐ乗れなくなるかも知れないと思って、KLMのB747の方を選んでしまいました。A380に乗るチャンスはいくらでも来るだろうと思っていたのですが、その後パタッと海外に行く用事がなくなってしまって、それっきりになったのがちょっと残念。

 ちなみに春からはエミレーツが成田線にA380を復活させるそうです。午後5時台の到着なので、夏になるとまた夕暮れ時にあたりそうです。

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 メキシコ航空のB787が出発していきます。メキシコシティへの直行便なので、相当なロングフライトになるのでしょう。国内線の軽々と離陸していく787とは違って、たっぷり燃料を積んでいるためか、かなりの距離を使ってゆっくりと飛び立っていきました。

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 ルフトハンザの貨物型B777です。初めて見ました。B777でもこういうレア機(と言うほどではないかも知れませんが)は嬉しいです。

日没直前


 そろそろ良い感じになってきました。ここからが本日の本番!と思っていました...。

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 時刻は4時半。日没まであと30分。ユナイテッドのB777が来た!

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 なかなか良い感じに焼けてきました。でもまだまだ...
 
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 空港も夕暮れの雰囲気に包まれてますね。

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 ですが、なんと今回もこの後の30分、一番良い時間帯に入ったところでぱったりとA滑走路への到着機が途絶えました。遙か遠くのB滑走路には次々と降りていく飛行機が見えます。あぁ、あれがこっちに来てくれたなら。

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 その後30分以上、静寂の時。成田のA滑走路は日没時間帯に休憩時間に入ることに決まってるのでしょうかね。仕方なく沈んでいく太陽を撮って時間を潰します。

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 上空には東へ向かう飛行機雲が次々に現れます。こんな3連になるのも珍しいですね。

 でも肝心の着陸機は結局日没するまでとうとうやってきませんでした。

日没後


 傷心にうちひしがれてすごすごと帰ろうかと思っていたところで、突如の出発機ラッシュです。もう少し粘ってみることにしました。

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 ということで、いきなりのランウェイチェンジが行われたようです。いままで北向きに使われていた滑走路が南向きに変更され、今度は離陸機がひこうきの丘上空を飛び去っていくようになりました。このランウェイチェンジのために、着陸機が途絶えていたようです。この日は地上にいる限り風もあまり感じられず、どっちでも良いと思うんですが。騒音への配慮とか色々あるのかもしれません。

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 上空にはまだわずかに光が残っているようですが、微妙な光線状態。青空もこの時間帯は濁ったりして難しいです。

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 マジックアワーはほんの一瞬。夕暮れは釣瓶落としの如くあっという間に暗闇へと変わっていきます。こうなると感度を上げてもシャッター速度が落ちてきて写真を撮るのは難しくなってきます。

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 日没から40分ほどが過ぎ、すっかり夜空になりました。それでもまだ午後6時前。気温も急に下がり、気がついたらあたりにはほとんど人がいなくなっていました。ISO12800まで上げて1/30secしか切れなくなり、かといって背景に流れるものがあるわけでもないので、いまいち写真としても面白くありません。なのでこの辺で今日は終了です。

 また目当ての日没直前の夕日にギラギラと照らされた機体を撮ることができませんでしたが、またいつか挑戦したいと思います。

使用したカメラ


 車で移動するので荷物が重たくても大丈夫と言うことで、今回はボディはK-3 IIとK-1の2台、レンズもDFA★70-200mmとDFA150-450mmの2本と持って行きました。半々の割合で使っていたのですが、色々選別してみたらK-1で撮った写真ばかりになってしまいました。いえ、K-3IIで撮った写真が失敗ばかりだったわけではなく、どちらかというと歩留まりはK-3 IIの方が良かったと思います。日没後は高感度性能重視でK-1しか使わなかったと言うこともあるのですが、昼間の写真も含めてこの記事がK-1で撮ったカットばかりになったのはたまたまです。

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 さらに撮影中の感覚も圧倒的にK-3 IIのほうが楽ちんだし軽快です。K-1はシャッターボタンの感覚が今ひとつ合わないせいか、連写が遅い割りになぜか1枚だけシャッター切ると言うことがなかなかできず、必ず2枚切れてしまうのですが、K-3IIは連写が圧倒的に速い割りに1枚だけ撮るって言うことが何も考えずに出来てしまうことに気がつきました。それにRAW撮影時のバッファ詰まりも余裕ありますし、データサイズもリーズナブルなところかと思います。なのでこういう場合はK-3 IIのほうが撮っていて楽しいと言っても過言ではないかも。

 もう昨年来何度も当たり前のこと書いてますが、そろそろちゃんとK-3IIとK-1の使い分けをハッキリさせてK-1で連写するみたいな無理をさせず、K-3IIをちゃんと生かしていきたいと思います。

RICOH PENTAX 望遠ズームレンズ HD PENTAX-D FA150-450mm F4.5-5.6ED DC AW 21340

RICOH PENTAX 望遠ズームレンズ HD PENTAX-D FA150-450mm F4.5-5.6ED DC AW 21340