読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

東京ゲートブリッジの夕焼けを撮りに行ったけど富士山は見えなかった

 河津桜を超望遠ズーム150-450mmで撮りに行ったあと、何となく不完全燃焼な感じだったので、何か他に撮りに行きたいなと考えて思いついたのが久々の東京ゲートブリッジです。時間的にもあと2時間ほどで日没というところですし、日没位置はすでに北の方に移動していますが、うまくいけば富士山のシルエットも見られるかも?ということで車を走らせました。

K3II2781.jpg
 撮影場所は東京ゲートブリッジ東側の若洲海浜公園です。一時は東京オリンピック関連の競技施設建設予定地になっていましたが、いつの間にか計画変更され、この公園はとりあえずこのまま残るようです。

日没前


 到着したことはまだ日没前でしたがだいぶ日が傾いています。休日でしたが、釣り人はほとんどおらず、散歩する人もまばら。ほとんどはカメラを担いだ人たちだけ。強烈な海風が吹き抜けていました。

K3II2437.jpg
 海面の反射で橋の裏側が照らされていたりして格好良いです。

K3II2492.jpg
 その海面には鳥の群れが浮かんで漂っていました。カモメかウミネコかと思えば... 鴨? 鴨って海鳥だったっけ?と思って調べたら、どうやら種類によって淡水と海と両方にいるようです。鵜もウミウとカワウがいましたっけ。

K3II2534.jpgK3II2579.jpg
 春の訪れを告げるようにこの日は強い南風が吹いていました。羽田空港のB滑走路にアプローチする飛行機が東京ゲートブリッジ上空を旋回していきます。

K3II2593.jpg
 450mmあるとここからでも飛行機が十分な大きさで捕らえられます。航路の北側なので特にこの時間帯は光線状態は良くありませんが。

 ちなみにこの写真に写っているのはカナディアンエアのボーイング787-9。トロントからやってきた機体。いつの間にか長胴型が就航していたんですね。

日没


 間もなく日没です。この時期だと若洲海浜公園の南端あたりに行けば、夕日がちょうど東京ゲートブリッジ方面に沈んでいきます。

K3II2592.jpg
 ほら、良い感じになってきました。でも、これを撮影した2月最終週あたりはちょっと季節は進みすぎていて、東京ゲートブリッジのど真ん中に日が沈んでいくのは、建国の日あたりがベストとなります。

K3II2672.jpg
 でもちょうどこのくらいのほうが、橋を構成するトラスに夕日が被るので、望遠で写真は撮りやすいです。

K3II2678.jpg
 上空を掠めいていく飛行機も夕日に紅く染まります。

K3II2732.jpg
 間もなく日没。夕日が大きく、グラデーションになってきました。

K3II2747.jpg
 ということで太陽は隠れていきます。東京でも地平線に日が沈んでいく様子を見られる場所は限られていると思います。

 この日は空気が澄んでいるようでいて地表付近はモヤモヤしていて春らしい気候。実は若洲海浜公園から東京ゲートブリッジ方面は富士山が同時に見えるはずなのですが、この日は残念ながら姿を現しませんでした。雲も無いのに...。

日没後


 日が沈んだ後はマジックアワー。東京ゲートブリッジもライトアップが点灯します。

K3II2768.jpg
 ここまで超望遠ズームで無理矢理撮ってきましたが、FA31mmに付け替えて全景を抑えておきましょう。
 富士山を覆い隠している地表付近のモヤモヤのせいか、晴れていたわりに空はほとんど焼けませんでした。

K3II2771.jpg
 さらに少し時間が経過してから、インターバル合成をしてみましたが、星もまったく写りません。ただ、この何とも言えないモヤモヤのおかげか、東京ゲートブリッジの照明が作る光束(チンダル現象)がいつもより強く見えるような気がします。

K3II2775.jpg
 ほら! これは普通に長時間露光したものです。レンズは少し長くしてFA43mmに付け替えました。

リアルレゾリューションの現像はカメラ内がベスト


 そこで何を思ったか、望遠ズームに戻してリアルレゾリューションを試してみることにしました。

K3II2784.jpg
 これがその一枚。RAWで撮影しカメラ内現像したものです。

K3II2784-Edit.jpg
 ですが、細部を見てみるとこんなことになっています。カメラがぶれてしまい、手すりがギザギザになってしまいました。これは失敗です。

K3II2781_RRS_PDCU-Edit.jpg
 ちなみに同じRAWファイルをPENTAX Digital Camera Utility 5.4で現像するとこんなひどいいことになります。完全な合成ミスですが、そもそも4枚撮る間にこのくらいぶれたってことなんでしょうか?

 いずれにしても、RRSをサポートしたPENTAX Digital Camera Utility 5.4はK-3 IIのカメラ内現像と同じ結果は得られないということがわかりました。RRSを使うなら今のところK-3 IIボディ内現像をするのが一番かと思います。


K3II2781.jpg
 ということで、RRS撮影したRAWファイルから、RRSオフで現像したのがトップにも貼ったこのカット。これでもブレてるのだと思いますが、得られた結果としては一番マシということになります。まぁ、ダメ元でRRSしてRAW保存しておいて損はありません。

K3II2782.jpg
 ちなみに同じ場所で絞り込んで25秒露光したものがこれ。

K3II2782-Edit.jpg
 私の持っている三脚ではブレを抑えられません。飛行機のライトがウネウネして写っています。これは飛行機が揺れたのではなく、カメラの揺れでしょう。こんなにブレたらRRSどころではありませんね...。

関連エントリー