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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

CP+ 2016でリコーイメージング以外を見て回る

カメラ

 さて、PENTAX K-1を堪能したことでCP+ 2016の目的はほぼ果たしましたが、せっかくなので会場をぐるっと一周してみましょう。カメラ好きならば興味を引かれるものが沢山あります。大手カメラメーカーから用品メーカー、あるいは業務用機器まで、幅広い製品やサービスが展示されています。

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 本気で全てを見て回ると丸一日かかると思いますが、私はわずか3時間の滞在で、そのうち1時間はK-1に費やしたので、残り2時間で見て回りました。なのでだいぶ抜けがあり、そうでなくても偏っていますが、一応ざっと紹介しておきます。

シグマ、ニコン

 まずはリコーイメージングのお隣にあったシグマへ。
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 先日発表された「sd Quattro」で話題沸騰、そのタッチ&トライも待ち行列が出来ていたので、実物は触りませんでした。
 
 一眼レフマウントを流用したミラーレスは、PENTAX K-01以来です。面白い格好ですが実物は結構大柄です。そりゃまぁレンズ固定式のdpシリーズがあの形と大きさですからね。シグマですからもちろんFoveonセンサーを搭載。APS-C版とAPS-H版の2タイプが用意されています。いまどきAPS-H?と思いがちですが、これはこれで一周回って面白そうです。

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 それから18-35mmF1.8に続くAPS-Cむけ大口径ズーム、50-100mmF1.8も人気です。使い道が想像しにくい焦点域ですが、中望遠好きの私にはむしろ夢のようなレンズかも。でも大きすぎますね。

 続いてニコンへ。
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 CP+開幕直前に発表された1インチセンサー搭載のコンパクト機、DLシリーズが目玉商品です。ワイドズーム、標準ズーム、超高倍率ズームを搭載した3機種を一気に発表するという力の入れよう。それにしても広角ズームと標準ズームはF1.8〜2.8という大口径レンズを搭載し、後付けEVFにも対応。ボディデザインや操作性、機能、そしてセンサー類は基本的にNikon 1 J5を踏襲しているんですよね。

 こうしてNikon 1シリーズとDLシリーズが一緒に並べられていましたが、こうなるとNikon 1の存在価値がほとんど無いも同然じゃないでしょうか? その沈胴式の大口径ズームをNikon 1マウントで出してくれれば良いのに。

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 D500とD5のタッチ&トライコーナーのうち、説明員なしのほうはほとんど待ち時間がなさそうだったので並んでみました。操作方法が今ひとつ分かっておらず、いろいろ難儀しましたがAFは動いてるんだか動いてないんだか分からないくらいにスムーズで高速。連写も猛烈に速いです。これはAPS-C一眼レフ最高峰の座をEOS 7D MarkIIから奪い返すこと間違いなしだと思います。

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 ニコンはセミナーブースも巨大です。ちょうど飛行機写真家の中野耕志さんのステージをやっていました。このあと、鉄道写真家の中井精也さんのステージはさらに大人気で混雑していました。同行していた友人はすっかりD500を買う気になってしまいました。プロの写真家はプレゼン力もすごいです。

キヤノン、パナソニック、オリンパス、富士フイルム

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 さてお次はキヤノン。EOS 80DやEOS 1DX Mark IIや、コンパクトカメラ多数がCP+に向けて発表されていましたが、あまり興味を引かれる製品がなかったので、ブースを一巡りしただけ。メインステージは体操選手が跳んだり跳ねたりしているという新機軸。キヤノンだから許されるのかもしれませんが、かなり微妙な企画だと思います。

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 白レンズの放列。すごいなぁ、EOSマウントだとレンズの選択はよりどりみどりで羨ましいです。

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 パナソニックは例年通り、開放的なブースです。

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 モデルさんのステージも開放的で写真が撮りやすいです。

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 オリンパスのブースも巨大です。毎年こんなに大きかったでしたっけ?

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 今回の目玉商品はPEN-Fです。タッチ&トライコーナーも大人気で並んでいました。カメラとしてはかなり魅力的に仕上がっているようですが、私はどうもこういう過去の製品に過剰に頼ったイメージ戦略が好きになれません。

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 富士フイルムは4年ぶりにモデルチェンジした、Xマウントのフラッグシップ機、X-Pro2を全面に押していました。

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 例年は重点的に見て回るところなのですが、X-Pro2は間もなく発売されますし、既に都内一部の量販店には先行展示されているようなので、敢えて混雑する行列に並ばなくても良いか、ということでほぼスルーしてしまいました。

カシオ、タムロン、ソニー

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 カシオは昨年に引き続きアウトドアがテーマな感じのブースです。分離型カメラEX-FR100は16mm相当の超広角レンズになり、アクションカムとして使いやすくなったようです。(と言いつつほとんど見ていません)

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 タムロンは白基調の明るいブース。最新レンズがずらっと並び、最近流行のレンズクリーニングサービスなどもやっていました。Kマウントからほぼ撤退しているものの、実は新しいDFAレンズに関わりがあるということで、Kマウントユーザーとしては微妙な距離感のメーカーです。最近はシグマに習ってか単焦点レンズも積極的に出しています。これもDFAになるのかな?と思いつつ、ざっと流してきました。

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 ソニーは展示物はまったく見ずに、ステージのモデルさんだけ撮ってきました(^^;

マンフロット、ニッシン、DJI、エプソン

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 三脚のメーカーが並んでる一角ではひときわ大きなブースを構えていたのがマンフロット。私も愛用しています。

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 ここでは三脚ケースを見てきました。ケース持ってないのですが持ち運びにはやはりないと不便ですよね。しかしサイズバリエーションが豊富でどれがぴったりなのかよく分からなくてポチれずにいたことを思い出しました。

 説明員さんは親身に相談に乗ってくれて、私が使っている190カーボン4段とX-PRO 3way雲台の組み合わせを作ってくれて現物合わせ。その結果70cmだとギリギリ、80cmだと余裕と言うことが分かりました。80cmを勧められましたが、ケース自体が大きすぎるような気がするので、70cmにしておこうかと思います。保護用と言うよりは、単にストラップ代わりに使いたいだけなので。

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 サードパティのストロボメーカー、ニッシン。小さなブースに小さなステージでしたが人だかりがすごいです。多灯フラッシュを使って幻想的なポートレートを撮る浅岡省一さんがプレゼン中。隣の人は熱心にメモを取っていたり。
 私はストロボはを使った写真はおろかポートレートを撮ることがありませんが、それでもお話は興味深かったです。「いいね!をもらうことに執心していたら成長しない」と。そうですよね、他人の評価を気にするよりも、自分が好きな写真を撮るのが楽しいですよね。趣味ですから。

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 そしてドローンと言えばDJI。デモフライトをやっていました。色々世間の風当たりが強くて、規制も強化され、気軽に手を出せなくなっていますが、ルールが明確になったのは、本当にやりたい人にはむしろ良いことかな、と思います。もちろんメーカーにとっても同じでしょう。

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 ドローンよりもスタビライザー一体型のアクションカメラ、OSMOに興味があります。初めて触ってみましたが、これは面白そうです。と言っても使い道はスキーしか思いつきませんが、ヘルメットにマウントするのは難しそう。片手に持って滑るのも難しそう。でも面白そう!

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 最後はエプソン。当然プリンターとスキャナーだけかと思ったら、スマートグラス押しだったようです。

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 でもやっぱりプリンター。A3が印刷できる写真専用のプリンター欲しいですね。置き場がなくて諦めているのですが、やはりデジタルとはいえ写真はプリントするのが最終目標ですから。

 ということで、ほとんど中身がなかったですが、CP+ 2016の見学記は以上です。1年後にはどんな製品が話題になっているでしょうか?また来年を楽しみにしたいと思います。