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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

なぜ今DA★55mmF1.4 SDM を買ってしまうのか?

カメラ DA★55mm F1.4 SDM HD DA16-85mm F3.5-5.6ED DC WR

 タイトルの通りです。なぜ今なのか? K-3 IIの発表に動揺して、今更APS-C機を買うのか買わないのか? いや、やはりフルサイズのために今はとにかく様子見するべき、と心は固まっていたはずなのに、よりによってAPS-C専用のDAレンズに手を出してしまいました。仕方ありません、欲しくなってしまったのです。むしろ買うチャンスはこれが最後!と誰かが頭の中でささやいたのがいけないのです。

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 買ったレンズとはDA★55mmF1.4 SDMです。DA★シリーズの大口径単焦点レンズ。フルサイズ換算では85mm相当となる中望遠です。いやいや、なんで今更? いう疑問が何度でもわいてきます。

 さらっと言い訳をしておきますと、HD DA16-85mmが存外気に入って常用レンズにしたものの、やはりここぞと言うときに一本明るい単焦点レンズが欲しいわけで、しかし既にFA31mmとFA77mmを持っているとはいえ、これらはどうも16-85mmと組み合わせるには帯に短したすきに長し感がぬぐえません。設計が古いこともあって味わいはあるのですが、ピント精度などなど使いこなしが難しいこともあります。ズームレンズで撮った写真のExifを見ていると意外に50mm前後で撮ってることが多い、ということにも気づいたところで、実は自分に一番合ってる単焦点とはDA★55mmF1.4なんじゃないか?と日に日に思い募ってきました。16-85との組み合わせも良いし、20-40とのマッチングも実は良さそう。

 で、今後のフルサイズやK-3 IIを導入するには一度レンズを整理した方が良いかな?と思って、アレを手放してこうしてああして... と考えていたら、いつの間にかこういうことになってしまったのです。はい。しかも結局手放すレンズは決まっていません。

 ということで以下、いつもの開封レビューです。

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 商品の入れ替わりはかなり早いと思われる量販店で入手しましたが、箱はまだ古いHOYA時代のものでした。懐かしいですね、この箱。「SDM ONLY」というのは、他のDA★レンズと違って、古いボディ用のボディモーター駆動はサポートされておらず、レンズ内モーター駆動にのみ対応してるよ、ということです。マニア的に言うとKAF3マウントと言えば一発で通じるでしょうか。

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 内容物はこんな感じです。レンズ本体、58mm径キャップ、専用フード、ケースと説明書などです。説明書はリコー版に差し替えられています。

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 大口径レンズだけあってレンズも大きいです。でも前玉はそれほどでもないですかね。後玉はほとんどK(AF3)マウントの限界ではないかと思える大きさ。

 ピント合わせは後玉は動いていないのですが、前玉はじめそれ以外の光学系は前後しているようです。このあたりはFA77mmF1.8と同じような感じですね。前玉は鏡胴の内側で前後していて、外形的には変わりません。ここはDA50mmF1.8と同じような方式です。

 鏡胴にはAF/MF切り替えスイッチと幅広のピントリング。距離目盛りは窓式、スターレンズであることを示す金リングや、プリントではなくエンボス加工されているレンズ名あたりなど、結構古くさいデザインで賑やかな外観ですが、一方でシンプルでもあります。ずっしりした手触りなど鏡胴の高級感はLimitedとは違う方向ですがかなり良い感じです。

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 さて、K-3につけてみました。K-7以降のデザインのボディには異様によく似合いますね。

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 ですが、フードをつけるとかっこよさも台無し。というか、かなり大げさな姿になります。このフードはLimitedシリーズと違って機能性優先なのでしょう。昔ながらのラバーフードのようにも見えますが、プラスチック製でバヨネット式。DA★300mmと同様にフード先端部はゴムラバーが施されているだけでなく、内側は植毛加工されているという、性能優先の徹底ぶり。

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 バヨネット式ですので逆さ付けも可能です。収納時はこうしておけば長さ方向はレンズ本体に収まります。深すぎてこの状態ではボディへの付け外しもままなりません。

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 画角的にはポートレートが主眼なのかもしれません。絞り羽根は9枚の円形絞りです。最短撮影距離は45cmで焦点距離を考えれば十分でしょう。

 このレンズ、デジタル向けとはいえ10Mピクセル時代の設計です。K-3の解像力は生かせるでしょうか? 光学系は8群9枚構成で特殊ガラスは1枚だけ使われています。単焦点レンズとはいえ最新設計のレンズと比べると、かなりシンプルで小型。APS-Cとフルサイズの違いはあれども、他社の50mmF1.4クラスのレンズの巨体はすごいですからね。

 あ、あとこのレンズの特徴のひとつがエアロ・ブライト・コーティングです。DAシリーズとしては結局このレンズに採用されただけの特殊構成のコーティングです。新型のエアロ・ブライト・コーティングII はDFA70-200mmF2.8に使われているそうです。クリアで抜けの良さが期待できます。

 とりあえず何枚か撮ってみたました。


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K3PS7332.jpg 開放同盟復活です。撮ってみた編はまた次回。