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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

東京一の桜の名所 千鳥ヶ淵の夜桜を見物する

写真 散歩 PENTAX K-30 DA18-135mm F3.5-5.6ED DC WR

 先週末から咲き始めて今週末あたりに満開を迎えるかと思っていた東京の桜(ソメイヨシノ)は、月曜日と火曜日の暖かさに誘われて一気に満開となりました。今日以降、週の後半は天気が悪いらしく、せっかく咲いた桜は散り急いでしまうかもしれません。

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 となると、東京のお花見日和は今週の前半しかない!と気が焦り、しかし昼間は無理なので火曜日の夜に夜桜を見物しつつ、写真を撮りに行くことにしました。

 都内には桜の名所がたくさんありますが、例年は生活圏内にある桜を眺めて、撮って満足していたのですが、せっかく東京に住んでいるならと思い直し、今回は都内のベタな桜の名所、千鳥ヶ淵に行ってみることにしました。

 ライトアップは日没後から午後10時頃までやってるとのこと。早い時間の方が混んでるかと思い午後8時過ぎに到着するようにしてみました。...もちろんそれでもすごい人人人の海。何度か心が折れそうになりながらも、なんとか千鳥ヶ淵の夜桜を撮ってきました。

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 地下鉄の九段下駅を出て千鳥ヶ淵緑道公園方面へ。その公園入り口あたりからお堀をまっすぐみると、こんな風景が目の前に広がっていました。東京タワーが真正面に見えて素晴らしい景色。ベタですけど。
 当然、ここは写真を撮ろうとする人垣がすごくて大変です。ゆっくり順番を待って押し合いへし合いしながら、何とか撮りました。手持ちですし、左右から押されまくるので、高感度にして連写。そしてさっと引き上げるに限ります。

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 その後誘導に従って、緑道公園へ。そこに並ぶのも全てソメイヨシノ。満開で素晴らしい散歩道です。が、当然ここも人の海。流れに任せて移動していくしかありません。邪魔にならないよう気をつけながら、要所要所でさっさとカメラを構えます。なかなか疲れます(A^^;

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 頭の上に被さる見事な桜の天井と、お堀の対岸にぼんやりと霞む巨大な桜の景色は、ずっと見ていても飽きません。この緑道公園は全長約700m。人の波に押されながらゆっくり進んでいると、結構たっぷりと夜桜見物が出来ます。

 要所要所に、どこかで写真を見たことのある代表的な千鳥ヶ淵の景色を撮ることが出来るポイントがあって、そこはまたもや黒山の人だかり。でもせっかくなのでじりじりとゆっくり写真が撮れるところまで進みつつ、撮ってきました。

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 特にこのボート乗り場は有名ですよね。夜になってすでにボートの営業は終了していました。お堀の水上から眺める千鳥ヶ淵の桜は最高でしょう。この時期はボート待ちもかなりの行列になるそうです。

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 お堀の対岸の桜もライトアップされているのですが、緑道公園側よりはかなり大人しめ。それがかえって風情があります。と言っても手持ちではISO6400は必須レベル。

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 でも最近のスマートホンはとても優秀です。スマホで手を伸ばして撮ってる人はたくさんいます。嫌でも目に入ってきてしまいますが、それが結構綺麗に取れてるように見えるんですよね。

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 ライトアップの光源は白色LEDと思われます。場所によって色が違って見えるのですが、白色のままでは白けてしまうのか、多くのライトには赤いフィルターのようなものが貼ってあるようでした。なので、このピンク色が桜本来の色なのか、光源の色なのか、あるいはカメラが作り出した色なのか訳が分からなくなります。

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 たまに空を見上げると一面の桜。と、その隙間に月が見えました。半月を過ぎて満月手前の月と桜の取り合わせは風流です。が、どうやると写真に写せるのか...。

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 特に計画もなく700mを歩ききりました。奥の方に行けば空いてるかと思えばそんなことはありません。ずっと混雑したまま。

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 ということで、長年東京に住んでいながら千鳥ヶ淵の桜を見たのは初めてです。ここは本当に特別な場所だと思います。私が見たことある桜の中では暫定一位。となれば、これだけの人が訪れるのも仕方ありません。


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 今回のカメラはPENTAX K-30を使いました。K-3よりもほんの少しですが高感度に強そうなので。本当はISO1600あたりに抑えたかったのですが、ブレて失敗するよりはと、思い切ってISO6400まで使いました。なので細部は完全に溶けています。拡大は絶対にしないでください(^^;

 レンズは便利ズーム18-135mmのみです。仕事帰りに行ったので、荷物を軽くしたかったからなのですが、いずれにしろあの混雑ではレンズ交換なんかやってられなかったでしょう。暗さはカメラの高感度でカバーするとして、このくらいの焦点距離レンジがあると初見の場所では捗ります。

 さて、今週末にかけて曇りでも雨でも花は持ちこたえてくれるでしょうか? でも、なんだか今年の桜はこれでだいたい満足しました。来年はまた別の東京の桜の名所に行ってみたいと思います。上野、隅田公園、飛鳥山、小石川後楽園、新宿御苑、目黒川などなど... 他にも一杯ありますので。


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