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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

2015年のお正月を裏磐梯のスキー場で過ごす

 明けましておめでとうございます。今年は元旦からお雑煮もおせちも食べることなく、スキーに出かけていました。目的地は福島県の裏磐梯エリア。磐梯山の周辺は奥羽山脈の真っ只中にある豪雪地帯で、スキー場がたくさんあり、シーズンに1回は出かけている場所でもあります。

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 天気予報ではお正月三賀日は強い冬型の気圧配置で、大雪の予報が出ていました。実際に日本海側の各地や京都などは大雪が降ったそうですが、磐梯山周辺も雪は降り続けていましたが、予想していたほどの大雪ではありませんでした。とは言え、積雪はたっぷりで素晴らしく充実した、今シーズンの初滑りを堪能しました。

元旦:グランデコ

 大晦日は紅白歌合戦を見るのもそこそこにして早めに就寝し、元旦は早朝に東京を出発。初日の出は東北自動車道の上で拝むことができました。まず初日は裏磐梯エリアでも一番奥に位置するグランデコ・スノーリゾートへ行くことにしました。

 磐越道のトンネルを抜けるたびにどんどんと雪は強くなっていきます。磐梯山の北側を抜ける国道459号線は一面雪に覆われていました。これはスキー場の積雪も期待できます。

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 実は私自身はグランデコで滑るのは初めてです。しかしこのロゴマークは有名で、よく見かけました。クルマにステッカー貼ってる人も「昔は」たくさんいました。

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 元旦に滑るのも初めてなのですが、人出はそこそこ。連休としては少ない方でしょうか。リフトの待ち時間はありません。ちなみにグランデコにはゴンドラがありますが、少し古めでファットスキーを乗せるのは難しそう。「太い板はご遠慮ください」的な表示も出ていたので、ゴンドラは諦めました。

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 大した雪ではなかった、と出だしで書きましたが、こうしてみると結構降っています。圧雪のピステン痕はなく、積もりっぱなしの雪面があちこちに広がっています。

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 グランデコのコースは縦に長くて比較的緩やかな斜面が多いのが特徴です。ゴンドラ1基にクワッドリフトが4基とそれほど巨大なゲレンデではありません。コースの要所にはこうしてコースマップつきの看板が立っていて、どっちに行けば良いかがわかりやすくなっています。

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 足慣らしで流すだけ、と思っていたのですが、ここで短いながらも良い斜面を見つけました。ゲレンデベースに近いクワッドリフトの下、センター33という名のコースです。斜度は33°と大したことありませんが、非圧雪でコブにもならずに新雪がたっぷり積もっていました。


 動画も撮っておきました。こうしてみると、本当に数ターンで終わってしまう短い斜面なのですが、ファットスキー向きなパウダーの片鱗を味わえます。結局、このあともここを何度も滑って遊んでいました。

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 シーズン初めなので少し早めにあがりましたが、駐車場に戻ってみるとクルマにはこんなに雪が積もっていました。ちょうどルーフレールがすっぽり埋まる位なので、15cmくらいでしょうか。気温も-10℃近かったのではないかと思います。

裏磐梯ホテル

 さて、今回の宿泊先はこの辺りでは定番の「裏磐梯ホテル」です。旧名の「裏磐梯猫魔ホテル」と言った方がわかりやすいかもしれません。数年前に星野リゾートが買収し、名前がシンプルに変わりました。

 建物はバブル時代に建てられた豪華さをそのまま保っています。大浴場はもちろん温泉で部屋も広々。なかなか居心地の良いホテルです。

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 夕食がバイキング形式なのは以前と変わりません。しかし以前は夕食会場に巨大な宴会場を使っていたのですが、今回はちゃんとしたレストランが作られていました。料理の内容もなかなか趣向を凝らしてあって良くできています。

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 米沢牛のステーキは一人一皿限定。しかし食べ方は自由です。私はもちろんわさびと共にご飯に乗っけて頂きました。素晴らしく美味しかったです(^^/

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 ホテルの目の前には檜原湖が広がっています。4年ほど前にワカサギ釣りをしたことがあります。今年もしっかり凍っているようです。

 同じ星野リゾートが経営するアルツ磐梯のホテルもそうでしたが、星野リゾートの営業方針なのか客層はとにかく子連れファミリーがほとんどです。また外国人客がほとんどいないのも今の時代にしては珍しいかもしれません。

2日:裏磐梯猫魔スキー場

 ということで、明けて2日目です。冬型の気圧配置は相変わらずで、強い寒気も入ってると言うことでしたが、なぜか窓の外は晴れていました。うーん、夜の間に昨日の日中と同じ勢いで積もっていることを期待したのですが...、コンディションはどうでしょうか?

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 ホテルからシャトルバスに乗って裏磐梯猫魔スキー場にやってきました。ここは何度も滑ったことのあるおなじみのスキー場です。

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 山の上に上がるとガスってきたりして、天候はめまぐるしく変わります。しかし風もなくて比較的穏やか。積雪は期待したほどではなかったようですが、流石この時期なので比較的柔らかくて滑りやすいバーンでした。

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 お昼ご飯はセンターハウスの猫魔食堂へ。イチオシメニューの塩カツ丼なるものを食べてみました。ご飯にカツを載せて塩だれがかけてあります。まずはそのまま食べてから、途中で出汁をさらにかけて、お茶漬けのようにして食べるようにとの指示。普通のカツ丼とは全く異なる食べ物ですが、サッパリして美味しいです。ただゲレ食としてはちょっとパンチ(満腹感)が足りないかも。

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 猫魔と言えば、ゲレンデ上部は結構斜度がきついコースがあります。ファットスキー(ARMADA NORWALK)でも、普通に滑ることができますが、デモ板のような強力なグリップはないので、ちょっと強めに踏むとエッジがばたついて逃げていこうとします。なかなか難しいです。


 と言いつつ、ポールバーンを滑ってみました。最大斜度は27°、緩く右カーブを描いているコースにポールが常設してあります。私が滑ったときは、この後本気レーサーたちの練習があるのか、ポールのメンテナンス中でした。ファットスキーでも滑るだけなら普通に行けます(^^;

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 午後になるにつれどんどん雲が厚くなってきました。また雪が降り始めるのでしょうか。遠くに白く輝く白い平原は檜原湖です。晴れていればアルツ磐梯にも負けず劣らず眺めの良いスキー場です。

3日:再びグランデコ

 さて最終日の3日目。朝起きると昨日とは一転して、窓の外は激しい雪。この日は少し足を伸ばして猪苗代スキー場あたりまで行ってみようかと思っていたのですが、あまりに雪が激しいので、予定変更して再びグランデコへ繰り出してみました。

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 期待していた新雪がたっぷり積もったゲレンデは、何でもない緩斜面でも素晴らしい状態。


 いわゆる脇パウを重点的に滑ってみました。こんな状態です。よくありますよね、こういうの。緩斜面はどんなに新雪があっても流すことしかできず、しかもファットスキーは浮力が強力なのでまるで何でもない斜面のように、雪の表面を滑っていくだけなのですが、それでも時折グッと深くスキーが潜ったりして楽しいです。

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 これならセンター33もすごいことになってるはず!と来てみれば期待通りの状態。でも同じことを考える人はいるもので、結構荒らされています。それに弱冠雪が重くて深く潜るとつんのめる感じがします。

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 この日はスキーに繰り出す人が多かったらしく、元旦よりも2日よりもさらに人が増えていました。グランデコでは元旦は第一駐車場が埋まるだけだったのが、この日は第二駐車場まで一杯になっていました。

 しかも不運なことに、山頂付近の風が強くて朝一に運転を始めたゴンドラが、午前中早々に運転を中止ししてしまいました。そのため第一クワッドリフトに集中して、こんな行列ができてしまいました。最近はあまり見ない混雑状況です。10分も待てば乗れるのですが、最近はそれすらも苦痛です。なので残念ながらセンター33はほとんど行けず仕舞いでした。

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 グランデコのゲレ食は、1階が普通のフードコート、2階はバイキングレストラン。1階は終日大混雑なのに対し、2階は時間を選べば比較的余裕がありそうだったので、昼食バイキングを頂きました。メインディッシュ2品は一人1個ずつ選べるというちょっと変わったシステム。品数もまぁまぁで悪くはないのですが、全体的に「ぬるい」のがちょっと残念なところ。

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 午後はクワッドリフトを乗り継いで、ゴンドラとは反対側の山頂へ。こちらも風は強かったですが、リフトは減速運転されていました。この辺りは上級者マークが付いたコースばかりなためか、あまり人がおらずリフト待ちもそれほど長くはありません。なので、しばらくここで滑っていました。

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 結局強風は止まず、ゴンドラは運転再開しないまま。ゲレンデベースの混雑は相変わらずです。なので、予定よりも少し早めに切り上げて帰途につくことに。

 しかしこの日はUターンラッシュで東北道の上りもかなりの渋滞が見込まれます。少し時間をずらすため、荷物を預けてあるホテルに一度戻って、お風呂に入ってゆっくりしつつ、午後5時過ぎに東京へ向けて出発。やはり東北道の渋滞がひどいようなので、かなり遠回りですが、いわきを経由して常磐道で帰ってきました、途中関本PAで素晴らしく美味しい夕飯を食べ、それでも午後9時過ぎには東京へ。

 今年もいろんな意味で良いスタートが切れました。短いシーズンですが楽しみたいと思います。