酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

SAYONARA国立競技場ファイナルイベントでブルーインパルスを見る

 国立競技場が2020年の東京オリンピックに向けて建て替えられることとなり、現行の国立競技場を偲ぶイベントが数々行われてきましたが、その最後として「SAYONARA国立競技場 FOR TEH FUTURE」と題して、本当に最後の最後となるファイナルイベントが5月31日に行われました。カテゴリーCの自由席はたったの1,500円。しかも当日券もあるという状況で、前夜に急に思い立ち、友人たちとLINEで相談の上、その場でチケットをとっていってみることにしました。

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 色々なプログラムが準備されていて、午後4時から夜の8時過ぎまで続くという長いイベントですが、私たちのの目当てはずばりブルーインパルスによる展示飛行です。東京上空をブルーインパルスが飛ぶなんて、滅多にあることではありません。

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 何度か来たことのある国立競技場。色々な意見がありますが、さすがに古さは隠せす、建て替えは止む無しという気もします。

レジェンドマッチ

 ブルーインパルスの前に、16時から行われたのはサッカーのスペシャルイベントです。既に引退した往年の選手たちを集めて行われるレジェンドマッチ。私はサッカーにはとんと疎いのですが、それでも名前を知ってる元選手が何人も出場していました。

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 この古い国立競技場でサッカーの試合を見るのは初めてです。そしてもちろん最後でもあります。スタンドはまだ空席が目立ちますが、この後あっという間にほぼ満席になりました。

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 レジェンドブルー対レジェンドホワイトの試合。ホワイトの方がやや年齢層が高いように見えました。

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 テレビ解説というか応援団でおなじみの松木安太郎さん。「松木走れ−!」とたくさんのヤジ声援が飛んでいました。後にいる白いユニフォームは菊川凱夫さんです。

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 華麗に縦にドリブルして突破するのは都並敏史さん。

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 ラモス瑠偉さんも参戦。いろいろ魅せてくれました。試合後のインタビューも魂がこもっていて、日本人より日本人らしい人ですね、本当に。

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 反対側のゴールは絶体絶命のピンチ。ブルーの吉田光範さんとホワイト側キーパーの都築龍太さんの一対一です。これ、たしかゴールは決まらなかったはず。

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 前半は和気藹々とした雰囲気で、緩く進んでいたゲームは、1ゴールずつの同点で折り返した後、後半になるとなにやら現役時代の選手魂に火が点いたのか、なにやら真剣勝負の様相を呈してきました。

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 試合は結局同点のまま終了、ちなみに20分ハーフの短縮試合です。中山、宮本、井原、北澤などなど私でも知ってる選手から、ずっとその前の私の親世代の選手たち、それに女子選手も混じっていて、好きな人には堪らないイベントだったのではないかと思います。

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 もちろん私も知らないなりに存分に楽しめました。

ブルーインパルス展示飛行

 さて、レジェンドマッチが終わったらいよいよ目当てのブルーインパルス展示飛行です。前日の金曜日にも同じ時間に予行が行われました。本番のこの日も前日と同じくらいの快晴。時刻は午後5時半過ぎと半ば夕日の中となりますが、青空をバックに綺麗な姿が見られそうです。

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 いよいよ時間が迫ってきました。会場は航空自衛隊隊員による解説が流れてきます。そして解説と実際の飛行はぴったり一致。「大型スクリーンの方から参ります!」とアナウンスが流れた瞬間、そっちの方を見ると本当にやってきました。

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 国立競技場の照明灯の向こうからスモークを曳いて6機の飛行機が飛んできます。

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 まずはデルタ隊形です。アクロバット飛行はさすがに行われず、編隊飛行で通過していくだけですが、東京のど真ん中、国立競技場の真上を通過していく姿はとても迫力があって感動します。

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 あっという間の出来事でした。上空に残るスモークの跡は、思ったよりもあっという間に消えていきます。

 でももちろんこれで終わりではありません。渋谷から世田谷付近上空をぐるっと回って、今度は反対側からやってきます。

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 4機しかフレームに入ってませんが、真上を通過する際は思ったよりも近かったです。60-250mmに1.4倍のテレコンを付けて、テレ端でこのくらい。400mmオーバーがあればトリミング前提で1機だけ狙うことも出来たかも。

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 ということで、1回目の復路はスワン隊形でした。

 さらにまだ終わりではありません。もう一往復することになっています。東京北部でぐるっと旋回し再び戻ってきます。

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 来ました!

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 高度差を少しずつ付けて縦に4機並んで2機は横にぴったりくっついています。グランドクロスという隊形だそうです。

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 せっかく国立競技場に入れたのだから、長い望遠レンズばかりではなく競技場を入れた写真も撮りたい、と思っていたのですが、何しろ撮影のチャンスは4回しかなく、レンズを付け替える暇はないし、さらにカメラを持ち替える時間も勿体ない状態。なので広角レンズを付けたQ7をカメラを持ってきていない友人に託しました。こういうのも良いですよねぇ。

 そしていよいよ最後の1本。次は望遠を諦め標準ズームおよび広角ズームにかけます。

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 お、来た!

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 私たちの座った席の後ろにはポールが立っていて、復路はそっちからやってきます。風にたなびく旗とブルーインパルス! あらかじめ狙っていたわけではないのですが、なかなか良い場所でした。

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 最後の隊形はリーダーズベネフィットと呼ぶそうです。先頭の機体はスモークを流していません。

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 その後ブルーインパルスはスモークを曳いたまま、東京の北西方向へと消えていきました。アンコール!と思いましたが、さすがに無理ですかね(^^;


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 ということで、最後の国立競技場、初めてのブルーインパルスを堪能しました。ファイナルイベントはこの後も続くのですが、夜は別途用事があるのでここで帰途へ。2019年に完成するという新国立競技場はどんな姿になるのでしょうか。また訪れる機会もあるだろうと思います。そしてそこで見られるかどうかは分かりませんが、再び東京の空にブルーインパルスがやってくることもあるでしょう。楽しみにしたいと思います。

おまけ

 国立競技場がらみでおまけです。実は昨年の11月に国立競技場のトラックを走ったことがあります。色々思うところあって(というか、成績があまりにも酷く半分は忘れたい記憶なので)記事にはしませんでしたが。

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 一般人でもほぼ誰でも走ることの出来るチャリティイベントで、5kmくらいなら走れるだろうとエントリーしました。11月の季候が良い時期です。しかし普段運動をしていない体にはとてつもない負担でした。

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 国立競技場のトラックに降り立ったのはこれが初めて。そして最後の体験です。

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 そんな靴で良いのかよ!という突っ込みはさておき、自分の足で立った証拠写真です。もうグダグダも良いところで、どんな感触だったとかそういうことは覚えていません。

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 まぁ、タイムはともかくゴールまでたどり着いただけ良しとしましょう(^^;

 以上、国立競技場の思い出でした。