酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

ニセコ 2013 (1日目)

 今年もニセコへ行ってきました。今回で4年連続5回目なので、もはや年中行事となってきました。昨年は天候が安定して穏やかなシーズン終盤の3月下旬に行ったのですが、今年は雪の量的にも質的にもハイシーズンとなる2月初旬にしてみました。昨年、現地の人にそう勧められたからで、その言葉を信じてみることに。もちろんフカフカのパウダー狙いです。

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 とは言え自然相手なので当たり外れがあります。一年のうち一回しか行けないわけで、天気ばかりは仕方がありません。これまでにも猛烈な嵐でほとんど滑れなかったこともありましたし、昨年は3月なのに奇跡的な新雪に出会うことができました。さて、本命の時期を狙った今年はどうなるでしょうか?

いざニセコへ

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 羽田空港を飛び立ったのは例年よりも少し早い朝6時半。世界一の乗客数を誇る大幹線と言えども、この時間は小さなB737-800で運航されていました。空席があると言うことで、1,000円追加してクラスJにアップグレードしてみました。

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 機上ではほんのちょっと瞬きしてる間にあっという間に新千歳空港へ到着。ニセコ行きのバスに乗る前に、新千歳空港の到着ロビーにある朝市食堂というところで朝ご飯を食べました。その名も「おやじの朝定食」です。イカのお刺身がとても美味しかったです。

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 バスの中でも爆睡し、あっという間にニセコへ到着です。まずはホテルにチェックイン。今年は趣向を変えて、ニセコ・ランドマーク・ビューという豪華コンドミニアムに泊まることにしました。部屋は多分我が自宅よりも広いと思われます。広大なリビングにキッチン、ベッドルームは二つ、トイレもお風呂も二つ。主に外国人向けの長期滞在用の宿泊施設です。居心地が良すぎて外に出かけたくなくなりそう。

無風

 と言いつつ、もちろんすぐに準備してゲレンデへ向かいます。時刻はもう午後1時近くなっていました。

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 コンドミニアムからはヒラフゴンドラまで徒歩約5分。ちょっと坂道なのが辛いですが毎日通うのに問題ありません。ゴンドラからペアリフトを乗り継いで、真っ先に花園ゲレンデへ向かいました。天候は曇っていますが今までニセコでは経験したことのないような無風で穏やかな天候。気温もそれほど低くはありません。

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 やって来ましたストロベリーゲート。通常のコースに周囲を囲まれた管理区域外コース。比較的安全で手軽に、それでいて本格的なオフピステというかツリーランというか、とにかく雪さえ降ればフカフカのパウダーランが楽しめるニセコの名物コースの一つ。コースと行っても決まったラインはありません。斜度もよく分かりませんが、急なところでは一瞬40°くらいあるのかも。長さも私のレベルにとっては、物足りないほど短すぎず、絶妙にもうこれ以上は無理と言うくらいにギリギリ長くてちょうどイイのです。

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 しかしこの穏やかな天候に加え、時間も時間なので素晴らしいパウダーではありませんでした。しかし予想していたよりはずっと柔らかく、ストロベリーの面白さの片鱗は十分に残っています。さすがハイシーズンと言うべきでしょう。これでこの滞在中にどっかり雪が降れば言うことありません。

山頂(の少し下)

 さて、この穏やかな天候を見て、ストロベリーよりも行かなくてはならないところを思い出しました。

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 と言うのは山頂です。正確には山頂ではなくリフトで行ける最高点。ニセコのゲレンデが広がるアンヌプリ山は単独峰なので、風に吹かれやすくて山頂方面へ向かうリフトは動いてないときの方が多いのではないかと思います。しかしこの日はもちろん最上部にある小さなシングルリフトが動いていました。

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 シングルリフトを降りてみると、やはり風はほとんどないのですが、濃いガスがかかっていて視界はありません。もちろんここも非圧雪です。新雪は跡形もありませんでしたが、不思議と凸凹でもないのです。まるで圧雪したかのようなフラットさと適度な固さ。距離は短く、1本滑っただけですが久々に貴重な体験ができて満足です。

雲が切れる

 そうこうしているうちに、あっという間に時刻は午後3時を回りました。

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 風がないわりには、いつの間にか雲とガスがかき消され、山の上の方からでも麓の見通しがどんどんと良くなってきました。

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 ふと振り返って斜面を見上げれば青空。何だかとても綺麗です。

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 山頂から休み休みゆっくりと、花園ゲレンデのベースまで降りてきました。いつの間にかアンヌプリの山頂が姿を現しています。さっき滑っていたときはあんなに視界がなかったのに!

羊蹄山現る

 急に回復してきた天候を見て、急いでリフトを乗り継いで再び山頂へ向かいます。

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 花園ゲレンデにある三つのクワッドリフトを乗り継いで、ようやく最後のシングルリフト乗り場までやって来ました。しかし、そのシングルリフトはすでに運転が終了していました。残念! 太陽が山の向こう側にゆっくりと沈んでいきます。

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 そして背後を振り返ると羊蹄山が夕日に照らされてその姿を見せていました。さっきまではどこにあるのかすら分からなかったのに。山頂からこの羊蹄山を眺めながら滑ったらさぞ気持ちいいことでしょう。でも、グランヒラフのゲレンデならほとんどのコースで羊蹄山を眺めながらのクルーズを楽しめます。たっぷりとその姿を拝み、何度もシャッターを切りながらヒラフのゲレンデベースまで戻ってきました。

 と言うことで、初日のスキーは短い時間でしたが、足慣らしとしてとても充実した内容で終了です。

ビレッジ飲み歩き

 さて部屋でシャワーを浴び、一休みしたら夕食を食べにビレッジをそぞろ歩きに出かけます。もうとっぷりと日が暮れています。

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 今宵の夕食はステーキとあらかじめ決まっていました。STEAK ROSSO ROSSOと言うお店を予約済みなのです。メニューには北海道産のお肉はじめ、オージービーフに神戸牛などもありました。私は北海道サーロインの250gを頂きました。いや、お肉は美味いですよね(^^;

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 やはりステーキとなれば赤ワイン。

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 そして帰りがけに立ち寄ったのがSNOW EGGと名前がついた妙なドーム状の建物。どうやら中はバーになっている様子。しかもなぜかガラガラ。面白そうなので一杯飲んでみることに。

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 カクテルがプラスチックのカップで出てきたりもしますが、それよりも中で行われている映像ショーは圧巻です。特殊なプロジェクターを数台使って丸いドームを一枚のスクリーンとして、いろんな映像を映しています。超きれいでポカーンと見とれてしまいました。こんなに凄いのにガラガラなのが勿体ない!

 という感じで長い初日が終わりました。明日以降は本格的に滑る予定です。雪よ触れ!と願いながら日付が変わる遙か前に就寝しました。

 (二日目)に続く


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