酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

鎌倉散歩

 X-Pro1を持って鎌倉へ行ってきました。一昨年の11月以来なので結構久しぶりです。特にあてはなくてコースも決めずにでかけたぶらり旅です。今回は適当に江ノ電でも乗って、適当に途中下車してみようかと考えて出発しました。9月の連休、いつぞやは奇跡のシルバーウィークと言われましたが、今年はその反対にただの3連休となってしまいました。例年ならそろそろ秋らしい空気に変わってる頃ですが、今年はまだ激しい残暑というか猛暑の一日でした。

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FUJIFILM X-Pro1, XF18mmF2 R, F5.6 AUTO (1/480sec, ISO200, RAW)

 午前中は神奈川県南部に激しいにわか雨が降っていましたが、お昼過ぎに鎌倉に到着する頃にはすっかり晴れていました。ただでも暑いのに日差しが強く、雨上がりのせいか湿度も高くて、かなりの蒸し暑さの中まずは鶴岡八幡宮へ到着。


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 なお、今回の撮影ではRAW記録を使用してみました。現像は添付されていたソフトではなく、Lightroom4を使用しています。

鶴岡八幡宮

 連休の中日なので人出が多いことは覚悟していましたが、鶴岡八幡では例大祭が行われていました。私が到着したときは流鏑馬神事が始まる時間だったので、参道がふさがれていました。

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FUJIFILM X-Pro1, XF50mmF2.4 Macro R, F5.6 AUTO (1/250sec, ISO200, RAW)
 せっかくなので流鏑馬の写真も撮ってみたかったのですが、すごい人だかりでとても見えるところまで行くのは無理。と言うことで、参道を迂回して本殿へ向かいます。

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FUJIFILM X-Pro1, XF18mmF2 R, F2.8 AUTO (1/3800sec, ISO200, RAW)
 鶴岡八幡宮のシンボルでもあった、石段脇の大銀杏は2年前に倒れてしまいました。いろいろな伝説がある巨木でしたが、樹齢1000年ほどだったそうです。現在は再生プロジェクトが進んでいるようです。

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FUJIFILM X-Pro1, XF18mmF2 R, F2.2 AUTO (1/3000sec, ISO200, RAW)
 大石段脇の狛犬は、小振りで何とも愛嬌がありますね。

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FUJIFILM X-Pro1, XF35mmF1.4 R, F2 AUTO (1/850sec, ISO200, RAW)
 神社と言えば奉納されたお酒の菰樽がずらっと並んでいますが、鶴岡八幡宮クラスになるとその数も尋常ではありません。先日行った神戸の生田神社には当然のように灘を中心に関西のお酒が並んでいましたが、ここはやはり関東のお酒ばかりです。中身がどうなってるのか、いつも心配になります(A^^;

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FUJIFILM X-Pro1, XF35mmF1.4 R, F2.2 AUTO (1/800sec, ISO200, RAW)
 源平池は蓮の花で埋まっていますが、さすがに花の季節は過ぎて、ハスクチがちょっと直視できない状態になっています。蓮の葉っぱの上には朝方の雨がまだ残っていました。

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FUJIFILM X-Pro1, XF18mmF2 R, F3.6 AUTO (1/400sec, ISO200, RAW)
 鎌倉にも人力車がたくさんいます。狭い道が多いので大変そう。どこを走ってるんでしょうか?

 鎌倉駅周辺は見所たくさんで、写真を撮るにも良い場所が山ほどありそうですが、これ以上歩き回るには暑すぎるのと、今回は江ノ電に乗ってみたかったので、早々に駅に戻ります。

極楽寺

 鎌倉駅から江ノ電に乗ってみました。鉄板の長谷をパスしてさらに先へ。実は長谷から先へ行くのは初めてかも。いえ、少なくとも記憶にはほとんどありません。

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FUJIFILM X-Pro1, XF18mmF2 R, F2.8 AUTO (1/1500sec, ISO200, RAW)
 ということで、極楽寺にやって来ました。江ノ電沿線では一番山深いところ。古びたとても良い感じのトンネルを抜けると極楽寺駅です。

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FUJIFILM X-Pro1, XF18mmF2 R, F2.8 AUTO (1/100sec, ISO200, RAW)
 その極楽寺は駅のすぐ裏手にあります。入り口にある茅葺きの門が有名なようで、確かにとても立派な門でした。その門の前にはムクゲの花があります。日陰でまだ水滴をたたえています。
 で、残念ながら境内は撮影禁止でした。良い感じに狭い境内に桜の木がたくさんあって、春にはさぞかし壮観なことでしょう。

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FUJIFILM X-Pro1, XF35mmF1.4 R, F1.4 AUTO (1/750sec, ISO200, RAW)
 極楽寺駅周辺には、もうひとつ成就院というお寺があります。鎌倉への切り通しの脇にあって由比ヶ浜が一望の下に見下ろせる高台にあります。紫陽花で有名なスポットは鎌倉周辺にたくさんありますが、ここもその一つ。さらに最近は恋愛成就のパワースポットと言われているそうです。
 そんなこととは前々関係なくて、この写真はそこにあった弘法大師の銅像です。

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FUJIFILM X-Pro1, XF18mmF2 R, F2.5 AUTO (1/750sec, ISO200, RAW)
 極楽寺駅の駅前は木に囲まれていて、駅舎もコンパクトでとても良い感じでした。

鎌倉高校前

 さらに江ノ電に乗って西を目指します。山間を走っていた江ノ電はいつの間にか海岸線に出ていました。

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FUJIFILM X-Pro1, XF18mmF2 R, F5.6 AUTO (1/550sec, ISO200, RAW)
 砂浜のすぐ脇にある鎌倉高校駅。この風景はとても有名ですよ。一度訪れたいと思っていました。ここで撮影されたとても素晴らしい写真をたくさん見たことがあるのですが... いざそこに来てみるとどうしたら良いのか全く分かりません。お天気は快晴で条件は最高なのに。

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FUJIFILM X-Pro1, XF18mmF2 R, F5.6 AUTO (1/900sec, ISO200, RAW)
 海が本当に綺麗でした。サーフィンしてる人だらけ。

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FUJIFILM X-Pro1, XF18mmF2 R, F16 AUTO (1/8sec, ISO200, RAW)
 そのすぐ横を車が走り江ノ電が走ります。自棄になって超スローシャッター... っというイメージが浮かんだのですが明暗差ありすぎ。

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FUJIFILM X-Pro1, XF18mmF2 R, F11 AUTO (1/1200sec, ISO200, RAW)
 すぐそこには江ノ島。もう2時間もすれば日没でしょうか。本当はこのまま江ノ電に乗って江ノ島まで行こうと思っていたのですが、藤沢方面に向かう電車が大混雑でぎゅうぎゅう詰めなのです。あまりにも暑く、そこに乗り込む気力がなくなって、心が折れてしまいました。
 これからがマジックアワーで良い時間帯なんですけどね。無理しても良い写真は撮れないだろうと、このまま引き返すことに。また今度、もっと季候の良い時期に来たいと思います。

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 今回もほぼOVF使用、特に光量があったり、明暗差が大きいシーンではEVFの映像はあまりに味気なくて使う気にはなれません。一方でハイブリッド方式が生み出すブライトフレームはとても良く見えます。多少フレーミングが不正確になっても、やはりOVFを覗いている方が想像が膨らみやすいです。

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FUJIFILM X-Pro1, XF18mmF2 R, F2.0 AUTO (1/55sec, ISO400, RAW)
 当初は苦労していたAFですが、近接撮影でなければ特に気になることはありません。通常使用では十分な速度で十分な精度です。AFフレームの変更がもう少し簡単にできるようにならないかな?と思うくらいです。
 AEはマルチモードばかり使っていますが、基本的に大外しはないようです。基本的に感度はISO200からなのと(ISO100は減感モードとしてJPEGのみ可)、シャッタースピードが最高1/4000secとあって、晴れた日にはなかなか絞りが開けられません。これはAEの問題ではないと思いますが、やはり大口径レンズを生かすには、1/8000秒までのシャッターと、もっと低感度が使用できるようになれば良いのに、と思います。

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FUJIFILM X-Pro1, XF35mmF1.4 R, F2.0 AUTO (1/2000sec, ISO200, RAW)
 それにしてもこのカメラを使っていて思うのは、絞りリングの使いやすさです。クリック感にこだわったとかそう言うことも効いているのでしょうが、それよりも絞りリングがあると言うこと自体が非常に大きいです。X-Pro1を触ってからK-5を使うと、ダイヤルで絞りを操作することのまどろっこしさを改めて感じてしまいました。

 ただし、X-Pro1ではシャッターボタン半押しでAEロック(シャッタースピードと絞り値が固定される)されてしまい、ピントを合わせた状態で絞りを変更することが出来ません。絞りリングは回りますが、実際には最初の絞り値で撮影されます。私の癖なのか、絞りは最後に選ぼうとすることが多くて、この動作には少し戸惑いました。


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