酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

不忍池の蓮

 毎年恒例になってきた感がありますが、今年も早起きして上野公園の不忍池まで行ってみました。目当ては蓮。夏のこの時期は不忍池では蓮の最盛期を迎えます。昨年までは梅雨明けと重なって好天に恵まれましたが、今年はどんよりとした曇り空。それもまた写真を撮るには良いかもとは思いましたが、気温が低くて20度くらいしかないのは参りました。そのせいか、蓮の花も今ひとつ元気がないようでした。

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PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F4.0 AUTO (1/125sec, IS400, -0.7EV, 200mm)
 時刻は午前7時台。実際、こんなに早朝である必要はなくて午前中だったら十分なのかも知れません。我が家から上野までは車で20分。早朝なので駐車場の心配もありません。早起きな人々がちらほら散歩していました。もちろんカメラを担いだ人もたくさんいます。

 蓮は池の中に咲いているので近寄れないことが多く、望遠レンズの出番となりますが、ここで50-500mmを持ち出しては負けだと思い、純正の60-250mmの1本勝負。こっちの方が明るいし、発色も綺麗ですからね。それにもしかしたら雨が降るかも知れないし(^^;

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PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F4.0 AUTO (1/160sec, ISO800, 250mm)
 前日の雨が外側の花びらには残っていました。池全体的に花が終わった後の花托よりも固く閉じた蕾の方がたくさんあって、時期的には少し早いのかも知れません。しかしその割りには開いてる花も元気がなくて形が崩れているものが多かったように思います。

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PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F4.0 AUTO (1/160sec, ISO400, 250mm)
 花も大きくて綺麗で見事ですが、葉っぱはさらに巨大で見応えがあります。よく見れば葉っぱの影に隠れてたくさんの花が咲いています。こういう場合は影がきつく出ない曇りの方が綺麗に撮れるかも。とは言え、暗くてシャッタースピードが稼げないので苦労しました。こういう場合1段でも明るいレンズが欲しくなります。

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PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F4.0 AUTO (1/125sec, ISO400, 200mm)
 昨夜の雨が葉の上に溜まっていました。何だか水とは思えない質感に写ってますが... それは蓮の葉っぱがすごいから(多分)。蓮の葉は巨大な上にしっかりしていて、切れ込みがない円形なのです。そして強力に水をはじくそうです。トトロが傘にするくらいですから。

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PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F4.0 AUTO (1/125sec, ISO160, -0.3EV, 200mm)
 いつもは面倒くさがって弁天堂の周辺しか回らなかったのですが、この日は5月並に涼しかったこともあって池の南側をぐるっと回ってみました。池はほぼどこまでも蓮が生えていますが、花はちょっとだけ。一面花で埋まることはあるのでしょうか? 背景は弁天堂ですが、どうもボケがイマイチです。このレンズ、ボケは綺麗だと思っていたのですが、状況が悪いのか、絞りの選択(っていうか何も考えずに開放のまま)が悪いのか。

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PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F4.0 AUTO (1/250sec, ISO160, +0.3EV, 250mm)
 蜂がぶんぶん飛んでいました。しばらく粘ったのですが、どうしても手前のピント面側に来てくれませんでしたけど。

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PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F4.0 AUTO (1/160sec, ISO200, -0.7EV, 250mm)
 これまた恒例のおまけです。不忍池といえば鳥や亀や猫なども撮れます。今回は鳥。スワンボートに群がるウミネコたち。

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PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F4.0 AUTO (1/160sec, ISO400, -0.7EV, 250mm)
 そして青鷺がそれを遠まきに眺めています。こうなると500mmが欲しくなります。

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PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F4.0 AUTO (1/160sec, ISO400, -0.7EV, 250mm)
 蓮の花の寿命は3日ほどだそうです。最後は開いたまま花びらを落としてしまうそうです。ツツジや紫陽花のように色あせて、ひからびて最後まで頑張る花も良いですが、桜やこの蓮のように綺麗なままあっという間に散っていくのもまた風情があります。


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