酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

2011年F1第12戦 ベルギーGP

 ファンにとっては長い夏休み(関係者にとっては短いのかも?)のあと、約1ヶ月ぶりのレースがベルギーはスパ・フランコルシャン・サーキットで開催されました。というのはもう1週間も前の話。ちょうど神戸に旅行に行ってるときでした。ホテルでちゃんと観戦したのですが、酔っ払っていたこともあって今ひとつ詳細を覚えておらず、帰ってきてから再度録画観戦しました。
 とはいえ、今更感がありありなので、とりあえず観戦したという記録だけの意味で、観戦記を短めにまとめておきます。
 今回は何だかとっても残念なレースを展開した3人を選んでみました。

「変なレースだった」 フェリペ・マッサ/フェラーリ

 本人にも自覚があるようで、素晴らしいスタートを決めた序盤はトップ争いをするような位置で、アロンソやハミルトンを従えて、久しぶりに良いレース展開となっていました。2年か3年前を思い出させるような力強いマッサが帰ってきたのか!と思ったら、それは長く続きませんでした。
 アロンソとハミルトンにまとめてオーバーテイクされてしまったあたりから、どんどんと残念な展開に。予定外のタイヤ交換まで行って、一時はポイント圏外に脱落したものの、終わってみればなんとか8位でフィニッシュ。
 でも、アロンソも同じくトップを争いながらも終盤に次々にオーバーテイクされて表彰台から脱落してしまったことを考えると、これがやはりフェラーリの現状の実力なのかも。そう、マッサは悪くない!でもこのくらいがお似合い...(A^^;

「レースをリードすることができて特別な気分だった」 ニコ・ロズベルグ/メルセデス

 マッサよりもさらに残念なレース展開を演じたのはメルセデスのロズベルグではないかと思います。予選5番手から素晴らしいスタートを決めて一気にトップへ。DRSが使えない間はきっちりとベッテルを押さえきりました。
 しかしレースが進むにつれて、やはりズルズルとポジションを下げ始め、最後には最後尾からスタートしたシューマッハにもパスされてしまう始末。これはチームオーダーだったという説もありますが、最後尾スタートのマシンに真後ろに付けられたことは事実なわけで、もはやそこでのポジション一つの差はどうでも良いことなのかも。
 テレビ中継を見てるとひどいレースをしているようでしたが、結果は6位。まぁメルセデスとしては落ち着くべき場所に落ち着いたと言うことでしょうか。

「今日はポイントを獲ることを期待していた」 小林可夢偉/ザウバー

 タイヤを温存してピット回数を減らし、ポイント圏内に滑り込むというお得意のレース展開は、途中まではこれ以上ないくらいにうまく行ってました。ストレートが思ったより遅かったとか、プライムタイヤとのマッチングが悪かったとか、ハミルトンとぶつかったとか、色々なことがありましたが、今回のレースを失敗した最大の要因は1回目のタイヤ交換タイミングのミス。これ以外にありません。1周が長いスパでは致命的な結果を招いてしまいます。
 無線が通じていなかった、ということですが、チームの用意ができていなくても何でも、あそこはドライバー判断でピットに入るべきだったのではないかと思ってしまいます。小林は事実上ザウバーのファーストドライバーなのですから。そのくらい戦略面も引っ張って欲しいと思います。

 ハミルトンとアロンソにとっては、レース内容だけでなくチャンピオンシップ的にも相当残念なことになってきました。久しぶりに勝利したベッテルのチャンピオン防衛はいよいよカウントダウンへ。
 そして残念と言えば、ハイドフェルド。チーム不調の原因は全て彼にあるかのごとく、散々なこと言われてクビになってしまいました。天才クピサの代わりを期待したのはわかりますが、そう簡単に代役が勤まるなら誰も苦労しません。

 次はいよいよヨーロッパラウンドの最終戦、イタリアはモンツァのレースです。

 なお、ベルギーGPのリザルトはこちらです。