酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

DA★60-250mmF4EDで撮りヒコーキ

 DA★60-250mmF4ED(IF) SDMで撮ってみました。スペック的には、望遠端は同じ焦点距離ですが、明るさが1段以上違います。また、SIGMAのレンズは光学手ぶれ補正内蔵でしたが、DA★はボディ内手ぶれ補正に頼ることになります。重さは400gほど増加。しかし、シャープで歪みもなく、抜けの良い描写性能で前回よりも綺麗に撮れるはず... と期待して撮ってみました。

 以下、写真は全てPENTAX K-7 + DA★60-250mmF4、RAWで撮影しPDCU4で現像、Photoshopでトリミング、リサイズ、場合によっては少々レタッチをしています。クリックすると1500x1000pxで開きます。

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A300は翼の付け根がスリムです。JAL/Airbus A300-622R/JA8377
250mm, 1/250sec, F5.6, ISO100, AWB, -0.3EV

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やっぱりB747は美しい!ANA/BOEING B747-481D/JA8960
153mm, 1/500sec, F5.0, ISO100, AWB, -0.3EV

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ANA/BOEING B777-381/JA754A
250mm, 1/800sec, F5.0, ISO100, AWB, -0.3EV

 目的地はまずは今回も城南島海浜公園です。この日は非常に空気が澄んでいて絶好の撮影日より。C滑走路は16Lからの離陸に使われていました。羽田から北へ向けて離陸した飛行機は、都心上空に達する前にすぐに右旋回して東京湾方面に抜けていきます。が、B747やB777などの大きな機体は城南島上空をまっすぐ進み、だいぶ行き過ぎてから旋回を始めますが、B737やA320などの小さな機体は、城南島上空にやってくる前に、B767やA300クラスだとちょうど真上で旋回していきます。

 午後は基本逆光になるのですが、日没の少し前は夕日が綺麗ですし、機体によって通過コースが変わるので、あちこち移動しなくても、意外ににいろいろなバリエーションの写真を撮ることが出来ます。APS-C機+400mmクラスのレンズがあれば、滑走路を直接狙うことも可能ですが、残念ながら250mmだとかなり足りません。今回も夏の時と同様、落ちかけた夕日をお腹に浴びながら上昇していく飛行機の姿がやはり一番撮りやすくて絵になりやすい条件だと思います。

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空のECOジェット。JAL/BOEING B777-246/JA8984 ホワイトバランスが変かも
250mm, 1/320sec, F4.5, ISO100, AWB, -0.3EV

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夕陽をいっぱいに浴びて上昇していくJAL/BOEING MD-90-30/JA8062
250mm, 1/400sec, F4.5, ISO200, AWB, -0.3EV

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ちょうど頭の真上を通過するAIR DO/BOEING B767-381/JA8258(元ANAの機体)
128mm, 1/400sec, F6.3, ISO200, AWB, -0.3EV

 また別の日には羽田の撮影スポットとしては基本中の基本となる、展望デッキにも行ってみました。この日もC滑走路は16Lの離陸に使われていたので、ANAが発着する第二ターミナルの方へ行きました。古い昔の羽田空港の展望デッキには行ったことありますが、沖合展開してからは実は初めてです。とても広々としていて、見送り、単なる行楽、デート、そして写真撮影目的など、いろいろな人が遊んでいました。ここからC滑走路方面は午後は順光になります。バックは東京湾が広がっていて、多くの船舶が行き交い、天気が良くて空気が澄んでいれば、東京や幕張方面が一望となります。写真撮るには確かに良いポイントです。

 展望デッキには背の高い金網が張り巡らせてあります。しかし所々にカメラ用の穴が開いています。休日の午後、それっぽいカメラを持って写真を撮っている人はいっぱいいましたが、探せば空き穴はすぐに見つかりました。ただし、位置によっては照明灯など障害物があるので、それなりに人気/不人気のポイントというのはあるようです。

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夕陽を浴びて... ANA/BOEING B777-281/JA8199
250mm, 1/160sec, F4.5, ISO100, AWB -0.3EV

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16Lから離陸するJAL/Airbus A300-622R/JA014D
250mm, 1/500sec, F5.6, ISO160, AWB

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マーシャラーに従ってスポットインするANA/Airbus A320-211/JA8382
250mm, 1/500sec, F4.0, ISO160, AWB

 それにしてもその撮影用の小穴、かなり小さいのです。DA★60-250mmF4だとなんとか鏡胴は入りますが、フードは駄目でした。太陽は背後にあって完全順光なので、フードは外して撮影。とはいえホールディング等々考えるとかなり撮りづらいです。左右にカメラを振るのも一苦労。そして何より高さがイマイチでした。まぁ、空港内の施設ですので仕方ありません。場合によっては撮影穴にとらわれず、諦めて金網越しに撮影したくなるかも。上手く撮らないと影になりますが。大口径レンズが欲しくなります。

 さてこのレンズ、やはりとても良いレンズだと再認識しました。うっかり衝動買いして良かった(A^^; 機体の金属および塗装の質感と背景の抜けるような青空が綺麗なコントラストで写ります。絞りも開放F4なので、通常十分に光がある場合は、ISO100でもシャッタースピードを稼いだまま少し絞れますし、暗くなってきて解放にしても周辺まで解像感も光量は十分。また、カメラ側のレンズ補正も不要です。倍率色収差は等倍で撮影結果を隅々まで見ても、ほとんど気になりません。

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離陸するANA/BOEING B777-381/JA757A バックは多分お台場・有明方面
250mm, 1/400sec, F5.6, ISO160, AWB

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夕空の雲へ... ANA/A320-211/JA8396
250mm, 1/640sec, F5.0, ISO250, AWB

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駐機中のB777の機種ドアップ。パイロットの方の顔が見えます
153mm, 1/30sec, F4.0, ISO800, AWB

 今回はAFエリアをオートにしてコンティニュアス・モードで撮影しました。F1の時はAFエリアがオートだとかなり迷っていましたが、今回場合は全く問題ありませんでした。多少フレームを外しても、あるいは手前にあるポールをAFエリアが横切っても、釣られることなく安定してAFします。F1よりは距離が遠いのですが、無限遠固定で間に合う訳でもありません。しかし移動量が少ないのでAFスピードは全く問題ありません。もちろん無音。何もない空にAFエリアを向けてしまって、ピントを大きく外してしまった場合は、クイックシフトAFを生かして手動ですぐに無限遠付近に戻してやれば即復帰可能です。

 撮影ポイントの状況的に、あまり一脚や三脚が使える場所ではありませんので、今回も全て手持ち撮影です。三脚座は最初から外していきました。ボディ内手ぶれ補正はもちろんONに、あとは水平補正もONにしました。展望デッキからの撮影だと、上昇中の機体につられて水平が傾きやすいので、この機能はとても助かります。ただし、城南島でカメラを煽って上を向いて撮影するような場合は、何が水平なのか分かりませんが。こうなるともちろん水平補正は効きません(手ぶれ補正も効いていない?)。

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ANA/BOEING B777-261/JA701A を流し撮り
220mm, 1/60sec, F4.0, ISO250, AWB

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ANA BOEING B737-881W/JA52AN を流し撮り。これはちょっと失敗
250mm, 1/40sec, F4.0, ISO640, AWB

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空港らしい一枚。ANAのB747-481DとB767-381とA320-211
108mm, 1/800sec, F5.0, ISO160, AWB, -0.3EV

 ということで、またベタベタとたくさん似たような写真を貼ってしまいました。望遠系のレンズで撮る被写体としては、飛行機はなかなか面白いですね。とっても美しいですし。ネットを徘徊してるとアマチュアで凄い写真を撮る人がたくさんいるのが見つかります。そういうの見ると、純粋に同じような写真撮りたいなぁ、と思います。写真を撮る上での大きなモチベーションの一つですね。でも飛行機の場合、本気を出すともっともっと長いレンズがほしくなってしまいますが(^^; また時々遊びで撮りに行こうと思います。