酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

100 colors, 100 styles

 いやいや、今日はビックリしました。何がって、PENTAXの新型デジタル一眼レフカメラ、K-xの製品発表がされたのです。今週になってから急にネット上に出回り始めた噂では、基本的にはK-mの正常進化版だという、主にスペック情報ばかりだったのですが。それが蓋を開けてみたら、スペックの話題なんてどこかへ吹き飛んでしまうくらいの衝撃的内容です。

 なんと、ボディとグリップ色の組み合わせで100色から選べるというのですから。おまえはランチアか!ユニクロか!と叫んびたくなります。カラーバリエーション展開やるにしても、せいぜいiPod程度で良かったのではないかと。

画像
PENTAX K-x 100種類の組み合わせの中からお好みの色を選べます。

 一眼レフカメラと言えば、金属ボディの手触りだとか、グリップしたときの剛性感だとか、50年の伝統だとか、とかく高級感演出路線や懐古趣味路線に走りがちな面がありましたが、K-xの100 colors, 100 stylesはその真逆を行き、そんな風潮をあざ笑うかのよう。いや、こういうノリは大好きです。あくまでも軽量コンパクト、ポップでカジュアルでチープ路線を行くと。デジタルになってからは一眼レフカメラとはいえ、消耗家電製品化していますし。

 一応スペックを見てみれば、事前の噂通り、12.3ピクセルのCMOSセンサー、11ポイントAFセンサー、ライブビュー&動画撮影対応、最高4.7コマ/secの連写などがK-mに対して目新しいところ。その他K-7ゆずりの"ほのか"モードやCTEホワイトバランスの追加などもされています。重量は10g軽くなり、ペンタミラーのファインダーやサイズ、デザイン、操作系、単三電池駆動など基本骨格はK-mをそのまま継承。k-mをベースに1年分のトレンドの変化を的確に反映した「正常進化」という言葉がぴったりのカメラです。

 で、話はまたまた元に戻ってボディカラーですが、PENTAXのサイトにはカラーシミュレーターというサービスが用意されています。買う予定はなくても、これでいろいろいじって遊んでいると楽しいです。PCのモニターで見る色合いと実物は違うでしょうが、その辺も想像したりしつつ。

 例えば、↓こんなのとかどうでしょう?かなりどぎついです。
 http://www.camera-pentax.jp/k-x/#/simulator/170801
 実際に買うなら... と想像すると、↓こんな感じでやや無難になります。
 http://www.camera-pentax.jp/k-x/#/simulator/020601
 でもせっかくだから派手目に、となれば↓こんなのもアリかな?  http://www.camera-pentax.jp/k-x/#/simulator/100201
 ただし残念ながら白+黒グリップ、赤+黒グリップのレギュラーモデル以外は、レンズは通常の黒しかないそうです。レンズとのマッチングも考えないといけません。FA Limitedにはシルバーのレンズもありますが、通常は黒ばかりですからね。DA Limitedのパンケーキ系レンズならそこそこ似合うのではないかと思いますが。

 とはいえ、本当にこんな変な色のカメラを買う人がどれだけいるかと考えるとちょっと疑問かも。結局黒が一番売れるのでしょう。あるいは意外に白もいいかも。もしくは、逆にやっぱり赤とか黄色が売れて、黒が希少色になるとか? PENTAXの中の人には想像ついてるんでしょうか?携帯電話でさえ、人気カラーの予測は難しいと聞きますけど。

 ていうか、別に買おうなんて思ってる訳じゃありませんよ。K-7の高性能王道路線とあまりにも違いすぎて、むしろK-xの格好いいカラーバージョンを持ってても良いかも、なんてほんの少しは思ってるかもしれませんが、かといってやはりカメラなだけにお安いものではないですし。ボディ2台使い回すほどの使い方してないし。それにそんなお金があったらレンズが欲しいし。

 ってことにしておきます。今のところ(A^^;
 でも趣味ですからね...。必要とか不要とか言う基準は間違ってます。道具ありきでも良いんです(ボソッ
---
 縮小路線をたどっていて、撤退や事業売却などの噂の絶えないペンタックスのカメラ事業ですが、なんとか生き残って欲しいものです。こんな思いがけないバカなことを仕掛けてくるとは、むしろ少し安心してしまいます。余裕があると言うよりは、崖っぷちで自棄になってるのかもしれませんが。次はきっと来年の春頃、正常進化なK-7の後継機が出ることを祈って。