酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

10月の肉の日も毎月恒例の小岩ビリエットへ! 天然イノシシ肉と秋の味覚トリュフをたっぷり楽しむ

 鈴鹿へF1を見に行ったのはついこの間と思っていたら、いつの間にか10月も終わってしまいました。月末と言えばアレです、肉の日! 今週の初め月曜日10月29日は今年10回目の「肉の日」にして「ジュゥ〜とニクの日」とも言われています(私の観測範囲では A^^;)。

 さて今月も毎月恒例ということで小岩のトラットリア「ビリエット」で肉の日を祝って来ました。このお店では毎月肉の日には、その日限りの趣向を凝らした肉料理を用意してくれます。しかしビリエットは月曜日定休日なので、今月は一日早めて28日日曜日のニクの日イブが肉料理スペシャルの日となりました。

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 今月のお肉は先月に続いてジビエ系と言うことでイノシシ肉です。そこに黒トリュフのソースがかかりトリュフスライスまでついてくるという豪華仕様。さらに別メニューでは白トリュフまででてくるというトリュフ尽くしな日でもありました。

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 さて、今月のスペシャルメニューはこんな感じです。肝心のイノシシさんは君津産ということで、ほぼ「すぐその辺」で獲れたという感じで親しみが持てます。

 ちょうど先週辺りは砂防ダムに閉じ込められたかわいそうなイノシシのニュースをやっていましたが、閉じ込められて弱っていくのはかわいそうだけど、一般的に野生のイノシシは害獣として駆除されているはず。ジビエとして流通しているイノシシやシカなどの食肉はそういう背景があるものなのでしょうか。

 さらには、イノシシ肉と言えば牛肉よりも古くから日本人(の一部?)は「牡丹」と隠語で呼んで食べていたんだっけ?とかとか、そんなこんなイノシシの生き様と人間との関わりと歴史について、いろいろ考えつつ、イタリアン風味に精魂込めて仕上げられつつも、なかなかワイルドで野性味溢れる肉々しいお肉を楽しんできました。

 さて閑話休題。基本コースはイノシシのロースが100gでトリュフソース仕立て! 楽しみですね。さらにオプションでモモ肉とハンバーグも追加できるとのこと。どのくらい食べられるのか、お腹の具合と相談しつつ発注しました。

名物生ハム入りの前菜

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 さて、我々が座ったテーブルの上にはこんなものがぶら下がっていました。ビリエットのシェフお手製の生ハムです。仕込んでから温度管理のために長野県は木曽の山奥に行って戻ってきたものです。

 ちなみにトップの写真に写っている店先に置かれた巨大なオブジェは、このビリエット名物の生ハムをモチーフにしたものです。このオブジェはシェフの奥様お手製だそうです。

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 さてとりあえずのビールはスキップして、乾杯はスパークリングにしました。いつものやつということでJEIOのプロセッコです。スッキリシャープな味わいで美味いです。

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 そうこうしているうちに前菜が来ました。実は今回は神戸からの客人がサプライズでやってきたので総勢6人という比較的大所帯になりました。なので、前菜皿もいつもよりも大きめで見た目が豪華です。

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 店頭にオブジェがあったり、店内に天井からぶら下がっていたりするように、ビリエットにおける代表的な料理の一つがこの生ハム、プロシュートです。

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 でもそれ以外にも様々な前菜が山盛り!これがちょうど一人前取り分けたお皿です。牛レバーのカルパッチョとか絶品です。

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 中継ぎで最強レモンサワーを頂きます。"中"だけのお代わりもできます。後は空になった前菜皿。

ポルチーニにムカゴにしろトリュフ!秋の味覚尽くしのプリモ

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 さて、ここからプリモが続きます。しかも今の季節は秋の味覚がたっぷり! ということで最初は「欧州産フレッシュポルチーニ茸のタリオリーニ」です。

 しかし!ポルチーニがもう終了と言うことで、これが最後の一皿とのこと。6人で分けるには少ないですが仕方ありません。

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 ほんの一口ですが、それでもポルチーニたっぷり。もうなんというか、猛烈に美味しいです。旨味も香りも最高!

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 こうなるともう白ワインを頂くしかありません! ソヴァーエ・クラシコ・ピエロパンです。重すぎず、キレがあってコクも感じます。

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 ポルチーニ茸のタリオーニがちょっとしかなかった代役として「サツマイモのニョッキ 牛肉と茨城産ムカゴのボロネーゼ」を注文してみました。こちらはこの通りたっぷりです。ニョッキ良いですよね。食べ応えがあって。ムカゴなんて食べたの久しぶりです。

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 そして今日は大勢いるので贅沢にもプリモもう一品! 久々のこれです。「トリュフのリゾット目玉焼き乗せ」です。しかもトリュフはピエモンテ産の白トリュフです。6皿も並ぶとすごい壮観! トリュフスライスは最後にかけてくれます。

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 これが私の分。カッコイイし美しい。そして猛烈に美味しそう。もちろんトリュフの香りが当たりに充満して、恍惚としてきます。こんな美味しいものを食べるなんて...!

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 食べ方は自由ですが、シェフのお勧めはこうしてグズグズにかき混ぜてしまうのが一番だとか。元は目玉焼きでしたが、黄身が良い感じにリゾットに絡まってまるでTKG(卵かけごはん)みたいになりました。もちろん白トリュフの風味は卵に負けることなく、喉を通るまでずっと感じられます。

 いやいや、ここまででもう満足してしまいそうです。...が、今日は肉の日でしたっけ!

本日のメイン イノシシ肉の黒トリュフソースがけ+トリュフスライス!

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 はい、来ました。メインの肉料理。イノシシ肉のトリュフソース仕立て。しかもトリュフスライス付き。しかもこっちのトリュフは白ではなくて黒です。

 で、見ての通り3キレあるわけですが、真ん中の一番大きい塊がロース。そして私は食べきれるに違いないという自信の下、オプションのモモとハンバーグも全て発注してしまいました。それぞれ100gずつで計300gです。

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 これがそのモモ。ロースは綺麗な赤身で普通の豚ステーキと言われても納得してしまいそうなのに対し、このモモはより筋張っていて野性味溢れるお肉でした。カリッと焼き上げられていてジューシーです。

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 こちらがハンバーグ。これもなかなかワイルドですが、単なる脂ではない肉汁の旨味が染みていて、天然物らしさに溢れています。なるほど、これは美味しい!

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 トリュフとともにイノシシ肉をフォークに刺して食べる贅沢(^^; しかしこの断面を見ていると、カツにしたらどうなるの? とふと思ってしまいました。

 ということで、なんとか300g食べきりました。脂身は少しよけてしましたけど。うん、たっぷりパスタやリゾットを食べた後でも、お肉は300gはいけると言うことが分かったので、今後もこの調子でいきたいと思います。

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 もちろん、こんな肉々しいお肉は赤ワインです。バローネ・リカーソリのキャンティです。イノシシ肉に良く合います。

来月はイイ肉の日です!

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 〆のドルチェはシンプルにカタラーナにしたのですが、これまた季節のフルーツ、イチジクがたっぷり乗っていました。翌日は月曜日なのでグラッパは我慢しました。

 ということで10月の肉の日もたっぷり楽しむことできました。11月は毎月やってくる肉の日の中でも特別な「イイニク」の日です。今から楽しみです!