酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

東京のビールフェスといえば日比谷公園! ヒビヤガーデンのMARTINIガーデンラウンジで昼シャンパン&ビールを楽しむ

 まだ5月だというのに東京では連日夏日どころかもうすぐ真夏日に届きそうな暑い日が続いています。冬好きの私としては夏を乗り越えるにはビールでも飲まないとやってられません。銀座松坂屋や数寄屋橋ニユートーキヨーなど、古き良き昭和の残り香がするビアガーデンは東京からどんどんと消えてしまいましたが、代わりに新しい小洒落たビアガーデンが出来るとともに、期間限定のビールフェスもあちこちで数多く行われるようになってきました。やっぱり暑い夏には屋外でプハァ〜とビールを飲みたいですよね。

 さて、東京でビールフェスと言えば日比谷公園を真っ先に思い出します。私の思い出で言えば、今から10年ほど前、元祖(日本版の)オクトーバーフェストが行われていたのがここ日比谷公園でした。もちろん当時から大人気でそれなりに混んでいましたが、その後数年のその人気はうなぎ登りとなり、会場内に入るのも困難なほどの異常な状態を一度経験してからは、気持ちが折れてすっかり足が遠のいていました。

 そんな思い出のある日比谷公園ですが、いまでもオクトーバーフェストは行われている一方、それに先駆けてこの5月後半には「ヒビヤガーデン」なるビールフェスが行われています。様々な種類の海外クラフトビールが飲めるというだけでなく、会場内の一角にはマルティニがスペシャルブースを出店しており、ゆったりしたソファ席が用意されていると言うではありませんか。

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 混雑した中で「袖すり合うも...」という感じで見知らぬ酔っぱらい達の中にまみれるのも楽しいですが、大人らしくゆっくりとソファに座り、テントの下で優雅にビールを飲むのも乙なものではないか?ということで、今回は有料座席付きのビールフェスなるものを楽しんできました。なんたる贅沢!

ヒビヤガーデンとマルティニ ガーデンラウンジ

 まずはイベントの概要です。ヒビヤガーデンはいわゆる日本版オクトーバーフェスト的なビアフェスです。先週金曜日5月18日に始まり、来週の日曜日5月27日まで行われています。平日は16時から22時まで、土日は11時から22時までとなっています。

 公式サイトにあるように日比谷公園噴水広場周辺に海外を中心に合計16のビール醸造元の小屋が並び、全部で百種類以上の銘柄から選ぶことが出来ます。入場券方式ではないので、ぷらっと会場に入りそのままお目当てのビールを買えばOK。もちろんビールに合うおつまみ類も売っています。

 そんな中にビール会社ではないのに一番大きな顔をして鎮座しているのがマルティーニのブースです。どうやらこのイベントの主催というかメインスポンサーとなっているようです。

 ビール蔵本と同様にスパークリングワインを売るブースを出す一方で、公園の芝生広場にテントを建て、ゆったりとしたソファを置いたVIPコーナーがMARTINIによって用意されています。

 4席1組でスパークリングワイン ×1ボトルとおつまみセット付き、3時間半の利用料金は12000円です。4人で割れば一人当たり3000円。内1000円が飲み物食べ物代として、席料が2000円と考えればお得感すら感じます。もちろん事前予約制です。詳細は↑このサイトをチェックしてみてください。21日夜時点でまだ空席があるようです!

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 ということで久しぶりの日比谷公園にやってきました! 入り口からさっそく賑やかです。

午後3時から飲み始める

 今回は飲み仲間の幹事さんが1ヶ月以上前からしっかりと予約してくれていました。ビアガーデンというと日が暮れてから夜空の下で飲むというイメージもありますが、実は燦々と降り注ぐ太陽の下で飲むのもなかなか良いものです(熱中症には注意!ビールは熱中症対策的な意味での水分補給にはなりません!)。

 このMARTINIガーデンラウンジは、土日は昼の部と夜の部の入れ替え制です。私たちは昼の部にやってきました。なお平日は夜の部のみです。

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 噴水のまわり、メイン会場はこんな感じです。まだお昼だというのにこんなに沢山の人が飲んだくれています。用意されたテーブルと椅子も満杯ですから、席の確保は諦めて公園の通路などに座り込んでる人もいます。10年前のオクトーバフェストからしてそんな感じでしたが、ビールを飲んで良いエリアや持ち出し可能範囲など、あまり厳しく取り締まりはされておらず、かなり自由な雰囲気です。

 でも席が用意されている私たちにはこんな喧噪は関係ありません。

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 今日の目的地はこっち。噴水広場と日比谷公会堂の間にある、広大な芝生広場にMARTINI ガーデンラウンジが設置されています。入り口からしてちょっと良い感じ。さあ、このゲートをくぐってセレブエリアに入りましょう。

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 MARTINIと言えばF1のスポンサーですからF1ファンの私にとってはとても馴染みがあります。でもスパークリングワインを飲んだことは今までなかったかも。

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 受付を済まして通された席はこんな感じです。4人対面ソファでかなりゆったりとしたスペースが用意されていました。MARTINIのクッションも柔らかくて肌触りがよく、これはもしかしたらぐっすりお昼寝が出来そうな感じ!

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 そして料金にあらかじめ含まれているMARTINIのスパークリングワイン「BRUT」です。氷は少なめですがちゃんと冷えています。ちなみに、タイトルには文字数の都合で「シャンパン」と書きましたが、正確にはシャンパンではなく「スパークリングワイン」です。フランス人の皆さんごめんなさい。はい、ちゃんと分かっております(^^;

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 ちなみにMARTINIのスパークリングワインは、ガーデンラウンジ利用者だけでなく 下々の者達 一般の人達もカウンターで普通に買うことが出来ます。ビールに飽きたら一杯MARTINIもいかがでしょうか?

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 閑話休題。ポンッ!と景気のよい音があちこちからしてくる中、我々もさっそく開けてしまいましょう! シャワシャワしたスパークリングワインは美しいですね。

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 ということで、優雅に深いソファに座りながら乾杯! ビアフェスだけどとりあえず泡で舌と喉を潤してしまいます。なおグラスもプラスチックとかではなくちゃんとしたガラス製でMARTINIのロゴ入りです。

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 そしてこれもまた料金に含まれているおつまみはこんなに豪華です! うむ、なんかこれだけで十分満足できてしまいそう。ちなみにパンは何かうっすうらと混ぜられているらしく、変わった風味がしました。なんの味だろう?とみんなで考えたのですが、答えは得られず。気になります...。それはさておき、カラオケのスナック盛りみたいなやつを想像していましたが、思ったよりずっと本格派でした。実際美味しかったです。

メインのビールへ!

 さっさとスパークリングワインを空けてしまったら、さっそくメインのビールにうつりましょう。ガーデンラウンジはもちろんビールお食べ物も持ち込み可。というか、本来そのための席ですから。なので席を取られるとかそういう心配なく、ゆっくりじっくりとビールを買いに出かけます。

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 まず一杯目は黒! この世の飲み物でギネスビールが一番好きな私としては、やはり黒ビールを飲まなくてはなりません。これは ドイツはハッカー・プショールの「ミュンヘナーダンケル」です。フルボディのダークラガーで、黒ビールらしいコクと苦味とキレ。超美味いです!

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 同行した飲み仲間達も思い思いに色々なビールを買ってきました。左は酵母の旨味溢れる「アノ1417ケラービア」、真ん中はフルーティな「へーフェ・ヴァイスビア」、そして右はスコットランド産のIPA「パンク」です。少しずつ舐めさせてもらいましたが、どれもこれも独特の特徴ある味わいで、それぞれ一杯グイッと逝きたいくらい美味しいです。なお販売されてるビールの一杯の量は、概ね一杯300mlから500mlです。ものによってはサイズが選べたりもします。

 また写真の通り、ビールは銘柄によって専用のグラスが用意されています。買うときにはビールの代金に加えてグラスのデポジット代1000円が必要です。割らずに返却すればもちろん戻ってきます。プラスチックカップや紙コップはもちろん、一人一グラスで洗浄して使い回す方式よりも、それぞれのビールを一番美味しく飲めるし、雰囲気があるのでこの方式が一番良いと思います。

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 ちなみに土曜日は雨上がりで、昼から晴れるという予報でしたが、都心は雲が多くてザッとにわか雨がきてもおかしくないような黒い雲が湧いていましたが、なんとか持ちこたえました。まぁ、我々の席は屋根があるので雨が降っても大丈夫なんですけどね(^^;

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 二杯目はどうしようかと悩みつつあちこちブースの前を行ったり来たり。飲んでる人の様子を眺めたりしつつ... ピンときたのがここです。

 なお、この写真の通り、それぞれお目当てのビールを買うのに行列に並ぶ必要は無い程度の混雑度合いで、すぐに買うことが出来ました。

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 さて、二杯目に飲んだのは名前の響きとロゴで選んだ「ブルームーン」です。ラーデベルガーというドイツ風のブースにあったのですが、実はアメリカ産のクラフトビール。オレンジが入ったフルーティなビールでベルギー風でもあります。黒ビールとは色々な意味で対極にありますが、もちろんこういうのも大好きです。

 飲み口はまさに見た目通り名前の響き通り、スムーズすぎてグビグビいけてしまう危険なほどさっぱりしたビールでした。これはビールが苦手な人でも飲めるんじゃないかと思います。でも一方でビールらしい旨味もしっかりしているので、ビール好きでも満足できるはず。これはかなり気に入りました。

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 こちらは友人達が二杯目に買ってきたやる。「F.B.JAPON」というフランス産ビールのブースで売っていた「アルドウェン・チェリー」と「アノステーケ・IPA」。どちらも見た目に美しいし美味しいです。

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 おつまみが無くなってしまったので追加したソーセージ盛り合わせ。結構ガッツリと量があります。あと、写真を撮り忘れたのですが、先ほどのフランスのビール小屋で「削りたてチーズ」なるものも買ってきて食べました。いわゆる想像するチーズ盛り合わせと違って、ゴーダチーズを薄く削りおろして湯葉みたいな姿になっており、ポテトチップスを食べるような感覚ですバクバクと結構食べ応えがありました。しかもマイルドでピリッと塩気が効いていて、とにかくビールが進みます。

日比谷公園をしばし散歩

 さて、ガーデンラウンジの利用可能時間は3時間半もありますので、途中でちょっとトイレに行きつつ、酔い覚まし&腹ごなしに日比谷公園を散歩してみました。

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 日比谷公園と言えば日比谷公会堂。今から90年ほど前に立てられた非常に古い建物で、現在は東京都が管理しています。耐震補強など改修工事を行うために休館中とのことですが、外から見ても工事をしてる様子は分かりませんでした。むしろ何となく廃墟感があって寂れ具合も良い感じです。

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 我が家のまわりではまだまだ小さな蕾がやっと出てきたところですが、日比谷公園ではすでに紫陽花が咲き始めていました。そうかぁ、もうすぐそんな季節か... と今シーズンの紫陽花撮り初めです。

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 そして日比谷と言えば最近開業したばかりの日比谷ミッドタウン。日比谷公園からもその姿はとても目立ちます。

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 夕方になってちょうど晴れてきた空と雲。この公園は自然も豊かでまさに都会のオアシスです。

最後にスパークリングワインお代わり

 さて、そろそろ良い時間になってきました。お昼寝はしないで済みましたが、3時間半はあっという間に過ぎていきます。せっかくこんな贅沢なラウンジを使ったので、最後に〆としてMARTINIのスパークリングワインをもう1本開けることにします。

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 空が晴れてきて急に辺りが明るく輝き出すなか。うん、この雰囲気にはロゼでしょ(やや意味不明)ということで...

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 MARTINIのロゼを注文。ボトル一本4200円なり。MARTINIのスパークリングワインは決して高級品ではありませんが、場所代やサービス料等々考えるとこのくらいかな?ということでリーズナブルなところでしょう。ちなみに普通のBRUTやASTI Supmanteなら3800円/本です。

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 うーん、やっぱり美味しい!

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 美しい! このガーデンラウンジは、夜になるとかなりインスタ映えしそうな予感です。

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 ということで、時刻は午後6時半になり、ガーデンラウンジ週末昼の部終了の時間となりました。でもヒビヤガーデン会場内はますます盛り上がってきています。土曜日の夜ですからビアフェスとしてはこれからが本番かもしれません。

 でも私たちは明るい内から、もうたっぷりスパークリングワインもビールもいただき、すっかり出来上がってしまいました。日は沈みましたがまだ早い時間ですし、せっかく都心まで出てきたのでカラオケでもしてから帰ることにしましょう。(なおカラオケの様子はここでは全て割愛します)

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 ということで、5月の週末、MARTINI ガーデンラウンジでゆったりのんびりしながらビールフェスを楽しんできました。今年も何度かビアガーデンに行けるでしょうか? 嫌いな夏は夏なりにできるだけ楽しみたいところです。

 さて、冒頭にも書いた通り、ヒビヤガーデンは今週末日曜日まで開催中です。MARTINIガーデンラウンジについてもまだ日曜日を中心に若干の空席があるようです。あるいはガーデンラウンジはさておくにしても、世界各国のクラフトビールを飲める「ヒビヤガーデン」は十分に楽しめるビアフェスですので、ちょっと気が早いですが今夏のビールシーズン初めにはちょうど良いと思います!

モルソンクアーズ ブルームーン 355ml×6本

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