PowerShot G7 Xで撮る鈴鹿のグランプリ・ウィークエンド

投稿者: | 2014年10月11日

 日本GP観戦記の番外編です。ちょっとしたスナップ撮影用に今回は試用させて頂いているキヤノンのPowerShot G7 Xを持って行きました。以下、主にG7 Xで撮影してきた、台風迫り来る鈴鹿サーキットの日本GPウィークエンドの様子をまとめておきます。

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 あまりちゃんとしたカメラのレビューとはなっていませんが、旅先で適当に撮ってきたスナップの作例集ということで、レビュー記事に含めさせて頂きたいと思います。

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 以下、概ねPowerShot G7 Xを使って撮った写真ですが、一部は違うカメラで撮ったものが混ざっています。撮影データをつけてあるのでご注意ください。

鈴鹿サーキットへの道

 まずは鈴鹿サーキットへ至る道筋で撮影した写真です。名古屋から近鉄特急に乗って白子駅へ。そこから三重交通のシャトルバスで鈴鹿サーキットへ向かいます。

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 金曜日早朝の近鉄名古屋駅。ここに来るのは年に一回ですが、さすがに何年も通っていると「勝手知ったる」感があります。ちなみに数年前までと違い、今ではSuicaが使えますし、特急券も携帯電話でチケットレス購入できるので、行きも帰りも切符購入に時間を取られず、とても楽ちんです。

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 近鉄白子駅前からはF1期間中は特別にシャトルバスが運行されています。土日は駅前の商店街が通行止めになり、シャトルバスの発着所となります。今年も歴代の日本GP優勝者の名前が書かれた垂れ幕が下がっていました。
 鈴鹿サーキット内でまともな朝食がとれなくなってからは、この商店街で「おこわ」を買っていくのが恒例となりつつあります。

 ちなみに三重交通のシャトルバス運行は神業的に素晴らしいです。今年は例年よりもさらに改善、洗練されていました。人がばらける往路はもちろん、決勝日の帰路でも待ち時間はほとんどなくバスに乗れます。

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 サーキットのゲートオープンは午前8時。金曜日は東京から行くとさすがにこの時間には間に合いませんが、土曜日の朝は宿泊先等から気の早い人たちがやってきてすでに並んでいます。ほぼゲートオープンと同時に入っても、カメラマンエリアの人気スポットはすでに隙間もないほど人が並んでいます。あの人達はどこからやってくるのでしょう?

 もちろん、メインゲート以外にも小さな入場ゲートがいくつかあります。空いてるところから入って、走るんでしょうね。とても真似できません。

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 金曜日の朝、いよいよ1年ぶりの鈴鹿サーキット。午前6時品川発の新幹線に乗って、上記ルートで鈴鹿サーキットに到着すると午前9時頃になります。フリー走行開始に十分間に合います。

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 GPスクエアに入るゲート。ここでチケットの本格的なチェックが行われます。なお、ここを通過したのは金曜日だけ。土曜と日曜はメインゲートを入ったらすぐに右にそれて、カート場脇にある小さなゲートから観覧車下に抜けます。こちらの方がたいていの場合、観戦スタンドへ行く近道になります。

鈴鹿サーキットに到着

 次は鈴鹿サーキットの内部の様子です。

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 グランドスタンド裏は各チームのグッズを売るテントやイベントステージがあります。F1ファンなら、ここで半日過ごせます。お財布にかなり厳しいことになるかもしれませんが。今年は、タイミングが合わずに買い物が出来ませんでした。

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 金曜日朝、まず鈴鹿サーキットに着いたら、まずはシャンパン飲んで日本GPの開幕を祝います。これも毎年恒例行事です。

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 来年からパワーユニット・サプライヤーとしてF1に復帰するホンダは過去歴代のホンダエンジンを積んだマシンを展示していました。まずはMarlboroカラーのマクラーレンが3台。左からMP4/5B、MP4/6、MP4/7です。NA3.5リッター時代のマシンです。特にMP4/7はV12でしたっけ。

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 さらに別のテントに3台。第一期のオールホンダ時代の葉巻型マシン、そしてターボ時代のウィリアムズFW11。決勝日に晴れていればマンセルがドライブする予定だったマシンですかね。

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 それから見覚えのあるBARホンダ。なぜか青カビカラー時代のマシンがありません。あのころはホンダのF1活動にとっては黒歴史ですからね。

観戦エリア

 次に観戦エリアに行ってみましょう。私が購入した「カメラマンエリア」チケットは指定席ではなく、コース内あちこちに用意された専用エリアに自由に出入りできるチケット。写真を撮るには良い場所ばかりですし、自由席的な雰囲気があってなかなか優れもののチケットです。

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 金曜日に自由席となっていたCスタンド。さすがに人は少ないです。お天気もこの通り。

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 金曜日午後にたどり着いたヘアピン出口のコース脇。ポルシェカップのフリー走行を見ながら、お昼ご飯とともに生ビールを頂いてしまいました。

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 翌日、西コース端のスプーンコーナーへ向かう途中。こんな自然豊かな細い道を進んでいきます。

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 行き着いた先のスプーンコーナーを見通せる土手です。とてものどかで視界も開けています。上のCスタンドの様子とは大違いですね。

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 土曜日午後はヘアピン外側の土手の上。眺めが良くて、ヘアピンコーナーの攻防を見るには特等席です。

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 F1ウィークエンドには、毎日ウェディングパレードが行われます。これまた毎年の恒例行事。この写真は土曜日の様子です。これは楽しいし気持ちいいだろうなぁ。

PowerShot G7 XでF1マシンを撮る

 標準ズームを積んだコンパクトカメラですが、鈴鹿サーキットに来たからには、走行しているF1マシンを撮ってみなくてはなりません。幸いヘアピンではかなりコースが近いので、望遠側のズーム域がそれほどなくてもそれなりの大きさに写せるはず。

 シャッタースピード優先に設定し、AF機能付き連写モードに設定し、ヘアピンを立ち上がるF1マシンを追いかけてみました。

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 うーん、難しいです。数打ちゃ当たる戦法ですが、やはりこの手のカメラをこういう使い方をするには、ライブビュー映像のディレイが気になりますね。というか、ノーファインダーに近いです。

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 しつこく何度もやっていれば、奇跡の1枚が撮れるかもしれません。今回は20回くらいで諦めてしまったので、この程度です。ちなみに勇気がなくてズームはテレ端にしていません。実際にはもっと寄れます。ヘアピンのこの位置からなら、上手く当たればそれなりの流し撮りが出来てしまいそうです。

 あとは、腕ですね、腕(^^; 写真の質は撮影者次第という、ある意味とても難しいカメラです。それだけに使いこなし甲斐があるというものです。

 しかし、初めて使うカメラなのに、撮影モードを変え、シャッター速度を選び、AFと連写モードを目的の状態にすぐに設定できるという懐の深さと、操作性の良さは、一眼レフのサブ機(特にEOSシリーズの)として使うにも十分な所ではないかと思います。

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 ちなみにK-3+標準ズームでこんな感じ。やはり一眼レフには適いません。

コースマーシャル達によるパフォーマンス

 鈴鹿のコースマーシャル達の仕事の速さ、正確さは世界一と言われますが、彼らも真面目一辺倒ではありません。(以下はPowerShot G7 Xで撮影した写真ではありません)

 各セッション前に行われるコースインスペクションで、オフィシャル達はそれぞれ独自のパフォーマンスを披露します。

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 土曜日予選前、ヘアピン進入口は、後に問題となるクレーン車にみんなで乗ってFIAのインスペクションカーをお出迎え

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 日曜日、雨の中逆バンクの様子。セーフティカーを無理矢理ピットインさせてタイヤ交換してしまいます。いや、もちろん”振り”ですけど。ロリポップも用意されてなかなか芸細です。

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 ダンロップコーナー手前、レース開始前にはEスタンドの観客に向かって挨拶を頂きました。プロフェッショナルで完璧な仕事をこなす彼らを持ってしても、今回、あのような重大事故が起きてしまってとても残念です。もちろん、オフィシャル達にミスがなかったことは誰もが知っているところです。

宴会

 今年も例年通り名古屋泊しました。大都会ですので夕飯を食べるには事欠きません。が、これもパターンが固定してきました。以下の写真はiPhone5sで撮ったものです。

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 金曜日の夜は幻の手羽先でお馴染みの山ちゃんへ。名古屋の中心街にはそこら中にお店があります。禁煙席があるお店で頂きました。ただの居酒屋とも言えますが、お値段の割に何を食べてもおいしいです。

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土曜日の夜は栄の繁華街にある焼肉屋、一升瓶へ。何年か前、松阪のお店で食べたことがあります。松阪の素朴な店構えとは大分違って小洒落ていますが、松阪牛の焼肉をリーズナブルな価格で食べられます。

めまぐるしく変わる天気

 さて、今年の日本GPは天候を気にしながらの3日間となりました。とはいえ金曜日と土曜日は基本的に穏やかな晴れ。日曜日の雨もあらかじめ分かっていたことで、準備万端備えて鈴鹿サーキットに向かいました。

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 きれいに晴れ渡ったり。

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 時には雲がわいてきたり。風がない割に天気はくるくる変わりました。

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 そして日曜日は雨。その雨がもたらしたあれこれはすでに別エントリーに書いたとおりです。観戦中は傘が使えない(禁止されている)のでカッパが必須です。それもコンビニで売ってるような簡易式のものではなく、なるべくちゃんとしたやつがあった方が良いです。

 今年の日本GPの観客は決勝日で7万2千人、3日間通しで15万1千人だったそうです。これは過去最低の数字。特に日曜日は荒天だったために予定よりも少なかった可能性があります。それ以前に、そもそも今年は仮設スタンドも少なめでしたから、晴れたとしても観客数は少なめだったのではないかと思います。小林可夢偉の動向が最後の最後まで決まらなかったこと、スポンサー含め日本企業の関与がほとんどないこと、そもそもF1人気が低迷していることなど考えれば仕方ありません。

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 それでも現地に行くと人の波でとても活気があるように感じます。来年はホンダが復活すると言うことでもう少し活気が戻るかも知れません。往年の3日間で延べ36万人、ということはもうないかも知れませんが、観客は減ったなりに日本GPが末永く持続可能な範囲であればいいな、と思います。

 また来年!

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