207SWはその後もじわじわと距離を重ね、先週末時点で1,300kmを超えました。初回点検はないものの、やはり最初はオイルを交換するものなんだろうか? いや、最近のエンジンは加工精度も組み立て精度も良いので、そんなもの要らないのだろうか? と思い悩みながら原工房さんへ相談に行ってきました。スタッドレスタイヤのこともあるし。
でまぁ、結論から言うと交換しなくても問題は全くないみたいなんだけど、おまじないと思って交換するに越したことはないんじゃないか? 程度な雰囲気なので結局交換することに。ま、わざわざ原工房に出向くと言うことはその気満々だったわけで、結局上の写真のようにリフトに乗っかることになりました。
「オイルは何にする?」と聞かれたのですが、「普通のやつ」といういい加減な答えしか返せませんでした。だってそんなの聞かれたの初めてだし。後で伝票を見るとオイルはお馴染みのモチュール2100(10W-40)が4.5Lとなっていました。それこそ最近のエンジンはもっと柔らかいオイルでも使うのかと思ったのですが、この辺は変わってないようです。
と、本題のオイル交換についてはこれだけなのですが、リフトしてもらったついでに、下回りをちょっと眺めて見ました。
まずはリアサスまわり。意外にあっさりした造り。306はリフトするとリアサスがべろーんともっと伸びてタイヤが垂れ下がったような気がするのですが、207はそうでもありません。そしてクロスメンバーの奥にある黒い物体が燃料タンクぽいです。給油口からのパイプも確認できます。ちょうどリアシートの真下あたり。
真ん中辺り。排気管がずいっと真ん中を通っています。太くなってる部分は触媒... ではなくてサイレンサー?*1。それにしても両脇の出っ張り部分に何かベチャッといい加減に塗ったくったような跡がありますが、これで良いのでしょうか。ところで下回りも白いのはボディカラーが白だからですよね? モノコックボディだしある程度までは全部まとめて塗ってしまうのかな? 306はどうだったっけ?
今度はフロント部、エンジンの真下あたりから後ろに向かってます。流石にここはゴチャゴチャしています。やっぱり排気管が目立ちますね。エンジンの前側から触媒を経て*2まっすぐ下に降りてきて後ろの方へと導かれています。そして目につく大きな銀色の物体が恐らくATと思われます。こんなにむき出しなのか... ドライブシャフトもちらっと見えています。
そしてフロントサスまわり。真下すぎてかえってよく分かりませんが、典型的なマクファーソン・ストラットです。ロワアームも何だかあっさりしてます。
ということで、下回り観察は以上です。まだ走行距離1,300km程度だと下回りもずいぶん綺麗です。そして、意外なくらいにシンプルな造りになってるなぁ、と感じました。と言っても私はクルマの構造に詳しくないし、そもそも下回りを覗いたことなんて306でも数回しかありませんが。でも、きっとコストダウンやらメンテナンス性や信頼性の向上やら、色々な理由でシンプルになってるのは確かではないかと思います。メカがシンプルになった分は電子制御が賄っているわけで。
そういえば、原工房さんを訪れたもう一つの目的、スタッドレスタイヤですが、単に相談だけと思っていたのですが、上手いことタイヤ屋さんが居合わせてしまって、そのまま発注と相成りました。その詳細はまた後日。
ちなみに、初オイル交換をしたあと、エンジン音が一段と静かになりました。プラセボかもしれませんが。