ニクニクの日の翌日は八丁堀のワインバー「シュングルマン」で「伝説の肉祭りDX」を堪能する

投稿者: | 2017年2月13日

 平成29年2月9日の翌日、2月10日も肉を食べに行ってきました。この日は関西から友人がやってくると言うことで、だいぶ前から決まっていた肉宴会です。前日のニクニクの日はかなりコテコテの焼肉屋さんに行きましたが、今日のお店は店構えからしてオシャレなワインバー。八丁堀の幹線道路から少し奥まったところにある「シュングルマン」です。閏年で4年に一度しかやってこない昨年の2月29日もこのお店でおいしい肉料理を頂きました。肉料理もすごいのですが、前菜から凝っていて猛烈においしかった記憶があります。そしてここはワインを頂かないとその料理も引き立たない、ということで金曜日ですし禁酒を少し忘れることにしました。

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 このお店は特定のジャンルにとらわれることなく、フレンチでもありイタリアンでもあるという、独特の料理が特徴です。お肉は牛や豚だけでなく鶏や鴨までいろいろ揃っています。

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 お店の外観はこんな感じ。なぜか入り口は数段高くなっています。ガラス張りで開放的。中は広々してテーブルもゆったりした配置。ちょっとした宴会が出来そうな個室もあります。この日は金曜日と言うこともあって、ほぼ満席でした。

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 いきなりすごいのが出てきました。これは… どう見てもウニです。正しい料理名は「焼きカリフラワーのクリーム 生ウニと仔牛のコンソメジュレ」です。白いのがカリフラワーのクリームで、周囲のゼリー状のものが仔牛のコンソメジュレでしょうか? とにかくウニはもちろん猛烈な美味しさ。勿体なくてちびちびと頂きました。

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 そして立派な生野菜盛りが出てきました。キュウリ、ニンジン、カブ、ゴボウ、ブロッコリーなどなど、10種類くらいの野菜が盛り付けてあります。茨城産の野菜が使われているとか。

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 で、生野菜はそのままバリバリと食べてもおいしいはずですが、バーニャカウダにディップして食べるとこれまた美味いのです。ちゃんと専用のポットで暖めながら出てきました。

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 ほら、こんな感じ。普段あまりなまで食べることがない野菜も。こうして食べるとバリバリといけてしまいます。しかしこれはなんだか喉が渇いてきますね…。

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 次に出てきたプレートはこんな姿をしていました。おぉ! これはすごい美しい! でもこれでもまだ前菜なのです。前菜ですが肉責めです。もはやどれが何だったか全ては覚えていないのですが、生ハムとかサラミとかペースト状のものとか、とにかく色んな加工肉料理11品もの盛り合わせです。

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 一切れづつ取り分けてもこんな状態に。前菜の段階で早くも満腹になりそうです。

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 レバーペーストですかね。これは美味い!

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 と言うことで赤ワインを頂いてしまいましょう。アルコールは久しぶりに飲みました。これらの塩分の効いたおいしい肉料理の数々を前に、赤ワインは欠かせません。友人のセレクトで出てきた赤ワインは、悪魔の夜?ですかね。確かにどす黒いと言ってもいいほど濃い赤でした。しかし見た目に反してそんなに重くはなく、スルスルといけてしまいます。

 この日私はワインを2杯だけ飲みましたが、久々のアルコールも料理とのマリアージュが楽しめて美味しかったです。このくらいの量ならいいかな?と思えてきました。

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 そしてようやくメインディッシュの登場です。丸くて分厚い木のプレートに載っている数々のお肉!何という美しい光景でしょう! このプレート、その名も「伝説の肉祭りデラックス」です。肉祭な上にデラックスですよ、分かりやすくて良い名前です。

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 この週末は大雪で大変なことになっている鳥取県は大山の鶏とか、

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 北海道産の牛を40日くらい熟成させたステーキ! 素晴らしい色!

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 それから鴨と、年間50頭しか生産されない茨城(だったかな?)の豚肉、そして自家製のサルシッチャ(イタリア風ソーセージ)などなど、どれもこれもその辺では食べられない上質な肉ばかりでした。

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 真上から撮るのがお勧め、と店員さんに言われましたが難しいですね…。あの迫力がなかなか表現できません。

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 これも一切れずつ取り分けてもけっこうな量になります。山葵ベースのソースとか粒マスタードに加えてトムヤムクンソースが付いてきました。豚肉に良く合うそうです。でもどれに何をつけて食べるかはお好み次第で自由です。

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 ということで、肉ばかりの二日間でしたが、残念ながら5人で完食することが出来ず、少しずつ余らせてしまいました。勿体ないことをしましたが、逆にいうと量を食べなくても十分に満足できる上質な味わいです。

 最後はデザート。別腹…と言うわけにはいかず、この盛り合わせのプレート一つを5人で分けて頂きました。

 ということで、たまにはこういうお店も良いですね。お値段もリーズナブルだし、そんなに肩肘張るお店ではないので、友人、同僚、家族などと気の置けない人たちとの食事にはぴったりです。