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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

今シーズン初滑りはブランシュたかやまスキーリゾートへ! 超快晴の雪景色を撮ってきた

 2月に入り冬も折り返し点を過ぎたわけですが、今シーズンの初滑りに行ってきました。泊まりではなくて日帰りですので、そんなに遠くへは行けません。ということで、目的地は長野県の白樺湖近く、私にとっては毎度おなじみのブランシュたかやまスキーリゾートです。そして実は恐らくこれが今シーズンの滑り納めになりそうです。ちょっと今年はいろいろ事情があってスキーはお休み、というつもりでいたのですが、1回くらいは足慣らしに軽く滑ってこようと言うことで、出かけてきました。

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 予定していた日の天気は、予報ではずっと悪かったのですが、2日くらい前になって急に好転し、実際に朝から晩まで雲一つない超快晴の一日でした。のんびり滑るつもりでもあり、目的地が眺めの良いブランシュたかやまスキー場と言うこともあり、そして天気が良さそうと言うことで、今回は初めてスキー場に一眼レフカメラを持ち込んでみました。

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 朝5時過ぎに都内を出発して、途中のサービスエリアで朝食を食べつつ、スキー場に着いたのは午前9時。ブランシュたかやまにはゲレンデベースと言える場所が2カ所に分かれていて、いつもは上部のクワッド乗り場の近くに駐車するのですが、今回は友人とその子どもと一緒だったので、キッズファンコースの下にある第一駐車場に入れました。そのゲレンデベースはこのエリアのスキー場としては特別に広くてゆったりしています。

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 ペアリフト乗り場の脇には、電車の車両が置かれていました。3年前にはなかったので最近導入したのでしょう。ちゃんと線路が敷いてあって、台車等々オリジナルのままっぽいです。鉄ちゃんな子どもには堪らないでしょうね。もちろん中は開放されていて休憩コーナーになっています。

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 とりあえずリフトを乗り継いで山頂を目指しましょう。なお、このリフト下の様子を見ると分かる通り、意外に積雪が少ないです。スキー場にいたる道路も積雪ゼロで、駐車場に入って少し雪が残っていた程度です。今シーズンはもっと降っているのかと思っていたので意外でした。

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 リフトの周囲は防風林で囲まれていますが、それが結構綺麗なんですよね。前から写真撮ってみたいと思っていました。ちょっと視点が高くて不自然なんですけど。それに、やっぱりもう少し積雪が欲しいです。

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 山の上まで登ってくると眺めが良くなってきます。このスキー場はこうして常緑樹のモミの木で囲まれていたりするのも特徴的な風景。でも、これが真っ白に雪を被るともっと綺麗なんですけどね〜。

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 ということで、山頂までやってきました。この山は「北の耳」という変わった名前を持っている山で、標高は1,829mです。車山から続くなだらかな尾根に出来たちょっとした出っ張りのようなところで、夏はとても良いハイキングコースになっているそうです。リフトを降りてスキーを脱ぎ、ほんの50mも歩けば素晴らしい眺望が見られる自然の展望台に出ます。

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 ほら! っていきなりパノラマ写真を貼ってしまいましたが、この画面の中で車山と蓼科山に挟まれて遠くに八ヶ岳がよく見えます。そして実は八ヶ岳の端っこに少しだけ富士山が顔を出しています。

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 こんな感じ。富士山を隠している左側の山が八ヶ岳南端の編笠山かな? じつは編笠山は登ったことがあります。中学生の頃ですけど(^^;

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 富士山の右側には八ヶ岳よりもずっと手前にある車山が見えます。山頂にレーダードームがあるところ。車山も山頂付近からずっとスキー場が広がっています。そしてそこから右手の方に見える谷間にあるのがエコーバレースキー場。車山から尾根伝いに、エコーバレー、ブランシュたかやままではずっとハイキングコースで繋がっていて、雪のない季節なら歩いて行けます。その尾根伝いはなぜか木がほとんど生えていなくて、周囲はて草原が広がっているそうです。

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 左の方に視線を動かしていくと、かすかに煙を吐く浅間山が見えます。と言うことは、その麓に広がる街は小諸でしょうか。

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 くるっと振り向いてゲレンデの広がる方向には、遠くに真っ白な雪を被った北アルプスの山々が見通せます。

 何度かここにやってきてこの景色を眺めたことはあるのですが、この日は特に空気が澄んでいて遠くまでよく見えました。カメラを持ってきた甲斐がありました。もちろん、ここまで条件が良いとコンパクトカメラでもスマホでもほとんど同じ写真が撮れたと思います(A^^;

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 ちなみにこの山頂部にはこんなお地蔵さんが立っていました。これも3年前にはありませんでした。どういうつもりで立てたんでしょうね。スキー地蔵と言うからには、ちゃんとスキーを履いていました。

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 さて360°のパノラマを楽しんだ後はひたすらゲレンデを下っていきましょう。

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 積雪は少なく、最近の降雪もない上に太陽が照りつけていて、雪質は酷そうでしたが、思ったほど悪くはありません。気温は十分に低いようで、さすがハイシーズンの2月です。

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 ブランシュたかやまスキーリゾートは、今時スキー専用の珍しいスキー場です。この日は団体がやってきていたらしく、お揃いのウェアを着た子ども向けのスクールがあちこちで行われていました。

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 どんどん下っていって最下部のゲレンデベース付近へやってきました。ここにはゲレンデの上を高圧線がまたいでいます。電線が白く輝いていて青空に映えます。これで木が雪を被っていたらなぁ〜

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 ゲレンデは当然斜度があるので、水平を撮るのがいつにも増して大変です。ここは初心者コースなのですが、こうして写真に撮ると意外に斜度があるように感じます、ところで、空に何かシミみたいなのが写ってますね...

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 どうやら半月が上ってきたようです。む〜、木が雪を被っていればな... (しつこい ^^;)

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 その後お昼を挟んでしばらくは、友人子どもの特訓に付き合いました。自分が初心者だった頃を思い出します。言葉であれこれ技術を教えるより、やはり感覚と達成感が必要なんですよね。スキーでも何でもそうですが、視線の方向が重要なので、斜度のあるところを斜めに滑って下る場合も、恐怖心から下を見ると身体も頭も固まってしまうので、自分が進行方向に回り込んで、こっちへおいで!と誘導するのが一番だな、と思いました。そして下りてこられた達成感とともに、少し言葉で補足してあげる、と。

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 ブランシュたかやまは北斜面に広がるゲレンデです。なので日が傾いてくると途端に日陰が増えてきます。これだけ天気が良くてもあまり雪質が悪化しない一つの理由なのかも知れません。

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 最後にちょっと中級者コースに上がってみました。一応自分撮りです。

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 下から見上げるとこんな感じ。かなり荒れてきていますがボコボコのコブコブと言うほどではありません。なかなか滑りやすかったです。

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 そう言えば、ちゃんと滑ってる人を格好良く撮る、っていうのも挑戦してみたいですね。スキー写真は止めて撮るものなのか、流すものなのか?

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 なおこういうスキー場では浮きまくるのを承知で、パウダー用のファットスキー、ARMADA NORWALKを持って行きました。やはりこれば自分のメインスキーですからね。そして実際のところこういう圧雪のゲレンデも問題なく滑れていまいます。斜度があるところでスピードをちょっと殺そうとブレーキを強くかけ気味にすると、クルッと回ってしまうのには参りますけど。それでもこのNORWALKはテールのロッカーが控えめなので、まだましなほう。

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 ということで、良いリハビリスキーになりました。かなりマイペースでのんびり滑ったのに左膝が痛くなったのは反省点です。

 207SWは一応今冬もスタッドレスを履いていたのですが、その威力を生かすことはこの冬はなさそう。今回の道中もほとんど乾燥路でした。でもここはやはり雪国ですから、雪の日にあたると諏訪の市街までずっと積雪することもザラにありますし、過去の経験では相模湖までの中央道までもが積雪していたこともありました。だからスキーに行くにはスタッドレスは必須です。

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 ところで、冒頭で今回は一眼レフを持って行った、と書きましたが、K-1ではなくてK-3 IIを持って行きました。レンズは便利ズームのDA16-85mmです。ボディは防塵防滴、レンズは簡易防滴ですから、そのままカバー無しです。そもそも今回は晴れていたのでこれでまったく問題ありません。フードは外れて無くしそうだったので付けませんでした。

 これにピークデザインのSLIDEを付ければ、ウェアの上からストラップを掛けることも出来ますし、心配ならインナーの上、アウターの下にしても良いかもしれません。転ぶ心配をどの程度するかですが、一応この手のカメラは、他人に対してはもちろん自分に対しても凶器になり得るので、扱いには注意が必要です。危ないところではやはりバックパックにしまう必要があります。

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 なおK-3 IIくらいの大きさがあれば、グローブをしたまま電源を入れてシャッターを切るくらいのことは出来ます。細かいボタンや十字キーを操作するのはちょっとしんどいので、その場合は素直にグローブは外すしかありません。

 ファインダーを覗くにはもちろんゴーグルを外さなくてはなりません。何度かゴーグルしたままファインダー覗こうとして、ゴツッとやってしまいました。接眼窓にはゴムカバーが付いてるのでゴーグルは無事でしたが、運が悪いと傷つけてしまいそう。

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 ということで、スキーと写真という二つの趣味を同時に楽しんでみました。ゲレンデで一眼レフを扱うという感覚が大体分かったので、もっと別のところでも試してみたいと思います。出来ればニセコのアンヌプリピークとか、ストロベリーの林間なんかを撮ってみたいです。もちろん今回とは比べものにならないくらい深い雪の中で(^^;