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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

正統派神戸牛焼肉への原点回帰:焼肉の日2016 を「くにきや」で祝う

 今年の焼肉の日は月曜日に当たってしまったので、毎年行われる神戸の焼肉宴会のクライマックスは前日28日に行われました。昨年と同じく開宴は正午。そうです、日曜日の真っ昼間に焼肉を食らうという贅沢な宴会なのです。

 会場は毎年恒例の「くにきや」です。元町南京町(中華街)の西端、西安門のすぐ目の前にある焼肉屋さんで、正統派の神戸牛が食べられるお店。奇をてらうことなく素材で勝負した焼肉の原点回帰を体現する神戸でも指折りのお店です。

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 小さなビルの2階にあるお店は、焼肉に飢えた人々で一杯。ほとんどはいい歳した大人ばかりですが、最年少参加者は0歳(いえ、もちろん焼肉は食べられません^^;)。テーブルから座敷まで占領し、計40名の貸し切り大宴会となります。

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 神戸牛、炭火、焼肉と王道中の王道です。これが美味しくないわけがありません。東京でこんなお店に入ってしまったら、財布の中身が心配になりますが、神戸なら安心。

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 ビールで乾杯! いや、この焼肉の日を祝う会では「バンザイ!」と唱和することになっています。焼肉の日バンザイ!

 なお、この日は羽田から車を運転して帰らないといけないので、お酒は飲んでいません。写真を撮っただけです。

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 焼肉の箸休めと言えばナムル。そしてキムチもたっぷり出てきました。これがまた美味しいんですよね。

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 作法どおり刺身から始まります。まずはセンマイ刺しとハート刺し。あちこちでセンマイは食べますが、ここのが一番美味しいです。それを言ったら他のものもそうなのですが。

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 出た! タンユッケ! 名前のとおり、見てのとおり、贅沢にもタンを使ったユッケ(素材および調理法含めて合法です)。こんな美味しいものが世の中にあるのか?っていう位の味わい。

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 で、焼きに入ります。ここ「くにきや」では塩から始まり、味噌、タレへと何周かするのが定番コース。始まりはやはりタンから。しかしタンと言ってもいろいろあって、タンルートは普通の焼肉屋ではあまりメニューにはありません。うまいんですよね、これ。

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 薄くて細長いこのお肉はツラミ。カリカリに良く焼くと、旨味がジュワーっと溢れてきます。

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 細長い棒状のこのお肉はゲタカルビ。肋骨の隙間をそぎとった肉。なので細長いんですね。カルビというからには脂たっぷり。よく焼くのが吉。

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 見るからにうまそうなお肉。特選ロースとカブリ。焼肉とワサビって良く合いますよね。というかワサビが合うお肉は間違いないです。

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 これまではしっかり焼く系のお肉ばかりでしたが、この辺りから生でも食べられそうなレア向きのお肉になってきました。これはこう見えてもカルビです。片面焼きでOK。

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 タイトルにも書いたとおり、このお店は正統派焼肉で人気なのですが、何もメニューに工夫がないわけではなく、ちゃんと最新の美味しい焼肉が研究されていて、毎年少しずつ変化しています。そしてちょっとした変り種が今回は出てきました。それがこれ。ロースのミルフィーユだそうです。網に脂をしっかり塗ってこのままの状態で外側を焼き上げ、なかは半生のまま食べるようにとの指示。ふわふわで柔らかくて、口の中で溶けていきました。

 塩シリーズはここまで。これでもまだ折り返し地点です。

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 ここからは味噌漬けに入ります。塩でもタレでもない第3の味付けとして、近年じわじわと人気が出つつあります。まずはいきなりサガリ。比較対象がないので分かりづらいですが、かなりの大粒です。

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 そして味噌漬けで意外なくらい美味しいのがタン。タンと言えば塩、が普通ですが味噌もいけます。いや、かなり美味しいです。

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 特にこんなことしてしまったらもう堪りません。ご飯もタンもお互いを高め合って、1+1が5くらいになる感じ。

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 さらにランプの味噌漬け。見た目に似合わずあっさりしています。とても柔らかくて焼いてる側からホロホロと崩れていくくらい。

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 ようやく出てきたホルモン盛り合わせ。ソッチャン、アカセン、ハラミ、ミノ。以前は塩のホルモンも出てきたんですけどね。最近はコースが調整されてホルモンはタレの最後だけ。

 長年、あまりの肉責めにここまでたどり着いたときにはもう一口も肉が口に入らないくらい満腹になったものですが、最近はまた食べられるようになってきました。それは、朝や昼に他のものを食べすぎないとか、十分に観光して歩き回ってお腹を空かせておくとか、お酒を飲まないor飲み過ぎないようにするとか、自分をコントロールできるようになったから。我ながらよく成長したものです(A^^;

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 さて、〆の炭水化物はビビンバ! これはもちろんしっかり混ぜた後の状態。美味しそうですね。

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 ですが、なぜか再びこんな見るからに上等なお肉が出てきました。特上ロースと特上カルビ! 神戸牛の「特上」ですよ! 東京で食べたらいくらになることやら。

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 で、これらはこうして食べるわけです。毎年恒例の〆のビビンバのカルビ乗せです。これが美味しくないわけがありません。特上神戸牛をこうしてカジュアルに食べてしまう贅沢と幸せを噛みしめます。焼肉の日バンザイ!

 ということで、無事に焼肉の日2016の全行程が終了しました。時刻は午後3時過ぎ。そろそろ東京へ帰る時間です。

 今回も2泊3日とは思えない濃厚な旅行でした。城巡りも出来たし、美味しいものを山ほど食べました。ということでまた来年の焼肉の日を楽しみにしたいと思います。


「くにきや」
 住所:兵庫県神戸市中央区元町通3-2-17
 電話:078-393-3050
 営業:18:00-23:00(日祝17:30-22:00)
 定休:水曜日