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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

見た目に美しく食べると美味しい創作焼肉:焼肉の日2016を「ポッサムチプ」で祝う

旅行

 毎年8月29日は「焼肉の日」です。焼肉好き友人有志たちの間で、この日をお祝いする宴会が神戸で開かれるようになって10年ちょっと。何回か都合がつかずに欠席していますが、基本的に毎年参加するようにしています。今年も万難を排して出かけてきました。

 今年の8月29日は月曜日ということであまり日取りが良くありません。なので少し日程をずらして、8月最後の週末に開催されることになりました。まず最初は金曜日の26日、JR神戸線の兵庫駅から徒歩3分にある焼肉屋さん「ポッサムチプ」が会場です。

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 朝は一気に広島まで飛行機で飛び、城巡りをしてきましたが、夕方に新幹線で神戸まで移動してきました。ホテルにチェックインし一休みした後、ちょうど日が沈んだ頃に開宴です。30席もない店内は貸切の満員です。

 まずは昨年のおさらいから。
 このお店は一風変わったアレンジを加えた肉料理というか焼肉が売り。もちろん極上のお肉に絶妙な付け合せやソースが出てきます。

 しかし去年はそれに加えて「量」で攻めてきました。巨大なTボーンのあとに続けて巨大なLボーンがくるなんて誰が予想したでしょうか?

 その記憶があるので、たっぷりとおなかを空かせて、何が出てくるのか待ちわびます。

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 まずは乾杯のビール。渋い星印のビンはサッポロかと思ったら違ったようです。さっぱりすっきりな飲み味です。IPAではなくてIPLと書いてありました。そんなのあるんですね。

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 そしていきなり一品目がこれですよ。肉寿司は今ではすっかり人気になりましたが、私が始めて肉寿司を見たのはこのポッサムチプです。もう10年近く前のことだったと思います。

 今年は肉巻き寿司になんとウニとキャビアが乗っかってるではないですか! しかもこれ一口で食べていいのかどうか迷うような大きさでした。

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 さて焼肉はお刺身から始めるのが正しい作法です。目の前にやってきたのは5点盛り。お肉だけではなくてそれぞれに独自のアレンジが加えられています。マンゴーとか明太子とかジュンサイとかとか。まさかと思うような組み合わせですがどれも美味しいです。

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 ここまででも相当に感動していたのに、それを覆すすごいものが出てきました。見た目通りの「レアユッケのトリュフ乗せ」。というかトリュフがこんなに乗っかっていていいのでしょうか?(レアユッケは合法的に調理されたものです)

 これはすごい、本当にすごいです。罰が当たるんじゃないかというような美味しさ!

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 こういった肉刺しは日本酒が合いますね。肉にも負けないしっかりした味わいなのに、するすると喉を通っていくお酒でした。

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 次は「タンのアスパラ巻き」... いや「アスパラのタン巻き」か。ここからようやく焼きに入ります。焼き始めはタンから、というのが焼肉の作法ですが、ポッサムチプではやっぱり当たり前のタンではありませんでした。

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 お次はテッチャン。脂たっぷりで真っ白な美しいホルモン。これは肉だけか?と思ったら、そうではありません。

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 適度に焼けたテッチャンはトマトと一緒にいただきます。脂のうまみとさわやかなトマトの甘さが絶妙に交じり合います。ホルモンのしつこさと言うか食べにくさをまったく感じさせません。

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 次はコッテリとタレに漬けたマルシン。このお肉専用に出てきたソースはおろしマスタードです。大根の辛味とマスタードの辛味の饗宴。これは何か他の食べ物でも使えそう。

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 おぉぉ! レバー好きには堪らないこの色と艶。もちろん焼きます。かなりしっかりと焼きます。

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 焼き上がったレバーはアボガドタルタルをたっぷり乗せたバケットと一緒に頂きます。何という美味しさでしょう! 胃と肝臓に染みいります。

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 綺麗にサシの入った赤身肉。これは冬瓜に巻いて食べるようにとの指示(冬瓜は焼きません)。どうしてこんな組みあわせが思いつくのか不思議です。肉ばかりでなく野菜類も一緒に食べられてヘルシー!(なのか?)

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 油断していたらまたすごい高級食材が来ました。見ての通り、ハラミと松茸! 松茸の香りが鼻腔一杯に広がりつつ、ジューシーなハラミを味わうなんて贅沢にも程があります。

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 そして薄切りのロースはサッと焼いてオクラと一緒に頂きました。オクラはあまり好きではないのですが、これならイクラでも食べられそう。

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 そしてホルモン盛り合わせ。タレでしっかり味付けしてあります。

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 ホルモンはざっとまとめて焼いてしまうのが作法ですが、脂が多くてファイアー!になりやすいです。それでも炭になることはなかなかないので、慌てず騒がず氷などで消火しつつ焼いていきます。

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 モクモクになってしまいますけど。

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 そして最後はリブ火山。でっかいステーキですが、これで6人前。ご飯が欲しくなる頃ですが、ここはじっと我慢です。なぜなら絶対に〆の炭水化物が来るはずだから。

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 で、出てきた〆はこんなやつでした。なにこれカッコイイ! ローストビーフ丼! 肉で覆い尽くされていますが中にはちゃんとご飯が入っています。

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 ということで、焼肉の日2016を祝う宴会、1日目が終了です。

 ポッサムチプは毎度のことながら、想像を超える創作焼肉が出てきて、本当に飽きることがありません。昨年と違って今年は「質」で押してきました。ウニ、キャビア、トリュフに松茸...と。そしてもちろん出てくるお肉も超特上なものばかりです。

 なぜ焼肉のためにわざわざ東京から出かけていくのか?とよく言われますが、その価値は絶対にあると思います。

 ということで、まだ初日が終わったばかり。旅はまだまだ続きます。