酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

江戸川区自然動物園でDFA28-105mm F3.5-5.6ED DC WRの初撮影

 購入報告からちょっと間が開いてしまいましたが、標準ズームDFA28-105mm F3.5-5.6ED DC WRで初撮影をしてきました。どこに行くか考えた末決めた目的地は動物園です。いや、動物園って望遠レンズが必要じゃないの?と思うかもしれませんが、きっとこのレンズで足りるだろう動物園に心当たりがありました。

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 それは江戸川区南部の行船公園内にある「江戸川区自然動物園」です。地元では有名なミニ動物園で、入場はなんと無料。誰でもぷらっと行って動物たちを見ることができます。

 行船公園は戦前に地元の大地主から「公園を作ってくれ」と東京市に寄付された土地で、戦後になって江戸川区に委譲され公園として整備されました。無料の動物園も約30年前にオープンし区営となっています。

 カメラを持って1時間くらい散歩するにはちょうど良い広さです。

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 桜広場前の正門にやってきました。早速入ってみましょう。無料なのでゲートはありません。

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 実はこの動物園を訪れるのは初めてです。無料の動物園となれば、きっとそれなりのもので、申し訳程度にヤギやウサギがいる程度かと思っていたら、意外にちゃんとした動物園でした。

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 まずはフンボルトペンギン。ちゃんとしたプールがあってペンギンたちもたくさんいて本格派の展示。しかも結構近いです。

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 暑さにうだるペンギンの姿は夏の風物詩でもあります。

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 その横には白ヤギさんが。こちらは屋根つきのスペースにいて涼しげでした。ヤギは結構かわいいですよね。真っ白で綺麗ですし。鉄のフックに興味があるのか、グイッと首を伸ばしてきます。手を出せば触れられます。

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 一転してこちらの薄汚れて見えるのはヒツジさん。

 この一角は「ふれあいコーナー」と名付けられ、ヤギやヒツジやウサギ、ニワトリなどがいます。毎日決まった時間になると、中に入って動物たちに触れることができるそうです。いかにも地域の無料動物園らしいです(上野動物園など巨大動物園にもこういうのはあると思いますが)。

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 さらに奥には結構立派なサル山がありました。こちらは確か「ケナガクモザル」です。毛も長いですが、手も尻尾も長いです。子供から大人まで沢山いて猿山らしく群れになっていました。

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 そしてさらに別の猿コーナーがあります。こちらは「ジェフロイクモザル」だったかな? やっぱり手と尻尾が長いです。ロープを器用に使って空中を移動していきます。サルは暑さも何のそので、動きが多くて見ていても撮っていても面白いです。

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 オオアリクイです。オオアリクイと聞くと有名なSPAMメールを思い出して、クスッと笑ってしまいますが、オオアリクイに罪はありません。結構大きくて、食べられはしないと思いますが、体当たりされたら骨の何本かは折れそう。

 なぜか檻の中をぐるぐるとひたすら周回していましたが、これって常同行動かな?と心配になります。

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 さらに(人間の)子供たちを釘付けにしていたのがプレーリードッグ。多くが日陰に退避してグダッとしてるなかで、一頭だけ日向で愛嬌を振りまいていました。

 触ることはできないものの、ミニ動物園らしく結構近いのですが、さすがに小動物ですので、もう少し長いレンズが欲しくなります。

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 さらにカワイイ動物シリーズが続きます。これはカンガルーではなくて、一回り小さいワラビー。やっぱり暑いのか日陰で物憂げにたたずんでいました。数頭いましたが赤ちゃんをおなかの袋で育ててるメスもいるそうです。子供は隠れたままでどれがどれだか分かりませんでした。

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 次は何かな...? と覗いてみましたが動物の姿が見えません。と思ったら、見えにくい木陰にいました。レッサーパンダですね、これは。かわいい! けどぐったりして寝ています。暑さに弱いのでしょうかね。レッサーパンダは確認できた範囲では二頭いました。

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 こんなのもいました。アシカに見えますが正確にはオタリアだそうです。これまた物憂げに空を眺めています。

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 もう一頭はこんな状態。かなりだらけてますね。まぁ、動物園ってどこに行っても大体こういうものですよね。

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 ここまで紹介した以外にたくさんいたのが鳥です。みんなしっかりした鉄格子の檻の奥にいたので、写真はほとんど諦めたのですが、このシロフクロウだけは格好良いので頑張って撮ってみました。105mmF5.6では格子をぼかして消すことはできませんが、このくらいうっすら残ってもまぁそれはそれで良いのかも。

 最初はクイックシフトフォーカスを使ってMFしてみたのですが、そのうちピンと合わせのこつが分かって、うまいこと鉄格子をよけてAFすることができるようになりました。AFポイントの密度が高いとこういう場合に役立ちます。

 ということで、思ったよりもちゃんとした動物園でした。これ以外にも亀や両生類系の小動物なんかの水槽コーナーもあります。全体的に古さは否めないですが、これで無料なのはかなり太っ腹だと思います。規模が小さいだけあって、大きな動物園ではあまりじっくり見ない動物たちを、間近で見られるのはとても良いです。

 なのでここでは標準ズームがあれば何とかなりますし、コンパクトカメラでもOKでしょう。もちろん、望遠があればもっと写真撮影を楽しめますので、次回は70-200mmF2.8でも持っていって撮ってみたいと思いました。

おまけ

 行船公園内は江戸川区自然動物園だけでなく、広場やちょっとした遊具が置かれていたり、他にもいろいろあります。その中で動物園と並んでもうひとつの目玉が「平成庭園」です。その名のとおり、何の由緒もなく平成になってから作られた日本庭園です。ここにもいろいろ動物がいました。

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 日本庭園と言えば池、そして池と言えば鴨。

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 そして錦鯉。結構立派な鯉がうじゃうじゃ泳いでいました。

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 ちなみにこの池、ものすごく水が綺麗なのです。新しいだけあって、水の浄化設備がしっかりしてるんでしょうか? 完璧に透き通っているので、水面下で鴨が必死に足で水を掻いてるのが丸見えです。

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 それから公園と言えばどこにでもいる鳩。水辺で何やら身体を膨らませていましたが、なにやってるんでしょう?

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 その他、動物以外にも梅あり、桜あり、紅葉あり、竹林ありで、なかなか面白そうな庭園です。

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 ということで、DFA28-105mm の初撮りでした。

 と言いつつ、選んだ被写体のせいか今回の写真はほとんどがテレ端で撮っています。しかも同時にほぼ絞り開放。うーむ、これではこのレンズのごく一部しか使ってないことになりますね。

 それでも一応感想を書いておくと、テレ端開放固定ばかりだったからと言って、もっと長くて明るいレンズが欲しい!と思っていたわけではなく、撮影中に特に不満を感じることはなく、使い心地は悪くありませんでした。良く晴れていたこともあってファインダーの暗さも気になりませんでしたし、ピントもよく見えます。そしてAFの速さが印象的でした。DCモーター駆動のレンズは何本も使ってきたので、もう慣れたと思っていましたが、少し改良されているのでしょうか。このレンズが今まで触ったことあるレンズの中でAFの動作は一番キビキビしてるように思います。

 ということで、別途もう少し違うシチュエーションで引き続き使ってみたいと思います。