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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

アクアパーク品川でイルカとクジラとクラゲに癒やされる

 鉄道や飛行機を撮るのを「鉄分補給」と呼ぶとすれば、水族館に行くことは「水分補給」とでも言うのでしょうか? 空梅雨気味で雨が少ないとは言えどんよりした日が続くこの季節、屋外で写真を撮るのも気が乗らなところで、最近水族館に行ってないなぁ... と急に思い立ち、出かけてみることにしました。我が家から近いのはスカイツリータウンの「すみだ水族館」か、葛西臨海水族園あたりですが、せっかくならと言うことで今回は、イルカショーが見られる最寄りの水族館「アクアパーク品川」へ行ってみることにしました。

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 再開発から取り残されている品川駅の高輪口から(普通の)ホテル街の隙間にある「いちょう坂」を少し登ったところに入り口があります。私が訪れるのは2回目ですが、改装後は初めてです。

 ちなみに少し前までは「エプソン アクアパーク品川」というのが正式名称でしたが、これはエプソン販売がネーミングライツを持っていたからだそうで、施設運営とエプソンは関係がないそうです。そのネーミングライツも失効したと言うことで、現在は単に「アクアパーク品川」となっています。

 癒やしを求めてと言いつつ、もちろん大半はK-1で写真を撮ることが目的です。レンズはDFA15-30mmF2.8とDFA★70-200mmF2.8は決まりとして、標準域を迷ったのですがFA LimitedではなくDA★55mmF1.4にしました。なんだかんだで単焦点レンズの中ではこれがお気に入りです。私が撮るような被写体に対しては、フルサイズとして十分使えると思います。

イルカ&クジラのショー

 順路通りではないのですが、まずは一番の目玉となるイルカ&クジラショーから。

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 丸いプールは屋根で覆われており、中心部から自然光が取り込まれています。さすがに家族連れが多いです。大きなカメラを構えているとやや肩身が狭いですが、子供達の邪魔にならないようにこっそり撮りました。

 ちなみにショーは思ったより短く1回あたり15分ほどで終わってしまいます。そこで最初に撮影したカットのほとんどが失敗に終わり、あまりにも悔しいので滞在時間を延ばして次のショーに再び挑戦することにしました。1回目の経験からショーの流れと内容が大体分かったことに加え、カメラの設定を最適化することが出来ました。経験って重要です。

 ということで以下は主に2回目の再挑戦時に撮ったものです。

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 イルカの立ち泳ぎシンクロ。進行方向は背中のほうで結構なスピードでバックしていきます。どうやってこういう芸を教えるのか不思議です。

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 でも狙いはもちろんジャンプ! 天井にぶら下がったボール目がけて垂直に飛び出してきました。それほど深いプールには見えないのにすごい跳躍力です。天井からの自然光のおかげでとても写真栄えしますが、露出が難しいです。

 ちなみに演技を見せてくれるのはイルカだけでなくクジラの仲間であるオキゴンドウも混ざっています。顔つきも色も大きさもいろいろ。

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 それにしてもイルカショーの撮影は本当に難しいです。まともに写真を撮ったのは実は今回がはじめてかも。何しろ動きが速い上にどこに飛んでくるか分からないのです。あっ!と思ってカメラを向けてもフレームに引っかけるのがやっとです。

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 AFモードはもちろんAF.Cです。1回目の撮影では、どこかに引っかかってくれればという思いでAFポイントの設定を33点オートにしたのですが、これだと突然フレームに飛び込んできてすぐに消えていくイルカやクジラを被写体とは認識せず、背景にピントが引っ張られてしまうことが多発。なるほど、そういうことになるのか...。

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 その経験と反省から2回目は9点セレクトエリア拡大にしてみました。本当は1点が良いのでしょうが、そこは腕とのバランスです。ブレも大敵なのでISO感度を上げてなるべく早いシャッターを切ることにします。イルカを流し撮りしようとか、そういう無茶はとりあえず考えません。

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 その結果... クジラのバック転大ジャンプとか、何とか見られそうなカットがぽつぽつ撮れるようになりました。

 水面下からいきなり空中に飛んでくるイルカやクジラに反応し、サッとカメラを向けてとにかくシャッターを押しきります。9点セレクトエリア拡大に変更してからは、AFも瞬発力があってしっかりと合います。開放F2.8で高感度も強いとあって、安心して高速シャッターが切れるのも心強いです。

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 ちなみに観客席で青いカッパを着ている人たちは水浴び対策です。前から4列くらいは確実に、しかも大量に水を浴びることになります。カッパは会場で販売しています。今回は水がかからない最後列から撮りましたが、次は水を浴びながら写真を撮るのも良いかもしれませんね(A^^; カメラが大変なことになりそうですけど。

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 イルカも実は2種類いました。白黒の小さいやつはカマイルカ、グレーの少し大きめのやつはバンドウイルカだそうです。

 エアレースを撮ったときには「やっぱりK-1は動体には向かない」と思ったところでしたが、今回は1回のジャンプ当たり滞空時間が短いこともあって、ここぞと思ったところで一撮必中的な撮り方になります。なので連写の遅さと書込の遅さは結果的に気になりませんでした。もちろんもっと連写が早ければ偶然当たるカットも増えたはずとは思いますが、撮影していてイラッとくることはなぜかありません。

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 結果への満足度が全てなのかと思いますが、その辺の感想のバラツキは使う側である私の中にある矛盾なのでしょう。カメラの評価はなかなか難しいところです。

 ちなみにこの最後のカットはトップに張った画像から縦位置に思い切りトリミングしたものです。元が36Mピクセルもあると、ここまで大胆に切り抜いてもまだAPS-Cクロップ相当で16Mピクセル以上あります。便利な世の中になりましたね(A^^;

クラゲ

 最近水族館で大人気なのがクラゲ。海や川で見ると「うへぇ〜」って思いますが、水族館だと幻想的で美しいとさえ思えてきます。アクアパーク品川でも改装後に強化された展示です。

KONE4692.jpgここがクラゲコーナー。「ジェリーフィッシュランブル」と名付けられた空間で、改装後に出来た展示です。薄暗く時間とともに色が変化していく照明の中、円筒状の水槽が並んでいます。

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 いや〜、ここは幻想的な空間です。今まで見たクラゲ展示の中では一番かも。

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 各水槽の中のクラゲたち。結構密度が高いです。これは永遠にシャッターを切り続けられてしまいます。

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 海で出会ったらグロいと思えるような変わり種のクラゲたちも、この照明の中では美しく見えるから不思議です。

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 ここだけでも一見の価値ありと思いました。

 照明が暗いのでISO3200くらいは必須と思われます。それでもF2.8で1/100secは切ってしまうこともしばしば。手ぶれは抑えられても被写体ブレしては仕方がありません。幸いクラゲは動きがゆっくりなので何とかなりますけど。K-1ならISO6400でも問題ないのでしょうが、まだなかなかそこまで思い切れません。それより、この暗さになってくるとAFがワンテンポ遅れるようになってきます。

その他

 水族館ですからそれ以外にも沢山の海の生き物たちがいました。

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 改装前からあって有名なのが、この水槽のトンネル。「ワンダーチューブ」と名付けられています。頭の上を通り過ぎているのはマダラトビエイ。このほかにもマンタとかサメなんかも泳いでいます。

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 子どもに大人気で人だかりになっていたのがウミガメ。

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 小さな熱帯魚みたいなやつがうようよ泳いでいる水槽もあったり。

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 かわいい顔と色をしていながら、鋭い歯が見えているこいつは「毒魚」のコーナーにいました。きっと危ないやつに違いありません。

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 水面のリフレクション。と言っても下が本物で上がリフレクション。水中からみた水面が鏡のようになっています。これはアロワナの仲間でしょうか。習性なのかみんな水面スレスレを泳いでいるので、下から見上げるとみんなリフレクションしてました。

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 最後はかわいいやつで締めましょう。ということでペンギンの赤ちゃんです。毛がモコモコですね。でもペンギン撮るならやっぱりすみだ水族館ですかね。近いうちにそっちも行ってみようと思います。

 以上久々の水分補給でした。梅雨の時期、天気が優れず紫陽花にも飽きたら屋内で楽しめて、写真も撮り甲斐のある水族館がお勧めです!

PENTAX スターレンズ 望遠単焦点レンズ DA★55mmF1.4 SDM Kマウント APS-Cサイズ 21790

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