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酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

超望遠を持って河津桜を撮りに行ったけどメジロはいなかった

写真 散歩 PENTAX K-3 II DFA150-450mm F4.5-5.6ED DC AW

 このブログでも既に紹介済みですが、河津桜は都内でも先月中から咲き始めています。ソメイヨシノと咲き方が違っていて、花の寿命も長く、また木によって開花の時期もかなりずれているようなので、3月になった今でもまだ見頃を維持しています。

 梅や桜というと都内の下町にもメジロやヒヨドリ、ムクドリなどが現れて花をついばむ姿が見られたりします。花を撮るつもりで標準〜中望遠程度のの大口径レンズしか持っていかないことも多いですが、そんなときにメジロの大群に出会ったりすると、重たくても望遠を持ってくれば良かったと悔やむことになります。

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 ということで、まだ風が冷たいけれどよく晴れた週末、思い切って望遠ズームだけ持って近所の河津桜スポットに出かけてみました。

 しかもその望遠ズームというのは、60-250mmではなくて150-450mmです。こんなもの持って、街角や公園をうろうろしてると怪しまれますが、桜の周辺なら許されるでしょう。それでも「そんな大げさなレンズいるの?」という怪訝な目はありますけど(^^;

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 もうすっかり満開になっていました。そしてもう葉っぱも出てきています。というか、よく見ると咲いてる花と散った花とつぼみが共存してるんですね。それが長い期間見頃を保つ秘密でしょうか。

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 常々「花」じゃなくて「木」を撮りたいなぁ、と思っていたのですが、雄大な自然の風景に咲き誇る風景は刷り込みとしてイメージがあるのですが、雑然とした下町の一角にごちゃっと咲いてる桜はどうしたらいいのかわからなくなります。それこそうまく撮れば他にないような桜写真になると思うのですが、私には難題過ぎます。

 でも標準系のレンズより望遠のほうが背景を整理しやすいだけに、引き気味で撮りやすいですよね。「木」というには寄りすぎですが「枝」くらいなら何とかなります。

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 このスポットは東京スカイツリーも見えます。引いて撮ろうとするとAPS-Cでワイド端150mmはいかにも長いです。

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 結局こうして寄ってしまうわけです。今回発見したことは、このレンズは意外にこうしたマクロ風味な撮影が得意だということです。最大撮影倍率はスペック上0.22倍となっているのでさもありなん、というところです。

 ただしテレ端450mmで最短撮影距離が2mというところですので、かなり特殊な撮影スタイルになりますけど。

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 あと、こうなるとF値が5.6とか8とかになっても、前後は激しくボケます。しかもそのボケ味が意外なくらい素直で綺麗です。近距離になるとピント精度はどうかな?と心配しましたが、それも問題ありません。

 ただし歩留まりは高くありません。失敗のほとんどはブレです。上の寄りカットもほとんど微ブレしています。手ブレと被写体ブレ(風が結構吹いていましたので)のあわせ技だと思いますが、撮影倍率が上がるだけに、本来は手持ちが無理な領域なのだと思います。

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 で、結局メジロには会えませんでした。まったく気配なし。同じようにヒヨドリもムクドリもいません。

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 写真を撮りに来た人はたくさんいました。が、私の異様な機材を見ておじいさんが一人「それ何ミリですか?」と声をかけてきました。「450mmなんですけど、メジロでもいるかと思って...」と言い訳気味いに答えてしまいました。

 するとおじいさんの横にいた女性が「メジロはこの時間はもういないんじゃないかしら?」とのアドバイス。そうなのかな?と思ってグーグルに聞いてみると、確かに午前中のほうが確率が高いそうです。なるほど... そういう基本的なところを調べていないことを反省しました。

 河津桜はもういいので、次はソメイヨシノを待ちたいと思います。もうあと一ヶ月以内ですかね。

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